作る人がハッピーじゃないとダメなんです!
2011年12月04日
たんぽぽの風企画の
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」は
障害者や高齢者、その家族や地域の方などなど、
いろいろな人が作るお土産で、
地域の歴史文化を身近に感じながら、地元の発展を願って開発しました。
お遍路とは、そもそも健康で裕福で心が満たされている人たちのものではありません。
様々な重荷を背負い、お大師信仰や地元の人たちのあたたかなお接待にすがり、
険しい山道を辿る、長い旅なのです。
四国をループのように廻るのも、特徴のひとつです。
人は、お遍路の旅を終わりのない人間の性にたとえ、
自分の人生に重ねて歩いたのだと思います。
この「杖のあと」、
実は開発途中で大量注文をいただき、
泥縄状態で慌てて製品化したものです
デザインも内容も作る人もきっちり考える間もなく、
がむしゃらに納品に向けて作った割には、
とてもステキなエピソードや意外な展開もあり、
製造過程は、人の優しさにあふれ、
世の中捨てたもんじゃぁないね~~~、と何度も感じました
この「杖のあと」についている絵手紙は、
なるべく多くの人に参加してもらうために手書きで通してきました。
しかし、それは今後の本格販売を考えると無謀だと思えるし、
一生懸命描いた絵が手元から無くなってしまうのは忍びがたい気もしました。
そこで、「杖のあと」をいくつかの種類をつくって販売しようかなと考えています。
本当に世界で一つしかない手描きの絵手紙と手間暇かけた竹製ミニチュア金剛杖のセットと
印刷した絵手紙を何枚か組にして、さらに金剛杖も少し工程を簡素にしたもののセット、
の2種類を値段を変えて販売することにしました。
そうすれば、もっとじっくりと絵を描いたり詩を考えたりすることができるし、
手元に原画が残るので、機会があればいろいろな場所で展示することができます
ところが印刷屋さんとそのことで相談すると、
普通は一枚の原稿をなるべくたくさん印刷してコストを下げようと考えるのに、
「なるべく多くの原稿を、なるべく少なく印刷する」という全く逆のパターンになるので、
見積もりが難しい
とのことでした。
そりゃ、そうだろうーねー(;一_一)、もっともな話です!
だけど、私たちはそんな常識につきあってはいられないのです。
今の常識に合わしていては今まで通りのことしかできないのです
それではいつまで経っても、障害者や高齢者の立場は変わらないのです
なるべく多くの人に絵を書いてもらいたい、地域社会に参加してもらいたい、
そのためにはヘンテコなことをどんどんやっていかないといけないのです。
そんなワケで、なんとか折り合いのつく範囲で印刷絵手紙入り「杖のあと」も割安価格で販売することにしました
先月、お土産作りに参加してくださったボランティアの方も含め、
いろいろな方にお話をお伺いしましたが、
皆さん、
「作るのが楽しかった」「元気が出てきた」「勇気がわいてきた」「お大師様に喜ばれた」と、これからも続けたい、とおっしゃってくれました。
現代社会は、お客様へのサービスと称して、製造現場や下請けをいじめるようなことを平気でしています。
100円ショップでも、なんでこれが?と思うような品が100円です(@_@;)。
作っている人の事を考えると素直に喜べません・・・。
ですが、
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」はそれではダメなんです!!
四国霊場をひとつひとつ想いを込めてお参りしている人が買うお土産です!
作る人が辛い思いをしていたり、理不尽な目にあっているのでは、お土産が泣いてしまいます
作る人が楽しくて、生きる喜びを感じ、買ってくださるお客様に感謝の気持ちを込められなければ
「お遍路さんのお土産」にはならないのです。
お土産を買った人も幸せになるようなお土産作りをしたいのです!!
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」は
障害者や高齢者、その家族や地域の方などなど、
いろいろな人が作るお土産で、
地域の歴史文化を身近に感じながら、地元の発展を願って開発しました。
お遍路とは、そもそも健康で裕福で心が満たされている人たちのものではありません。
様々な重荷を背負い、お大師信仰や地元の人たちのあたたかなお接待にすがり、
険しい山道を辿る、長い旅なのです。
四国をループのように廻るのも、特徴のひとつです。
人は、お遍路の旅を終わりのない人間の性にたとえ、
自分の人生に重ねて歩いたのだと思います。
この「杖のあと」、
実は開発途中で大量注文をいただき、
泥縄状態で慌てて製品化したものです

デザインも内容も作る人もきっちり考える間もなく、
がむしゃらに納品に向けて作った割には、
とてもステキなエピソードや意外な展開もあり、
製造過程は、人の優しさにあふれ、
世の中捨てたもんじゃぁないね~~~、と何度も感じました

この「杖のあと」についている絵手紙は、
なるべく多くの人に参加してもらうために手書きで通してきました。
しかし、それは今後の本格販売を考えると無謀だと思えるし、
一生懸命描いた絵が手元から無くなってしまうのは忍びがたい気もしました。
そこで、「杖のあと」をいくつかの種類をつくって販売しようかなと考えています。
本当に世界で一つしかない手描きの絵手紙と手間暇かけた竹製ミニチュア金剛杖のセットと
印刷した絵手紙を何枚か組にして、さらに金剛杖も少し工程を簡素にしたもののセット、
の2種類を値段を変えて販売することにしました。
そうすれば、もっとじっくりと絵を描いたり詩を考えたりすることができるし、
手元に原画が残るので、機会があればいろいろな場所で展示することができます

ところが印刷屋さんとそのことで相談すると、
普通は一枚の原稿をなるべくたくさん印刷してコストを下げようと考えるのに、
「なるべく多くの原稿を、なるべく少なく印刷する」という全く逆のパターンになるので、
見積もりが難しい

そりゃ、そうだろうーねー(;一_一)、もっともな話です!
だけど、私たちはそんな常識につきあってはいられないのです。
今の常識に合わしていては今まで通りのことしかできないのです

それではいつまで経っても、障害者や高齢者の立場は変わらないのです

なるべく多くの人に絵を書いてもらいたい、地域社会に参加してもらいたい、
そのためにはヘンテコなことをどんどんやっていかないといけないのです。
そんなワケで、なんとか折り合いのつく範囲で印刷絵手紙入り「杖のあと」も割安価格で販売することにしました

先月、お土産作りに参加してくださったボランティアの方も含め、
いろいろな方にお話をお伺いしましたが、
皆さん、
「作るのが楽しかった」「元気が出てきた」「勇気がわいてきた」「お大師様に喜ばれた」と、これからも続けたい、とおっしゃってくれました。
現代社会は、お客様へのサービスと称して、製造現場や下請けをいじめるようなことを平気でしています。
100円ショップでも、なんでこれが?と思うような品が100円です(@_@;)。
作っている人の事を考えると素直に喜べません・・・。
ですが、
みんなで作るお遍路さんのお土産「杖のあと」はそれではダメなんです!!
四国霊場をひとつひとつ想いを込めてお参りしている人が買うお土産です!
作る人が辛い思いをしていたり、理不尽な目にあっているのでは、お土産が泣いてしまいます

作る人が楽しくて、生きる喜びを感じ、買ってくださるお客様に感謝の気持ちを込められなければ
「お遍路さんのお土産」にはならないのです。
お土産を買った人も幸せになるようなお土産作りをしたいのです!!
Posted by 0-た at 13:44│Comments(3)
│活動報告
この記事へのコメント
大切な気持ちですね
仕事はどうこなすかでなく、どう気持ちを込めるかなんですって
ほんと、そんな気持ちで心を、願いを込めたお土産物、
きっとたくさんの人に幸せを運ぶでしょうね(*^^)v
私たちも常に心したいものです
仕事はどうこなすかでなく、どう気持ちを込めるかなんですって
ほんと、そんな気持ちで心を、願いを込めたお土産物、
きっとたくさんの人に幸せを運ぶでしょうね(*^^)v
私たちも常に心したいものです
Posted by tsubaki at 2011年12月04日 17:35
tsubaki様
たんぽぽの風企画副代表多田です。
いつも温かなコメント大変ありがとうございます。
私たちも常に気持ちを込めてお土産を製作しています。
本当にたくさんの人に幸せを運びたいと思っています。
これからもたんぽぽの風企画・「杖のあと」をよろしくお願いします。 O-た に代わりお礼の挨拶件お返事とさせていただきます。
たんぽぽの風企画副代表多田です。
いつも温かなコメント大変ありがとうございます。
私たちも常に気持ちを込めてお土産を製作しています。
本当にたくさんの人に幸せを運びたいと思っています。
これからもたんぽぽの風企画・「杖のあと」をよろしくお願いします。 O-た に代わりお礼の挨拶件お返事とさせていただきます。
Posted by 副代表多田 at 2011年12月04日 21:27
tsubaki様
多田副代表に先を越されましたが、コメントありがとうございます!
少し前まで連日、タイの洪水の被害について報道されていましたが、
日本の企業があんなにたくさん進出していたんですね。
日本の企業を支えているタイの方の生活を思うと胸が痛みます。
あの洪水の中、人々はどうやって暮らしているのか、心配です(T_T)。
報道ではあまり見れませんでしたが・・・。
作る人の犠牲のもと作られたお土産ではお遍路さんの精神に完全に反しています。
お遍路さんのお土産にふさわしいお土産作りを目指します!!
ありがとうございました。
多田副代表に先を越されましたが、コメントありがとうございます!
少し前まで連日、タイの洪水の被害について報道されていましたが、
日本の企業があんなにたくさん進出していたんですね。
日本の企業を支えているタイの方の生活を思うと胸が痛みます。
あの洪水の中、人々はどうやって暮らしているのか、心配です(T_T)。
報道ではあまり見れませんでしたが・・・。
作る人の犠牲のもと作られたお土産ではお遍路さんの精神に完全に反しています。
お遍路さんのお土産にふさわしいお土産作りを目指します!!
ありがとうございました。
Posted by 0-た
at 2011年12月05日 12:06
