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Posted by あしたさぬき.JP at

石原代表の作品展示

2012年01月11日

石原代表は粘土細工も得意です。
5年前に脳梗塞で失語症と利き手の右手足にマヒが出て、
リハビリのため粘土細工と絵を始めました。

どちらもすごく上手ですピカピカ

左脳を摘出したため、高次脳機能障害も残りましたが、
そのお陰でものすごい集中力ができたそうです。
脳のダメージで様々なことが困難になりましたが、
逆に
熱中すると我を忘れて製作活動に専念する能力ができたのです。

そして、今まであっても気付かなかった感性が目覚めたのでしょうオドロキ

病気になる前は全く縁のなかった
絵や粘土細工で素晴らしい作品を作るようになったのです。
人間の脳ってホントすごい!!

病気やケガで障害が残ることは残念なことではありますが、
全てが前より悪くなるワケではなく、
それをカバーするために新たな能力が生まれるんですねアップ





さぬき市天野峠にある
喫茶「MUU」で展示しています。

ある日突然、生活の全てが一変した石原代表が
無心になって作った粘土細工です。
心を打つものがあります木

  

Posted by 0-た at 20:51Comments(6)活動報告

初出荷してきました!

2011年12月26日

先週四国新聞にも紹介していただきましたが、
来年1月から
お遍路さんのお土産「杖のあと」の試験販売がスタートしますピカピカダッシュ



本日、出来たての販売用「杖のあと」2種を
志度の円通寺さんに納品してまいりました(ドッキドキ~~~汗

そしたら円通寺さんが
「新聞に載ったのでさっそく問い合わせがあったよ~ぉ」
と、教えてくれましたオドロキ

興味を持ってくださった人がいたんだな~、ありがとうございますメロメロ

円通寺さんは「元旦から売るよー!」とおっしゃってました。
よろしくお願いしまぁ~~~~す太陽

金剛杖(五輪彫り)+手描き絵手紙1枚+菅笠セット  700円

金剛杖+絵手紙2枚(印刷)+菅笠セット       500円
  

Posted by 0-た at 20:48Comments(1)活動報告

四国新聞に掲載されました!!

2011年12月23日

先月取材をしていただいた記事が
今日、掲載されましたピカピカ

お遍路さんのお土産「杖のあと」作りは、
竹作業以外は、自宅だったり、福祉施設だったりで
現場を見ていただけるところが少ないのです汗

本当は、一生懸命描いてくれた絵手紙たちも
もっとPRしたかったのだけど、
またの機会を待つとしましょう(*^。^*)。



お遍路さんに手作り土産/さぬきの障害者ら
遍路旅の思い出にどうぞ―。香川県さぬき市の障害者団体「たんぽぽの風企画」(石原龍仁代表)が地元のお年寄りで組織するグループらと協力し、歩き遍路に欠かせない金剛杖(づえ)を模した竹製のミニ金剛杖と、折り紙で作ったミニすげがさをセットにしたお土産作りに取り組んでいる。商品名は「杖のあと」で、来年1月中旬から市内2カ所で販売を始める予定。

 たんぽぽの風企画は、昨年5月から旧志度小学校末分校(同市末)の施設を拠点に、障害者の自立や就労支援を目的とした活動を展開。市内に遍路旅を締めくくる上がり3カ寺(志度寺、長尾寺、大窪寺)があることから、今年6月からお遍路さんをターゲットにしたお土産の製作に着手した。

 お土産作りには、趣旨に賛同した竹細工愛好家グループ「さぬき竹友会」などが協力。歩き遍路で共に旅した金剛杖を結願寺に奉納するお遍路さんが多いことをヒントに、2種をセットにした記念の飾り物を考案した。

 製作は7月から週1回実施。同風企画のメンバーは竹細工愛好家と共に、専用の機械で竹を短く切ったり、商品に添える絵手紙を書くなど一点一点に思いを込めながら作業に取り組んでいる。

 ミニ金剛杖は長さ20センチ・幅6ミリ。上部に鈴を付けたほか、「南無大師遍照金剛」のはんこを押している。価格は絵手紙付きで700円(500円で販売する簡易版もある)。計200セットを円通寺(香川県さぬき市志度)と平賀源内記念館(同)で販売を始める。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/locality/20111223000127


いやぁ、本当に地域の人たちが協力してくれるのでありがたいですピカピカ

販売場所の確保をどうしようかと、悩んでいたのですが、
お土産を見てくれた人たちが、あれこれ世話をしてくれて、
話を通してくださったのです泣き

今回1月からの試験販売をお願いした
圓通寺さんや平賀源内記念館さんのように、
お寺や文化施設が販売に協力してくださることは、
本当にすばらしいことです!!

地域の新しい繋がりができました木

歴史、文化、信仰は、地域みんなの宝です!
大切な先人からの贈り物は、地域をひとつにしてくれます。

4月からは、更に販売箇所を増やす予定なので、絵手紙、杖の飾り付け、菅笠折り紙の本格稼働準備中ですダッシュ

多くの人たちがお土産作りに参加してくれますよ~~~太陽  

Posted by 0-た at 20:05Comments(2)活動報告

四国霊場開創1200年記念

2011年12月22日

平成26年は、四国霊場ができて1200年にあたる年だそうです。
弘法大師が42歳のときに四国88か所霊場を開創されたそうです。

考えてみたら、私もこのあたりの年齢で、今の生き方を思い付いたような気がします木
周りの人たちも、案外この年齢あたりでいろいろと心にさざ波が立つみたいです。
1200年も昔の人も同じだったのかなぁ…、と考えるとなんだか不思議な気持ちナイショ

体が急に宇宙に飛び出した感覚になりましたピカピカ

先日行った志度寺で、1200年記念のお話を聞きました。
「地元の人の8割は知らないだろう・・・。」と残念そうに話されましたダウン

いつのころからか、信仰や習わしが生活の中から消え、遠い存在になってしまいました。
かく言う私も、年寄りの言葉や迷信が古臭く、煩わしく反発して育ちました。
「トイレの神様」なんて歌が流行ることが信じられない、気がしました。



日進月歩の時代を過ごし、
気がついたら経済や国勢に陰りが出て、人も自然もあっちもこっちも寂しい限りで・・・。
今頃気づくのも遅すぎなんですが、
お土産事業で手にしたおばあちゃんたちの言葉に
心を揺さぶられてしまいました。


四国に生まれて、見慣れて何も感じることもなかった「お遍路さん」について
改めて考えるよい機会です。
多くの人に1200年記念について関心を持ってもらいたいと思いました。

「癒し」や「自分探し」と誘われる四国遍路ですが、
1200年の歴史を正しく理解し、「生きる」とは何かを見つめるキッカケになればいいと思います。

志度寺にも、「被災地の復興」を祈願される方がとても多くいらっしゃるとのこと。
四国遍路に個人主義、自己責任は似合いませんピカピカ
大きな災害に心を痛めても、何もできないもどかしさの中、
四国には、1200年も続く祈りをささげる場所があるのです。
1200年の間には何度も同じように祈りをささげた人たちがいたことでしょう。

人間は自然世界の中のひとつでしかありません。
私たちもまた、未来の人たちのために、お遍路の文化を残してあげなければならないのだなぁ、と
感じたのでありますスマイル

  

Posted by 0-た at 20:31Comments(2)活動報告

ミニ金剛杖グレードアップ!!

2011年12月17日

みんなで作るお遍路さんのお土産開発プロジェクトも、
いよいよ販売に向けて動き出していますダッシュ

いろいろな人に意見を聞いて、製品を検討してきました。

お寺の御住職の一言。
「金剛杖の頭部の刻みを、もっと四角にしたら、もっと五輪塔らしくなるんじゃけどなぁぁぁ」

ううう~~~ん、・・・そりゃぁ、そうかもしれないけど、かなり大変な加工だな~~~ガーン

たぶん、竹師匠たちの手に掛かれば、よりリアルなミニ金剛杖は出来るはずだけど、
大変な技術と手間がかかるし、販売数を考えるとちょっと無理っぽいな~ダウンタラーッ

と、思いつつ、
岡田師匠と木内師匠に一応、報告パー




やっぱり出来ちゃってるのよね~オドロキ
小刀で、切り目の角を一つづつ刻んでいきます。



五輪部分は四面四本の切り目があるから、全部刻むと16ヶ所削らないといけません汗
めちゃめちゃ細かい!!、ものすごい手間!!泣き

師匠たちの技がスゴイのは分かるよぉ、
でも、全ての商品にこの作業を入れるのは、絶対ムリやろう~~~ダウン
止めるんなら今やで!!
あきらめた方がええんちゃうんな?!

と、言っても、職人魂が納得しないパーンチ


お遍路さんの持つ金剛杖には弘法大師が宿る、と言われています。
険しい遍路道を旅する時、危険と孤独と闘うお遍路さんにとって、
金剛杖は命を支える大切な道具です。

頭部には五大思想の五輪が彫られています。
五大思想とは、インドの古代思想で宇宙を形成する5つの要素(地 水 火 風 空)を意味します。
人は、宇宙の一部であり、死ぬとまた宇宙に帰る。

五大思想については以前、ブログにも書きましたスマイル
http://kazenotayori.ashita-sanuki.jp/e427424.html

金剛杖は旅の途中に倒れたお遍路さんの卒塔婆になるのです。



竹師匠たちは、気の遠くなるような、五輪部分の彫り作業を
黙々とこなします。

「めんどうくさい」とか「割りに合わん」とか「見えん部分やのに手ぇ抜いてもええやん」・・・とか
そんな風に考えたらイカンのやな・・・。
竹師匠たちに失礼してしもた。
反省や泣き

中途半端にせず、出来ることは手間を惜しまずトコトン心を込めてやるっピカピカ
感動、感動。
きっと、この心意気は、お遍路さんに伝わると信じます。
千年続くお遍路文化に恥じないお土産が出来そうです太陽




  

Posted by 0-た at 21:01Comments(2)活動報告

WEB担当K君のメッセージ

2011年12月14日

多田副代表が昨日報告してくれたように、
「杖のあと」発売記念品をお世話になった方々に配布しています。
配布の際に、送り状とたんぽぽの風企画のWEB担当K君のメッセージも添えています。
K君は以前このブログにも自身で記事を投稿してくれましたが、
難病の筋ジストロフィで、最重度身体障害者の若者です。

K君は独学でパソコンを学び、
たんぽぽの風企画のWEB担当として、HP、ツイッターなど、大活躍してくれていますピカピカ

その彼のメッセージを記念品といっしょに手渡しています。





ありがとう!!みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」

たんぽぽの風企画    Web担当 S.K
(さぬき市在住 重度身体障害者)

「杖のあと」は、地元の竹愛好家の会の方が、
竹を採ってきて一つ一つ手作業で金剛杖のミニチュアを作り、
高齢者や障害者が手作りの絵手紙を描いて添えて、手作業で袋詰めして完成です。
単に機械で既製品を生産するのではなく、たくさんの方の熱意のこもったものです。
「大量生産大量消費」ではなく、作る人も幸せになれる、言うなれば「少量生産大量幸福」をめざしています。

今、「幸福度」や「ソーシャルビジネス」、「絆消費」などが注目されつつあります。
従来の「成果」を重視する働き方、経済的価値に重きを置く考え方を改める時期だと思います。
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」によって、
地元竹産業の再生、高齢者・障害者、ひきこもりの方などの地域とのつながるきっかけ、雇用の創出、お遍路を中心とする観光業の発展に貢献し、
今日本が抱える地域社会の問題解決のモデルケースになると、私は確信しています。

そのために、私達の想い・情報をどんどん発信してまいります!
最後になりましたが、関係各位の方への感謝とともにこれからもご協力よろしくお願い申し上げます。





K君は重度の障害のため、外出がままならず、
私たちも数回しか会いに行けてません汗
それなのに、K君は、活動やお土産事業についてよく理解し、
地域社会、日本全体の将来にについて、本当によく見、よく考えています。
そして、障害者の問題だけでなく、社会全体が良くなることを願って、
自分の出来ることをどんどんやっていこうと、決意してくれました。


私たちメンバーは、このメッセージにとても勇気づけられましたアップ

閉塞感いっぱいの世の中だからこそ、
弱い立場の人たちが、縮こまらず、
助け合い、補い合って積極的に生きていくことで、
周りに勇気と元気を与え、未来を明るくしてくれると思うのです。

障害者や高齢者が元気な街は、全ての人が元気な街なのです!!  

Posted by 0-た at 17:37Comments(0)活動報告

日本一やさしいお土産「杖のあと」発売記念品

2011年12月09日

みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」の発売を記念して
記念品を作りました。
今春、
「さぬき市は四国巡礼の結願地なんだから、それにふさわしいお土産を作ろう!」と
ちょっとした思い付きで始めた
在宅障害者のための「みんなで作るお遍路さんのお土産開発」。

試作品の段階で、
さぬき市おへんろ88ウォーク実行委員会様から
イベントの参加記念品にしたい、と
お話をいただき、
あれよ、あれよ、と言う間に
多くの人の御協力をいただき、必死で作って、無事イベントの日に間に合わせる事ができました泣き

その泥縄作業にも関わらず、
皆さん、あたたかく応援してくださり、
周囲の人にも頼んでくれたり、応援を呼んできてくれたり、と
ひとの優しさに支えられて、ここまできましたピカピカ

本当に多くの人に助けていただきました。
目に見えない力を感じました。
「同行二人」、お大師様の力なのかも。

そんな皆さんに、感謝の気持ちを伝えようと、
「杖のあと」発売記念品を作りました!!





来年のカレンダー付きです!
絵手紙は印刷ですが3枚組です。
絵手紙作りに参加された方も、御自分以外の人の作品も見たかっただろうと思って。
お土産作りに参加した方は、88ウォークに参加できない人が多いので、
本物の「杖のあと」の代わりに
こちらの記念品をプレゼントしたいと思いますハート

金剛杖は薄い竹ヒゴに鈴を付けただけですが、折り紙の菅笠も添えました。
これも全て手作りです。

来年からは腰を落ち着けて、製作・販売に努めたいと思います。
皆さん、引き続きステキな作品をよろしくお願いします晴れ

  

Posted by 0-た at 17:50Comments(2)活動報告

本格販売用「杖のあと」竹採取

2011年12月08日

みなさんこんにちは、今日の香川(うどん)県は先程まで雨でしたが、今は太陽が顔を出しています。
さて先日私達は、さぬき市鴨部(かべ)のとある山に登り竹を採取してきました。

この写真は、竹採取の間に休憩をしている「竹友会」の皆さまです。
この日はほんとにたくさんの竹の先生がいる「竹友会」のみなさんが集まってくれました。

この写真にいる人はほぼみなさん参加したのではないでしょうか??
さて始めは軽四トラックの荷台がまだ見えていました。

ですが竹の採取が終了してみると・・・

そうなんです。荷台からはみ出すほどたくさん採取できました。
その後竹はすべて末の「たんぽぽの風企画」に運びこまれました。
しばらく乾燥をさせてから使用するそうです。


さて今日ブログを見た方は気づいたかも知れませんがいつもはO-たが責任も持ってUPしていますが・・・
本日はなぜか私副代表多田がUPしています。皆さまのご感想心からお待ちしております。
今後とも「たんぽぽの風企画」をよろしくお願いします。


  

Posted by 0-た at 16:15Comments(1)活動報告

作る人がハッピーじゃないとダメなんです!

2011年12月04日

たんぽぽの風企画の
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」は
障害者や高齢者、その家族や地域の方などなど、
いろいろな人が作るお土産で、
地域の歴史文化を身近に感じながら、地元の発展を願って開発しました。

お遍路とは、そもそも健康で裕福で心が満たされている人たちのものではありません。
様々な重荷を背負い、お大師信仰や地元の人たちのあたたかなお接待にすがり、
険しい山道を辿る、長い旅なのです。
四国をループのように廻るのも、特徴のひとつです。
人は、お遍路の旅を終わりのない人間の性にたとえ、
自分の人生に重ねて歩いたのだと思います。



この「杖のあと」、
実は開発途中で大量注文をいただき、
泥縄状態で慌てて製品化したものです汗

デザインも内容も作る人もきっちり考える間もなく、
がむしゃらに納品に向けて作った割には、
とてもステキなエピソードや意外な展開もあり、
製造過程は、人の優しさにあふれ、
世の中捨てたもんじゃぁないね~~~、と何度も感じましたピカピカ


この「杖のあと」についている絵手紙は、
なるべく多くの人に参加してもらうために手書きで通してきました。
しかし、それは今後の本格販売を考えると無謀だと思えるし、
一生懸命描いた絵が手元から無くなってしまうのは忍びがたい気もしました。
そこで、「杖のあと」をいくつかの種類をつくって販売しようかなと考えています。

本当に世界で一つしかない手描きの絵手紙と手間暇かけた竹製ミニチュア金剛杖のセットと
印刷した絵手紙を何枚か組にして、さらに金剛杖も少し工程を簡素にしたもののセット、
の2種類を値段を変えて販売することにしました。
そうすれば、もっとじっくりと絵を描いたり詩を考えたりすることができるし、
手元に原画が残るので、機会があればいろいろな場所で展示することができますチョキ


ところが印刷屋さんとそのことで相談すると、
普通は一枚の原稿をなるべくたくさん印刷してコストを下げようと考えるのに、
「なるべく多くの原稿を、なるべく少なく印刷する」という全く逆のパターンになるので、
見積もりが難しい汗とのことでした。

そりゃ、そうだろうーねー(;一_一)、もっともな話です!

だけど、私たちはそんな常識につきあってはいられないのです。
今の常識に合わしていては今まで通りのことしかできないのです!!
それではいつまで経っても、障害者や高齢者の立場は変わらないのです怒ってるぞ

なるべく多くの人に絵を書いてもらいたい、地域社会に参加してもらいたい、
そのためにはヘンテコなことをどんどんやっていかないといけないのです。

そんなワケで、なんとか折り合いのつく範囲で印刷絵手紙入り「杖のあと」も割安価格で販売することにしましたパー

先月、お土産作りに参加してくださったボランティアの方も含め、
いろいろな方にお話をお伺いしましたが、
皆さん、
「作るのが楽しかった」「元気が出てきた」「勇気がわいてきた」「お大師様に喜ばれた」と、これからも続けたい、とおっしゃってくれました。

現代社会は、お客様へのサービスと称して、製造現場や下請けをいじめるようなことを平気でしています。
100円ショップでも、なんでこれが?と思うような品が100円です(@_@;)。
作っている人の事を考えると素直に喜べません・・・。


ですが、
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」はそれではダメなんです!!
四国霊場をひとつひとつ想いを込めてお参りしている人が買うお土産です!
作る人が辛い思いをしていたり、理不尽な目にあっているのでは、お土産が泣いてしまいますガーン

作る人が楽しくて、生きる喜びを感じ、買ってくださるお客様に感謝の気持ちを込められなければ
「お遍路さんのお土産」にはならないのです。
お土産を買った人も幸せになるようなお土産作りをしたいのです!!  

Posted by 0-た at 13:44Comments(3)活動報告

四国新聞の取材を受けました。

2011年11月17日

今日は、
お遍路さんのお土産「杖のあと」の製作現場を
四国新聞の記者さんが取材に来てくれました。

「杖のあと」は在宅の障害者や高齢者が作業できるよう開発したお土産品です。

なので、
たんぽぽの風企画の作業場で集まって作るということがありません。

が、
今日は竹作業の日だったので、
竹友会の皆さんの竹製のミニチュア金剛杖作りと、
石原代表と小島さんの絵手紙作りをしている場面を撮ってもらいました。

実は、
石原代表は数日前から体調がよくありませんでした。
石原代表は、脳梗塞のため失語症になりました。
症状が落ち着いているだけで、病気が完治した訳ではありません。
常に健康管理が最優先です。

取材の予定が以前から入っていましたが、
病院に行かなければなりません。

代表者が不在になるかもしれませんが、
と、お断りしての取材でしたが、
石原代表は、
病院を終えてすぐに、作業現場に駆けつけました汗

そのお陰で無事に
石原代表は絵手紙作り、
多田副代表は金剛杖作り。
シッカリ作業現場を写してもらいましたカメラ



「杖のあと」も美しく撮ってもらってましたピカピカ

障害者や高齢者は病気がちです。
活動制限や、食事制限、通院やリハビリは生活の一部です。
若くて健康な人のように仕事をすることはできません。
自分の体を一番に考え、痛みや病気の進行と闘っています。

そうした生活の中で、
出来る範囲で働き、社会の一員として当たり前に暮らす事が
病気や障害に立ち向かう大きな力となるのです。

無理をせず、
体調に合わせて働くスタイルを考えていきたいと思っています。





四国新聞に記事が載るのはいつ頃かな?
まだ分かりませんが、
お土産作りに参加した人たちは、きっと記事を見て喜んでくれると思います。
楽しみ~~~太陽


  

Posted by 0-た at 20:55Comments(0)活動報告

人のやさしさに不覚にも涙・・・。

2011年11月09日

さぬき市合併10周年記念「おへんろ88ウォーク」も無事に終わりました。


私たちの作ったお遍路さんのお土産「杖のあと」も受付で配られましたニコニコ

家族で参加した人が、
家族それぞれの「杖のあと」の絵が違っているのに気付いて
見比べていました。
ほほえましい風景でしたハート



大山市長さんも大窪寺までの26キロを歩きました。
ゴールのあいさつで、この日の参加記念品を作った「たんぽぽの風企画」について触れてくれることになってました。
残念ながら、その日私は別用があったので
ウォークに参加できず、その話が聞けませんでした、残念(>_<)。
(歩くのがめんどくさかったからではありませんワーイ

そして、納品もイベントも無事に終わり、
お土産作りに協力してくださった障害のある方や高齢の方々にお礼のあいさつに回りました。
みなさん、絵を描いたり、塗ったり、楽しかったハートと言ってくれました。
そして、これからも、このような仕事があったら嬉しいアップと言ってくれましたピカピカ


さぁ、これから試験販売・本格販売に向けて再スタートです!!


これまた、地域の皆さんの応援と計らいで、
すばらしい販売場所を次々と紹介してくれます泣き

お土産「杖のあと」をじっくり見て、
たんぽぽの活動について、真剣に耳を傾けてくれます。

「いいですよ、そういうことなら、どうぞここに置いてください木

あたたかい言葉をかけていただき

不覚にも涙を流してしまいましたダッシュアップピカピカ

地域の皆さんが、本当に地元を大切に思い、みんなと繋がり、役立ちたいと考えている事が伝わります。

お土産を作る人が楽しくて、
応援してくれる人たちが優しい気持ちになれて、

地域の歴史文化が、そこに住む人たちにとって
どんなにすばらしい先人たちの贈り物であるか、
身に染みて感じられるのです。

あああぁぁ、思いだして記事を書いていても
胸が込み上げてきまするるる~~~~汗  

Posted by 0-た at 10:31Comments(4)活動報告

タダノハートフルポケット

2011年10月27日

本日、㈱タダノのタダノハートフルポケット様から
寄付をいただきましたメロメロ

タダノハートフルポケットとは、
毎月タダノの社員の方が給料から100円づつ積立て、
さらに同額を会社がプラスさせて、
年2回福祉事業などをしている団体に寄付をする事業です。

たんぽぽの風企画は、
ほとんど実績もなく新しい会なので
全く自信がなかったのですが、
推薦していただき、選定してくださいました泣き
本日無事、贈呈式を行いましたピカピカ



タダノの企画管理総務部の方が2名お出でてくださり、
あたたかいお言葉と御寄付を頂戴いたしました晴れ

たんぽぽの石原代表が失語症で御挨拶が難しいので、
代わりに副代表のT田君(軽度知的障害)があいさつしました。
この日のために、一生懸命読み原稿を作り、
何度も手直しし、練習をしていました。

立派なあいさつでしたよピカピカ



T田君のアイデアで感謝状も作りました。
竹友会の木内さんの竹工芸品を記念品としてプレゼントしました。
佐々木師匠もかわいい竹製のてんとう虫のキーホルダーをプレゼントしました。

タダノの方もとても喜んでくれました。
なんだか、とてもほのぼのしたいい贈呈式でしたハート

式の最後に
たんぽぽの広報担当
泉たけしさん(筋ジストロフィ)の「感謝の言葉」を読みあげました。
様々な困難に直面し、希望を失いかけても、それでも挑戦していこうとする障害者の姿と
寄付に対する感謝の気持ちがしたためられていました。
 
タダノハートフルポケット様、本当にありがとうございました!!



大切に使わせていただきます泣き

  

Posted by 0-た at 21:07Comments(1)活動報告

竹友会のみなさん

2011年10月24日

お遍路さんのお土産「杖のあと」の
竹製ミニチュア金剛杖を作り上げて、
さらに、依頼の有った「鯛のウロコ取り」の製作もだいたい片付いて、

まだまだやることがいっぱいですオドロキ

竹友会の本当の仕事は、
竹の普及啓発晴れ

イベントなどの竹細工体験コーナーで子どもたちに、竹トンボなどの作り方を教えます。
その材料作りが忙しくなりました。
何種類もの竹のおもちゃを作るので、いろんなパーツを作らなければなりません汗



国産の竹が廃れていく姿に心を痛め、
竹の良さやすばらしさを多くの人に再認識してもらう活動こそが
竹友会の使命ですパーンチ
竹が放置され、山が荒れ、里山の景観が損なわれてしまい、
そのために起こる様々な問題も深刻になってしまいました。

このことに関心を持ち、真剣に考えようとしている人がどれほどいるのでしょうか?
田舎はいいな~~~、とのんきに思っている人がどれほどいるのでしょうか?
山は手を入れていたから自然と人間は共存できていたのです。
「手つかずの自然」が田舎にあるワケではないのです。

そのことを、竹友会の人たちは教えてくれます。







手製の竹加工用道具たち泣き

自分にあった、ジャストフィットの道具です。
竹細工のような手仕事は、「売ってなかったら自分で工夫して作る」ことが当たり前の世界です。
現代人に忘れがちな事ですな・・・。

私たちの暮らしも、そうでありたいと思います。
自分たちに合った暮らしを自分たちで工夫して作っていく・・・。
まずはヤル気になることですな~~~ダッシュピカピカ  

Posted by 0-た at 15:37Comments(0)活動報告

シール貼りに行ってきました(^O^)/

2011年10月22日

私たちの作ったお遍路さんのお土産「杖のあと」は、
無事さぬき市教育委員会に納品されました。




最後の仕上げは、
「杖のあと」の外袋に「さぬき市合併10周年記念事業」のシールを貼ることですピカピカ

市役所の方といっしょにペタペタ貼りましたニコニコ
市役所の方は作業慣れしていて、早い早い汗

あっという間に貼り終えて、次の作業にダッシュ

よく働くわ~~~アップ



「へんろ88ウォーク」の幟の準備も完成して、いよいよイベント近しですワーイ

みんなに喜んでもらえるのかしら・・・。
とてもとても不安ですタラーッ

多くの人の力と心がこもっています。
どうか皆さん、よろしくお願いします~~~~

  

Posted by 0-た at 18:42Comments(4)活動報告

デビュー間近だよ~~~、ドキドキ!

2011年10月21日



ラスト300枚を



T田君が記録して





石原軍団(石原代表の親衛隊)によるパッケージ作業フル回転アップダッシュ



こうなって、



こうなってオドロキ

そして、そして!!


11月3日(文化の日)、
さぬき市お遍路ウォークイベントの参加記念品として配布されま~~~す!!  

Posted by 0-た at 19:33Comments(2)活動報告

これからの活躍に期待!

2011年10月15日

「みんなで作るお遍路さんんお土産開発事業」。
無事納品日を迎えられそうな予感です。

さて、これからどうやって多くの人に知ってもらえばいいのか???

これからが本当のチャレンジの始まりですパーンチ

経済至上主義、
「お客様の喜ぶ顔」、の裏で泣かされている弱い立場の人たち。
お客様は本当に本当の神様なんだろうか・・・。

こんな世の中にどうやって切りこんでいけるのか、
全く新しい発想で挑んでいかなければダッシュ





そんな私たちにまたまた強力な助っ人がっ!!オドロキ



さぬき市在住の木村君です晴れ

難病の筋ジストロフィです。
彼は独学でITの技術を身につけています。
マウス捌きも鮮やかです!!



たんぽぽの風企画のHPを担当してくれます。
ステキなHPにリニューアルする日を楽しみにしています。
シッカリ実践的な技術を磨いて、どんどん羽ばたいていって欲しいですピカピカ

前回の記事にも登場したT君同様、
若い二人には、これからの未来が明るく開けたものになるよう
十分能力を発揮して活躍して欲しいと思います。
私たち一同応援していきます!!

よろしくお願いします太陽  

Posted by 0-た at 15:30Comments(3)活動報告

壮観だね!

2011年10月14日

いよいよ納品に向けてラストスパート!!ダッシュ

お遍路さんのお土産「杖のあと」、




全て手描きの絵手紙1000枚!!



竹の採取から始まったミニチュア金剛杖1000本!!

本当に、本当にたくさんの人に協力してもらい、
応援してもらい、
助けてもらって、
出来上がった作品泣き

別れの時が近づいてきて、
今、とても寂しい気持。

身体障害、精神障害、知的障害、高齢者、ひきこもり、そして家族、そして地域の人、ボランティアの人、なんちゃでない人、
いっぱい、いっぱい、感謝です泣き

いろんな人と出会えたし、いろんな人の才能、感性に触れられたし、
教えられたし、励まされたし、
出来てみたら、

楽しかったぁ!

そして、みんな喜んでくれたピカピカ

自宅で描いてくれたり、施設で描いてくれたりで、ほとんどの人と顔を会わすことがなかったけれど
出来上がった作品を手に取ったら、その人に会ったような気になったスマイル

絵手紙も、4人以上の合作あり、夫婦の合作あり、親子の合作あり、で
どれも素晴らしい作品に仕上がってますピカピカ

もちろん金剛杖も、手間暇かけて何人もの人の手に渡り出来上がっています太陽

どの作品、金剛杖をとっても、離れがたい愛着を感じていますタラーッ

これらはひとつひとつ袋に入れられ、チリヂリバラバラになっていくんだ~ね~・・・・。
大事にしてもらえよぉぉぉぉ!!







T田君が、記録係ですよニコニコ
めちゃめちゃコキ使われてま~~~すたぬき  

Posted by 0-た at 15:21Comments(2)活動報告

反応アリ!!

2011年10月08日

志度駅にある観光案内所に、たんぽぽの風企画の
お遍路さんのお土産「杖のあと」を飾らしてもらってました。

以前スタッフの人に、
「障害者や高齢者が中心となって、地元住民たちで
地域の観光を盛り上げようと、お土産を作りました!」

ひょっと、問い合わせがあったときのためにお知らせします、
と置いて帰ったのです。

今日、地元のお祭りで太鼓台を押している時、
携帯電話が鳴って、「はーい、もしもし」と出ると

観光案内所の方からでした。

「今、お客様がおいでてるんですが、
杖のお土産が欲しいとおっしゃっています。」アップ
との話でしたオドロキ

とても嬉しかったのですが、
まだ見本の段階で、正式に販売をしていない状態です。
観光案内所に飾ってもらった品も、パッケージが未完成のものです。

売ることはできないので、
お接待の気持ちとして、お持ち帰りいただきました。

小さな出来事ですが、とても、とても大きな出来事だと思いましたピカピカ

「杖のあと」は作る人が幸せになるお土産です。
地域に住む御縁、人との御縁、お遍路文化との御縁。
いろんな御縁を感じ、感謝して、お土産を作るのです。

そんな「作り手のためのお土産」に魅力を感じてもらえるかどうか、

ひょっとして全然売れないかも・・・タラーッ
・・・そんな不安も少なからずあったりしますダッシュ

納品日が近付き、ちょっぴり気弱になっていた自分ですが、

その後太鼓台を押す力が増したことは言うまでもありませんガッツ





  

Posted by 0-た at 21:11Comments(7)活動報告

お次の仕事もサ~クサク!!

2011年10月06日

お遍路さんのお土産「杖のあと」。
竹製ミニチュア金剛杖は、無事納品数をクリアして

ヤ~~~レ、ヤレ木

さて、のんびりする間もなく
竹師匠たちの次の仕事ダッシュ

春から注文のあった
鯛の浜焼に使う、竹道具。



ウロコ取り。

日本の竹を使って様々な用途に加工する
「竹職人」の姿がどんどん消えていきますタラーッ
このかわいらしい味のある竹製の小物も、
県外のある竹職人が手作りで作っていました。
御高齢で作れなくなったそうです。

もちろん香川県内にも、そんな竹職人は絶滅しています。

そこで、たんぽぽに集う
竹師匠集団「さぬき竹友会」に依頼が!

瀬戸内海の魚料理「鯛の浜焼」の
お取り寄せ用の箱詰めの中に
このウロコ取りが添えられるそうですさかな

これが、プラスチックだったら興醒めガーン
ちょっとしたことですが、伝統の瀬戸内料理を引き立ててくれますね。
数量が少ないので、海外生産もできないそう。
やはり、どうしても地元の竹と加工技術が必要な場面があるのですピカピカ





細く割った竹ヒゴを熱した鉄パイプで曲げ、
凧糸で締めこみます。これも特殊な技アリオドロキ
それぞれ役割分担で、サクサク作り上げていきます。

隣の部屋では、
石原代表の親衛隊「石原軍団」の御婦人たちが
金剛杖の飾り付け作業中晴れ

こちらの部屋では
ダンディ師匠集団の竹作業ピカピカ

男組、女組で、男女共学ではありませんよ~~~ワーイ

さて、石原代表はどこで絵を描いているのでしょうか?

ふふふふ、さすがに女組には入れないのか、
男組の部屋の隅で、せっせと絵手紙を描いていましたダッシュ
  

Posted by 0-た at 20:15Comments(6)活動報告

石原軍団(女性ばっかり)

2011年10月04日

今週のたんぽぽの風企画は
とてもにぎやかです晴れアップ

以前にこのブログで紹介した
石原代表の応援団(女性ばっかり)が
お遍路さんのお土産「杖のあと」作業のお手伝いに来てくれているのです。

まさに

石原軍団

ものすご~~~く、作業がはかどっています泣き

あまりの早さに
写真を写す間もありません汗(ウソ)。
とにかく口も動くが手も動く!!

本当にありがたくて涙がでそうです。

楽しく作業しながら、
「社会は厳しい!、未来は厳しい!なんでもかんでも厳しい!
とばかり言われたら、社会に出るのが恐ろしぃ、って言う人も出てくるぇ、
私たちは『そんなことないよ、恐くないところもあるからね、安心しまいよ木
っていうことを示したいんです太陽。」
と話しました。

すると、応援団の人が
「ほんとうやねぇ・・・」としみじみ賛同してくれました。

障害のある人たちは、ただでさえ厳しい状態と闘っているのです。
それを更に、「社会は厳しい!」と言って、無理を強いてはあんまりですタラーッ

その人、その人の得意なモノや可能なモノを
上手に活用できる環境(仕事)を作って、のびのびと暮らせるようにしたいのです。

それは、健常者が法律や制度の中で考えるのではなく、
当事者が意見を出し合って探せば、方法は必ず見つかると思うのです。

まずは「みんなで作るお遍路さんのお土産」ですなパーンチ
ええ感じで事業が進んでおりますスマイル
人と人との距離がどんどん縮まっていきます。



今日もたんぽぽの風企画では
障害のあるなし関係なく、楽しくにぎやかに作業が進みました。
  

Posted by 0-た at 21:10Comments(0)活動報告