この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  

Posted by あしたさぬき.JP at

志度音楽ホール展示準備

2011年07月29日



いよいよ初披露の
お遍路さんのお土産「杖のあと」太陽

サンプルを作っても作っても、
あっちこっちで配っているのでなかなか展示用のものができません(>_<)。


高松のかがわ総合リハビリテーションセンターの
就労訓練施設に作業の説明に行きました。

利用者さんの年齢層はマチマチですが
やはり地元の文化「四国遍路」を知らない人はいません。
地域の隅々に浸透しているんだな、と感じました。

「たんぽぽの風企画」は、
去年のリハセン訓練卒業生の石原さんが作った会であること、
障害者の就労が難しい現状にあるため、自宅でできる仕事を作ったこと
を説明するとびっくりしていました。

お遍路さんの持つ金剛杖の意味や
「南無大師遍照金剛」の意味についても説明すると
「杖のあと」はいいお土産だね、
と利用者の方にも言ってもらえました。

障害の程度や好みで
それぞれの作業に挑戦します。
慣れないミニ鋸やカッター、リボン結び(なぜか縦結びになる汗)などなど
頑張って練習しました。

四国に住む人にとっては
やはり遍路は身近で、尊い存在でもあり、ふるさとの大切な宝もの、
という気持ちが知らず知らずに根付いています。

一生懸命、心を込めて作ってくれたリハセン訓練の金剛杖も
明後日の志度音楽ホールのイベント会場で展示します太陽
まだスッキリ美しい仕上がりにはなっていませんが、
試験販売開始までには練習を繰り返して、お遍路さんに喜んでもらえるものに仕上げたいと思います。



会場設営の打ち合わせに行きました。

たんぽぽの風企画代表の石原さんは絵手紙作りの実演を、
リハビリセンター訓練時代の仲間だった人が竹作業の実演をします。

打ち合わせに来ていた市内の福祉施設の人が
「杖のあと」を見て、
「利用者さんが作ったんですか?」と聞いてきました。

いいえ、このお土産は在宅の障害者や高齢者のために作ったものです!
自宅で作業ができて、地域の中で暮らすための事業です!!
と答えました。

一瞬キョトンとした顔をしていましたが、
「へ~~、それはいいピカピカですね」
と感心してくれました。

施設でもない「たんぽぽの風企画」が
福祉の制度を全く使わず、ものを作って販売することは
とてもとても珍しいことなんでしょうパンダ
だからと言って、施設単位でないと売り物が作れない、ということはないと思うのです。

家族や地域の人たちに手伝ってもらいながら
みんなで作れば、なんだって作れるんですパーンチ
「杖のあと」はそうやって作ったお土産品です!!  

Posted by 0-た at 17:56Comments(3)活動報告

とうとう初披露\(◎o◎)/!

2011年07月24日

たんぽぽの風企画が社運(?)をかけた事業!
「みんなで作るお遍路さんのお土産事業」

しつこいようですが、

地元の竹で、地元の人が手作りしたお遍路さんのお土産品

ミニチュア金剛杖

「杖のあと」

お披露目の日が決まりました!!太陽



このイベントは、
志度町時代のテアトロン音楽祭を復活させるための決起集会も兼ねているそうです。
さぬき市を音楽で元気にするために、
みんなで知恵を絞ってる人たちがいます。
テアトロンでアマチュアミュージシャンの勝ち抜きステージ、
グランプリに、プロの道を作るオドロキ
明日のスターを目指す、エネルギーあふれる若者を応援する企画です!
そして、プロ、アマ、音楽学校、などなど音楽に携わる人たちの
合宿や発表の場所を提供して、さぬき市に多くの人が訪れるようにしたいメロメロ
と実行委員長の片岡さんは頑張っています(*^。^*)。
それぞれの得意な分野で地元を活性させようとがんばってるんですね泣き

片岡さんにはいろいろと、たんぽぽの相談をしたりして、お世話になってます。
いつか、お遍路を盛り上げるステキなテーマソングを作ってもらいたいな~、と思ってるんですマイク



そんなご縁で、今回、
「地域を元気にする」ってテーマなので
たんぽぽも参加させていただくことになりました!!

皆さんの肉眼で
「杖のあと」がご覧になれますピカピカ

当日はサンプル品を展示するだけで残念ながら販売はしませんナイショ
が、石原代表たちの絵手紙作りと竹の加工の実演も行います。
ひとつひとつ、心をこめて作られているところを見てもらいたいと思ってます筆
スぺシャルゲストの原田真二さんも見てくれるかもハート


7月31日(日)10:00~
志度音楽ホール
チケット前売り 市民500円 その他1000円
詳しくは
テアトロン音楽祭復活準備委員会
TEL 0879-52-6833

  

Posted by 0-た at 21:49Comments(2)活動報告

ああ、兼好法師

2011年07月20日

昨日の台風はすごかった(@_@;)。
庭の木が根こそぎなぎ倒されてしまったガーン



倒れた方向が建物の方でなかったので
人も家も無事でしたが、
多くの地域で台風の被害が出ているようで、
本当にお気の毒に思いましたタラーッ

飼い犬が九死に一生で、倒れた木の脇でヒンヒン泣いていました(=_=)。



さて、ご存知!吉田兼好「徒然草」、
「加茂の競べ馬」。

兼好法師が加茂神社の競馬を見物に行ったら
大勢の見物客がすでに押し寄せていて、全然馬場に近づけず様子が見れない怒ってるぞ
そこに、なんとか競馬を見ようと高い木の上に登って木の股に座っている男がいた。
ところがその男、ひどく居眠りしていて、
落ちそうになっては目を覚まし、
落ちそうになっては目を覚ましを繰り返し、周囲をハラハラさせていた。
人々は口々に「バカがおるぞ、落ちたら死ぬのにのんきに居眠りしとる!」とあざけり笑いぬ。

それを見て兼好法師が一言。

「我らとて、死がいつ来るか分からない、正に今この時かもしれん!
それを忘れてのんきに物見見物して日がな一日暮らす我らの方が
よほどバカ者であるぞ。」

それを聞いた群衆が
「確かにその通りだ!」と、兼好法師に席をゆずってくれました、

という有名なお話。

兼好法師は、
「誰でも知っているはずのこの程度のことであっても、
場所やタイミング良く聞くと、
改めて深く感じ入り、心に響くものだなぁ・・・。」

と書いています。

遠く東北の惨事や原発・節電の話を聞くにつれ、
ああ、お気の毒に・・・、とばかり思っていたけれど、
やはり、どこか他人事に思っていたのだろうか、
倒れた木を見て、ふと思い出してしまいました。


たんぽぽの風企画の試験販売間近の
お遍路さんのお土産「杖のあと」。
心に残る遍路のお土産に、と考えました。
障害者を含む地域の人が描いた絵手紙も添えられています。

特別の言葉ではなく、
普段のふとした場面の絵や言葉で描いています。

以前、歩き遍路に出た経験のある若い男性が、
「遍路している時、とても言葉に飢えて、
メッセージや言葉に敏感になりましたみかん
と言っていました。



徒然草も法師の日常の暮らしを素直に映した日記随筆です。
800年近く前に書かれたことと、今とは全く変わっていませんね。
お遍路を終えた人にとって、
「杖のあと」が深く心に染みわたるお土産となればいいなぁ、と思います。





  

Posted by 0-た at 11:01Comments(6)日記

小説や音楽、アートのように

2011年07月19日

前回とうとう発表した
たんぽぽの風企画一世一代の大事業!
「みんなで作るお遍路さんのお土産」開発事業オドロキ
「杖のあと」の試験販売に向けて佳境に入ってます。

途中、何度も耳にしたアドバイスの言葉。

「作る人の事より買う人の事を考えなさい!」

どんなに作る側に意義があろうと、良い事であろうと、
買う人にとっては関係ない。
その商品を買って、自分が得することがないと、
人はモノを買わない。
買う人に合わせて商品は作らないといけない。


ビジネスの常識では、そうなんでしょうねワーイ

でも、そうとも限らないよ。
本や音楽は、作者が表現したいものを表現している。

小説家やミュージシャン、画家のような芸術家は、
自分の書きたいことを書き、好きな歌や絵を作り出しているはず。
「売れること」ばかりを考えて、世間に媚びって作っても
きっとおもしろくないものしかできないだろう。
作り手の、その人らしさをウリにする方法もあると思うのです。
だから私たちは、このお土産を本や音楽のように販売したいのです。

音楽や小説を選ぶときのように、
「どんな人が作っているんだろう?」
「ちょっと味わってみよう」
と思えるお土産になればいいな、と思っています。


「繁栄を極めたかに見えた 日本」 え:龍仁(ホウレンソウ)  文:たけし

地元の材料、地元の人たち、お遍路を支え愛する人たちの作ったお土産を
自分の得になる、ならないで選ばれるのは悲しい・・・。
きっと、弘法大師も喜ばないよガーン  

Posted by 0-た at 20:19Comments(0)活動報告

いよいよお披露目です!!

2011年07月16日

たんぽぽの風企画は、
さぬき市にあります。

さぬき市は四国霊場88か所の最後の札所、
86番志度寺、87番長尾寺、88番大窪寺があります。
上がり三ヶ寺といいます。

たんぽぽでは、
昨年から一生懸命準備をして来た事があります。
それは、
障害がある人も無い人も、高齢者も
いっしょになって作る
お遍路さんのお土産開発です!

障害者や高齢者、その家族が、
自宅に暮らしながら、在宅で作業をします。
地域の文化に関わり、大切に思い、
お土産作りを通して、地域と繋がりをつくっていく事業です!



88番大窪寺では、お遍路を終えた人たちが金剛杖を奉納して帰ります。
それに因んで
ミニチュアの金剛杖を作りました。
材料の竹も作る人も、全て地元製です。
さぬき市長尾は竹の産地です。
竹の達人がまだまだ存在しています。
いつまでも伝えていきたい大切な技術です。

ミニ金剛杖には絵手紙がついています。
すべて手描きです。
障害者や高齢者は趣味やリハビリのため、
絵を描く人が多くいます。
でも、それが人目に付く場所に並べられたり、
ましてや、収入に変わることはほとんどありません。
しかし、その絵やメッセージはどれも味わいがあり
心に響きます。
日常のささやかな気付きを捉え、
絵や文に織り込められています。




地元に住んでいても
体が弱くお遍路に出られない人が大勢います。
お遍路さんへのお土産を作ることで
遍路を旅する人たちと、心を重ねます。
ひとつひとつ手作りで、
ひとつひとつ心を込めて・・・。

「お遍路さんの旅の安全と願い事の成就をお祈りします」

お土産の名前は
「杖のあと」
商品名の横には
「私の分まで巡ってください・・・」と添え書きがあります。




お遍路さんの白衣の背中にある
「南無大師遍照金剛」、
「自分を厳しく律し、他人にやさしくいたわりの心を持つ」
という意味です。
今の日本人に最も必要な言葉ではないんかな・・・。




お遍路を無事に終え、
家路につくとき、
このミニ金剛杖「杖のあと」を
結願の想い出として、お手にとっていただきたいと思います。
そして、日常の生活に戻った時も、
遍路の精神を時々思い出してもらえればと思っています。


この夏の試験発売を目指して頑張っています!!



  

Posted by 0-た at 18:45Comments(6)活動報告

みかん山のおいし~い!!みかん飴

2011年07月12日

ブログでお世話になってる
小店主さんにいただきました。

大阪おばちゃん
みかん山のおいし~い!!
みかん飴ピカピカ


大阪のおばちゃんタレントのプロダクションもやっている
株式会社みかん山本舗が作っている
飴ちゃんです!

この飴を作った辻イトコさんは障害者の家族です。
大阪の笑いで吹き飛ばしているかもしれませんが
大変な苦労人と聞いてます。

このみかん飴、
とても1粒が小さい!!オドロキ
一度に3個くらい口に放り込んで食べるのかい?
って感じ。




身近に障害のある人がいると
普段健康な人が見えないモノがいろいろ見えます。
何気なく私たちが食べている、飴一つをとっても
食べにくかったり、危険だったりするんです。

だから、体の弱い人にとって美味しく食べられるものは
誰にとっても優しい食べ物なのです!!ハート

いつまで経っても無くならない
こんにゃくゼリーなどの事故も、
作る人もともかく、
購入する側も
身近に障害者や高齢者などがいないので
「健康な大人の自分の感覚」で商品を選ぶもんだから
思いがけない事故を招いてしまうのです怒ってるぞ

たんぽぽの風企画の有能な広報部長、
ブログ「秘めた情熱」の
たけしさん(筋ジストロフィ)の言葉。


どんな困難な状況にあっても,
一方的に世話になるばかりでなく、社会の一役を担うことは出来るはず。
些細に思えることでも,自分が得意な分野で、何らかのメッセージを表面化すれば、
波紋が生ずる可能性もある。
社会参加と言っても、
誰しもが平等に働く場の確保が、仕組みとして完成しているわけではないので、
単純にビジネスにつながるとは言い難いが、
逆に,しょうがい者や、年寄りが中心になって、世の中に提案していくことだって必要だろう。



たけしさんの体はほとんど動きません。
しかし、この経験は貴重な財産でもある、と言います。
闘病の体験を、社会に発信していくことで
未来社会に必ず貢献できるのです。

原料にこだわった自然派のみかん飴、
障害者の雇用の場にもなっていて
売上金の一部は福祉基金に寄付されます。

がんばれ、みかん山の飴ちゃん!!  

Posted by 0-た at 10:17Comments(5)日記

佐藤継信の導きか?!

2011年07月07日

昨日はPTA研修部の家庭教育学級の日でした。
テーマは災害、「現地入りした消防団員のリアルトーク」\(◎o◎)/!

震災直後現地に入って捜索活動をした
香川県の緊急災害援助隊の活動についてお話を聞きました。

44名の精鋭隊員チームは震災直後香川県各地の消防から編成され、
緊急車両10台で宮城県気仙沼市で必死の捜索活動をされたそうです。
「夢なら醒めてくれ」と何度も思ったほどの惨状の中、
瓦礫をめくって、流木を掻き分け、
中に埋もれているかもしれない人たちを探したそうですタラーッ

香川県隊が野営をした場所は、
気仙沼市の津谷中学校。

以前にこのブログで紹介した、
源平合戦のヒーローの一人、
「佐藤継信」。
屋島壇ノ浦の合戦で義経の身代わりに戦死。
故郷のみちのくに愛妻と最愛の母を残し、
讃岐の地で命を散らしました。
八栗駅の近くにお墓があります。

継信の故郷、気仙沼市吉本町津谷桜子にある浄勝寺にも
佐藤継信、忠信兄弟の五輪塔や木像があります。

http://www.pacs.co.jp/hist_walk/walk_miyagi02/motoyosi_tuginobu_haka/index.html

浄勝寺のある中学校区は、
なんと!
香川県緊急災害援助隊が野営した津谷中学校ですっオドロキ
もちろん、そんな歴史的ゆかりの地を選んで派遣されたワケではありません!
まるっきりの偶然でしょう泣き

講師の先生は、この援助隊の隊長さんだった人です。
講座の冒頭、
多くの消防関係の仲間たちが
この大震災で殉職したことを、大変悲しく重く受け止めていると
話しました。

最後まで職務を全うした
消防職員と佐藤継信兄弟が
この地に引き合わせたのでしょうか?ピカピカ

講座の終わりに、
何年かして、きっと復興しているであろう
気仙沼を、この目でもう一度見たい、
行く末を見守りたい、と。

胸が詰まる思いがしました。

震災から4カ月近く
被災地の戦いは果てしなく続いています。タラーッ
  

Posted by 0-た at 20:48Comments(4)日記