四国霊場開創1200年記念

2011年12月22日

平成26年は、四国霊場ができて1200年にあたる年だそうです。
弘法大師が42歳のときに四国88か所霊場を開創されたそうです。

考えてみたら、私もこのあたりの年齢で、今の生き方を思い付いたような気がします木
周りの人たちも、案外この年齢あたりでいろいろと心にさざ波が立つみたいです。
1200年も昔の人も同じだったのかなぁ…、と考えるとなんだか不思議な気持ちナイショ

体が急に宇宙に飛び出した感覚になりましたピカピカ

先日行った志度寺で、1200年記念のお話を聞きました。
「地元の人の8割は知らないだろう・・・。」と残念そうに話されましたダウン

いつのころからか、信仰や習わしが生活の中から消え、遠い存在になってしまいました。
かく言う私も、年寄りの言葉や迷信が古臭く、煩わしく反発して育ちました。
「トイレの神様」なんて歌が流行ることが信じられない、気がしました。

四国霊場開創1200年記念

日進月歩の時代を過ごし、
気がついたら経済や国勢に陰りが出て、人も自然もあっちもこっちも寂しい限りで・・・。
今頃気づくのも遅すぎなんですが、
お土産事業で手にしたおばあちゃんたちの言葉に
心を揺さぶられてしまいました。


四国に生まれて、見慣れて何も感じることもなかった「お遍路さん」について
改めて考えるよい機会です。
多くの人に1200年記念について関心を持ってもらいたいと思いました。

「癒し」や「自分探し」と誘われる四国遍路ですが、
1200年の歴史を正しく理解し、「生きる」とは何かを見つめるキッカケになればいいと思います。

志度寺にも、「被災地の復興」を祈願される方がとても多くいらっしゃるとのこと。
四国遍路に個人主義、自己責任は似合いませんピカピカ
大きな災害に心を痛めても、何もできないもどかしさの中、
四国には、1200年も続く祈りをささげる場所があるのです。
1200年の間には何度も同じように祈りをささげた人たちがいたことでしょう。

人間は自然世界の中のひとつでしかありません。
私たちもまた、未来の人たちのために、お遍路の文化を残してあげなければならないのだなぁ、と
感じたのでありますスマイル



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この記事へのコメント
日本の文化や風習などなど・・・
やっぱり残して、語り継がれていきたいものですね

私たち、施設職員は仕事柄お年寄りと接し、いろんな話を聞きます。
それを、しっかり次に伝えられるようしていかなきゃ

日本の風習など古臭く感じることもありますが、やっぱり日本人!
誇りをもちたいですし、私よりもっと若い世代にも持ってほしいものです。
Posted by tsubakitsubaki at 2011年12月23日 19:56
tsubaki様

そーなんですよね~。
志度寺さんも、昔はもっと地域とお寺が近かった、
と寂しそうにおっしゃってました。
庶民の日常の信仰は、本当に影が薄くなりましたね(T_T)。
1200年記念を機に、多くの人に関心をもってもらい、
経済優先の社会を見直してもらいたいです。

お年寄りにも、もっと胸を張って、
昔のことを伝えてもらいたいです(^_-)-☆
Posted by 0-た0-た at 2011年12月23日 20:19
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