ハンセン病の悲しいお話と善根の湯
2011年05月31日
今でも時々
ハンセン病に対する理不尽な話を耳にすることがありますが、
間違った知識や誤解による
偏見や差別が当たり前だった頃
悲しくて胸が痛む話がたくさんあります。
福島の風評被害などの話を聞くたび
いつの時代にも同じような過ちが繰り返されるのだなぁ、
とむなしくなるのです。
愛媛県の生涯学習センターの講座の中に
偏見により故郷を去らざるを得なかった
悲しい親子の話が載っていました。
谷口廣之氏は、
足摺岬にある金剛福寺の長崎勝憲住職から採録した、
三重県からやって来たという母親とハンセン病の二人の幼い息子の話を書き留めている。
次のような、胸が痛む話である。
女のお遍路さんが十一歳になる男の子と八歳になる男の子を連れまして、
二人とも足に包帯しておるんですね。
変なあれだなと思って顔を見るとひじょうにかわいい子でね。
で、お母さんもなかなか顔立ちのいい方で、
お母さんは十一歳になる男の子を背負って、
足に水がはいらないように足を上げましてね、
ひょろひょろよろけながら川の浅瀬を渡っていったんですね。
それから足摺山まで三十三の山を越えまして、
三十四の海岸におりたったんですね。
で、海岸におり、山を登るときは、
道らしい道もなくて、木の根に伝わって登り、
木の根に伝わっておりるという。
お母さんは兄の子を背負っておりて、
また登っていって、弟の子を背負っておりるというですね、
たいへんな道中なんです。(中略)
夜中の十一時頃、
疲れているものですからうとうとしておりましたら、
波の音、風の音を通してくる、ひょうひょうとなる音を通して、
大師の堂の前から、
さっきのお遍路さんが、必死になって祈っている声が聞こえてきたんです。
その女のお遍路さんは、
子供たちを寝かせておいてですね、その寝息を聞いて、
そこを抜け出しましてね、
その大師堂の縁でね、十二月の、あの潮風が吹きつけるお堂の前でね、
必死になって拝んでいるんですよ。
その女のお遍路さんの、お母さんの声は、にわとり鳴けどなおとどまらず、
朝までその子供たちのために祈っとったですよ。
ハンセン病以外にも
飢饉や災害、病気や障害などで
帰る家をなくした様々な貧しい人たちが、
四国の人たちの「お接待」にすがって
死ぬまで遍路を続けました。
遍路道には無数の名もなきお墓が残っています。
戦後昭和40年ごろまでたくさんいたそうです。
ハンセン病患者は、その後も長い間、
隔離され続けました。
多くの日本人は高度成長に浮かれて、
忘れ見捨ててしまっていたのです。
このような日本の難民を受け入れ、支えてきた「お接待」は
今も四国に残っています。
善根のお風呂を東北の被災地に届ける活動が広がっています。
頼もしくうれしく思います。
四国には昔からそのような土壌があったのでしょう。
善根とは、今で言うボランティアの意味でしょうか?
江戸時代から、庶民の中でそのような善意の活動が
四国全土で行われていたのには驚きです。
被災地支援に限らず、
誰かのために
出来ることを
出来ることから始めましょう。
ハンセン病に対する理不尽な話を耳にすることがありますが、
間違った知識や誤解による
偏見や差別が当たり前だった頃
悲しくて胸が痛む話がたくさんあります。
福島の風評被害などの話を聞くたび
いつの時代にも同じような過ちが繰り返されるのだなぁ、
とむなしくなるのです。
愛媛県の生涯学習センターの講座の中に
偏見により故郷を去らざるを得なかった
悲しい親子の話が載っていました。
谷口廣之氏は、
足摺岬にある金剛福寺の長崎勝憲住職から採録した、
三重県からやって来たという母親とハンセン病の二人の幼い息子の話を書き留めている。
次のような、胸が痛む話である。
女のお遍路さんが十一歳になる男の子と八歳になる男の子を連れまして、
二人とも足に包帯しておるんですね。
変なあれだなと思って顔を見るとひじょうにかわいい子でね。
で、お母さんもなかなか顔立ちのいい方で、
お母さんは十一歳になる男の子を背負って、
足に水がはいらないように足を上げましてね、
ひょろひょろよろけながら川の浅瀬を渡っていったんですね。
それから足摺山まで三十三の山を越えまして、
三十四の海岸におりたったんですね。
で、海岸におり、山を登るときは、
道らしい道もなくて、木の根に伝わって登り、
木の根に伝わっておりるという。
お母さんは兄の子を背負っておりて、
また登っていって、弟の子を背負っておりるというですね、
たいへんな道中なんです。(中略)
夜中の十一時頃、
疲れているものですからうとうとしておりましたら、
波の音、風の音を通してくる、ひょうひょうとなる音を通して、
大師の堂の前から、
さっきのお遍路さんが、必死になって祈っている声が聞こえてきたんです。
その女のお遍路さんは、
子供たちを寝かせておいてですね、その寝息を聞いて、
そこを抜け出しましてね、
その大師堂の縁でね、十二月の、あの潮風が吹きつけるお堂の前でね、
必死になって拝んでいるんですよ。
その女のお遍路さんの、お母さんの声は、にわとり鳴けどなおとどまらず、
朝までその子供たちのために祈っとったですよ。
ハンセン病以外にも
飢饉や災害、病気や障害などで
帰る家をなくした様々な貧しい人たちが、
四国の人たちの「お接待」にすがって
死ぬまで遍路を続けました。
遍路道には無数の名もなきお墓が残っています。
戦後昭和40年ごろまでたくさんいたそうです。
ハンセン病患者は、その後も長い間、
隔離され続けました。
多くの日本人は高度成長に浮かれて、
忘れ見捨ててしまっていたのです。
このような日本の難民を受け入れ、支えてきた「お接待」は
今も四国に残っています。
善根のお風呂を東北の被災地に届ける活動が広がっています。
頼もしくうれしく思います。
四国には昔からそのような土壌があったのでしょう。
善根とは、今で言うボランティアの意味でしょうか?
江戸時代から、庶民の中でそのような善意の活動が
四国全土で行われていたのには驚きです。
被災地支援に限らず、
誰かのために
出来ることを
出来ることから始めましょう。
誰でもできる仕事が障害者の仕事?
2011年05月24日
ちょっと腹立ててます
最近続けてイヤな思いした(>_<)。
たんぽぽの風企画では
「障害のある人もない人もいっしょにすれば
できることがいっぱいある!」
をテーマに
いろいろなことに挑戦しています。
学校などでの手作り教室も、
「講師がたまたま障害者だってだけで、何か不都合でも?」
「知的障害者が助手して何が悪い?」
ってことを皆に投げかけてみたかったのです。
結果は、予想通り
「全然関係ナシ!!」でした
小さなノーマライゼーション実体験大成功
竹をみんなでやってみよう!
ってことも、
竹の師匠も立派な後期高齢者
木内師匠なんか、大きな交通事故に遭って後遺症もあります。
糖尿病の人も多いねー(>_<)。
「障害者やその家族や困っている人の就労を考えているんや。」
ってことを話すと、
「道端や空き地の草を刈ったらええ」
とか
「簡単な作業は中国とかでやるけんの~」
とか
「品質の悪いものは誰も買わない。作るより解体作業の方がいい」
とかとか
好きなこと言う。
中には福祉関係の人もいるから驚くね。
世の中には、様々な理由で就労できない人がいる。
介護で外に出られない人も、病気で仕事が続けられない人も、
人付き合いがヒドく苦手で仕事が続かない人も
いろいろな人がいる。
もちろん障害者だって、いろいろな人がいる!
そんな人たちを上手に組み合わせたら
出来ることはいっぱいあると思うんや。
なんで、「障害者=誰でもできる仕事」と決めつけるん!!
おかしいぞ、それっ
手先が器用なのに、簡単な軽作業、
頭がいいのに、単純作業。。。
たんぽぽの風企画は行政下の団体ではないので
妙な「平等」なんてなくてもいいんです。
これからも
「組み合わせ」や「並び」を変えて
いろいろなことをやっていこうと考えてます!
発想が貧困なんじゃーっ
っふ~、スッキリした

失語症の石原さんが描いた絵に
重度の身体障害の方が考えた「ことば」です。
ステキな作品です

最近続けてイヤな思いした(>_<)。
たんぽぽの風企画では
「障害のある人もない人もいっしょにすれば
できることがいっぱいある!」
をテーマに
いろいろなことに挑戦しています。
学校などでの手作り教室も、
「講師がたまたま障害者だってだけで、何か不都合でも?」
「知的障害者が助手して何が悪い?」
ってことを皆に投げかけてみたかったのです。
結果は、予想通り
「全然関係ナシ!!」でした

小さなノーマライゼーション実体験大成功

竹をみんなでやってみよう!
ってことも、
竹の師匠も立派な後期高齢者

木内師匠なんか、大きな交通事故に遭って後遺症もあります。
糖尿病の人も多いねー(>_<)。
「障害者やその家族や困っている人の就労を考えているんや。」
ってことを話すと、
「道端や空き地の草を刈ったらええ」
とか
「簡単な作業は中国とかでやるけんの~」
とか
「品質の悪いものは誰も買わない。作るより解体作業の方がいい」
とかとか
好きなこと言う。
中には福祉関係の人もいるから驚くね。
世の中には、様々な理由で就労できない人がいる。
介護で外に出られない人も、病気で仕事が続けられない人も、
人付き合いがヒドく苦手で仕事が続かない人も
いろいろな人がいる。
もちろん障害者だって、いろいろな人がいる!
そんな人たちを上手に組み合わせたら
出来ることはいっぱいあると思うんや。
なんで、「障害者=誰でもできる仕事」と決めつけるん!!
おかしいぞ、それっ

手先が器用なのに、簡単な軽作業、
頭がいいのに、単純作業。。。
たんぽぽの風企画は行政下の団体ではないので
妙な「平等」なんてなくてもいいんです。
これからも
「組み合わせ」や「並び」を変えて
いろいろなことをやっていこうと考えてます!
発想が貧困なんじゃーっ
っふ~、スッキリした


失語症の石原さんが描いた絵に
重度の身体障害の方が考えた「ことば」です。
ステキな作品です

ユネスコ
2011年05月21日
東北の平泉がユネスコ世界遺産になりそうです。
被災地の方々に元気を与えるニュースです。
歴史文化を地元の人や多くの日本人が大切に思っていたことが
世界に認められることですから、
とても素晴らしいと思います。
被災者の方の故郷を想う気持ちが働いたのだと思います。
地元香川でも
ユネスコ未来遺産に香川町の農村歌舞伎
「祇園座」が選ばれました。
180年以上伝承されている素晴らしい文化を次の世代に繋げることは
簡単なことではありません。
地元の人たちの愛着と努力が評価されたのだと思います。
お遍路文化を世界遺産にしようとしている人たちもいるみたいです。
そもそもユネスコとは何なんだろうか?
文科省には、
「諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。」とあります。
ユネスコ憲章では、
【ユネスコ憲章第1条(目的及び任務)】
1 この機関の目的は、国際連合憲章が世界の諸人民に対して人種、性、言語又は宗教の差別なく確認している正義、法の支配、人権及び基本的自由に対する普遍的な尊重を助長するために教育、科学及び文化を通じて諸国民の間の協力を促進することによつて、平和及び安全に貢献することである。
とあります。
人々が互いに理解し合い助け合い、自然や文化を大切に思い、共生していくことを提唱しています。
ユネスコの舞台は全世界ですが、
理念はたんぽぽの風企画といっしょだな。
地域社会で、障害のある人もない人も高齢者も、
それぞれが理解し合い、助け合い、自然や文化とともに暮らしていけたら
どんなに幸せだろう。
世界遺産は地域活性の道具ではないのです。
まずはユネスコの理念に基づくものでなければならないと思います。
経済効果を期待する前に、
いろんな人たちが関わり、愛される文化であるための努力が必要だと思います。
小さな活動でも、それは同じです。

屋島東小学校では、
正門前に毎日麦茶を置いて、
「お遍路さんどうぞ!」とお接待をしています。
玄関にはお返しのお札が飾ってあります。

ミニチュア金剛杖を作っています。
手が不自由な人のために補助具を作って工夫しています。
地味ですけど、大切なことですよね
被災地の方々に元気を与えるニュースです。
歴史文化を地元の人や多くの日本人が大切に思っていたことが
世界に認められることですから、
とても素晴らしいと思います。
被災者の方の故郷を想う気持ちが働いたのだと思います。
地元香川でも
ユネスコ未来遺産に香川町の農村歌舞伎
「祇園座」が選ばれました。
180年以上伝承されている素晴らしい文化を次の世代に繋げることは
簡単なことではありません。
地元の人たちの愛着と努力が評価されたのだと思います。
お遍路文化を世界遺産にしようとしている人たちもいるみたいです。
そもそもユネスコとは何なんだろうか?
文科省には、
「諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通じて、国際平和と人類の福祉の促進を目的とした国際連合の専門機関です。」とあります。
ユネスコ憲章では、
【ユネスコ憲章第1条(目的及び任務)】
1 この機関の目的は、国際連合憲章が世界の諸人民に対して人種、性、言語又は宗教の差別なく確認している正義、法の支配、人権及び基本的自由に対する普遍的な尊重を助長するために教育、科学及び文化を通じて諸国民の間の協力を促進することによつて、平和及び安全に貢献することである。
とあります。
人々が互いに理解し合い助け合い、自然や文化を大切に思い、共生していくことを提唱しています。
ユネスコの舞台は全世界ですが、
理念はたんぽぽの風企画といっしょだな。
地域社会で、障害のある人もない人も高齢者も、
それぞれが理解し合い、助け合い、自然や文化とともに暮らしていけたら
どんなに幸せだろう。
世界遺産は地域活性の道具ではないのです。
まずはユネスコの理念に基づくものでなければならないと思います。
経済効果を期待する前に、
いろんな人たちが関わり、愛される文化であるための努力が必要だと思います。
小さな活動でも、それは同じです。

屋島東小学校では、
正門前に毎日麦茶を置いて、
「お遍路さんどうぞ!」とお接待をしています。
玄関にはお返しのお札が飾ってあります。

ミニチュア金剛杖を作っています。
手が不自由な人のために補助具を作って工夫しています。
地味ですけど、大切なことですよね

被災地と深い繋がりアリ!!
2011年05月16日
私の住んでいるところは
源平の史跡があちこちにある屋島です。
地元の小学校では、1年生のころから
地域の歴史を学ぶため、史跡巡りをしています。
その中の有名なところで
義経の身代わりに戦死した「佐藤継信」の碑があります。
継信の兄弟で「忠信」も戦死しました。
この佐藤兄弟の出身地は
福島県の飯坂ということろです。
領地が宮城福島あたりで、
宮城県の気仙沼や岩沼市に
墓や銅像などが建てられていて、ゆかりの場所がたくさんあります。
「奥の細道」でも
佐藤兄弟の母とその妻たちの切ない物語に
松尾芭蕉が「笈も太刀も五月にかざれ 紙幟」と詠んでます
気仙沼も岩沼も津波の大きな被害に遭ってます
もしかして、それらの史跡が流されて無くなってしまっているかもしれない・・・。
そんな被災地と自分の住んでいる場所が
遠い昔、歴史の一場面で繋がっていたんだ。
福島も宮城も本当に大変な日々を送っていると思います。
佐藤継信を通じて、震災がとても身近に迫ってきた気がしました。
多くの大切な文化財や美しい景観を無くし、地元の方々の悲しみははかり知れません・・・。
遠く離れた屋島でも
継信の史跡を
地域で大切にしていることを知らせて安心してもらいたいなぁ、と思いました。
源平の史跡があちこちにある屋島です。
地元の小学校では、1年生のころから
地域の歴史を学ぶため、史跡巡りをしています。
その中の有名なところで
義経の身代わりに戦死した「佐藤継信」の碑があります。
継信の兄弟で「忠信」も戦死しました。
この佐藤兄弟の出身地は
福島県の飯坂ということろです。
領地が宮城福島あたりで、
宮城県の気仙沼や岩沼市に
墓や銅像などが建てられていて、ゆかりの場所がたくさんあります。
「奥の細道」でも
佐藤兄弟の母とその妻たちの切ない物語に
松尾芭蕉が「笈も太刀も五月にかざれ 紙幟」と詠んでます

気仙沼も岩沼も津波の大きな被害に遭ってます

もしかして、それらの史跡が流されて無くなってしまっているかもしれない・・・。
そんな被災地と自分の住んでいる場所が
遠い昔、歴史の一場面で繋がっていたんだ。
福島も宮城も本当に大変な日々を送っていると思います。
佐藤継信を通じて、震災がとても身近に迫ってきた気がしました。
多くの大切な文化財や美しい景観を無くし、地元の方々の悲しみははかり知れません・・・。
遠く離れた屋島でも
継信の史跡を
地域で大切にしていることを知らせて安心してもらいたいなぁ、と思いました。
続 障害者がモノを作るということ
2011年04月30日
前回の続きを書きます。
前回「障害者がモノを作るということ」に出てきた
とある県の福祉施設は、関東圏にある授産施設です。
田園の広がるのどかな場所に、その施設はありますが、
そこは関東圏!、近隣に巨大マーケットが控えています。
そこで、県は福祉施設で働く利用者の収入を増やすため、
販売のプロや、技術者を施設に派遣し、
「売れるモノ」を作って売上向上を図っているのだそうです。
人口の多い関東都市部には、購買欲の旺盛な消費者がたくさんいるので
「売れるモノを作る」ことは正しい選択肢の一つだと思います。
では、地方の小都市ではどうでしょう?
都会で一日100個売れるものでも、高松では1個売れるか売れないか、
その程度だろーかね
。
通販とかで全国に売り出す?何をどうやって?!
う~~む、大変やな(>_<)。
やっぱり、そんなんより
その地方ならではの「その土地らしさ」
作り手の「その人らしさ」
「日本人らしさ」
「人間らしさ」・・・・。
そんなシンプルなモノ作りを目指したいな・・・。
前回の記事では
たくさんの人から応援のコメントや意見をいただきました。
結局のところ
「作り手の顔が見える」モノ作りをすることで
それに共感する人の満足を提供できるってこと!
売り手と買い手の双方のマッチングできてるんじゃん!
たんぽぽは、シンプルに自然体に
たんぽぽらしいモノ作りをしていきたいな(^_-)-☆。
里山を守る天然素材で、
たくさんの「応援するよ!」の気持ちと
「何か手伝うよ!」の力で
みんなで作る「モノ作り」をしていきたいと思います。
みなさん、ありがとうございました
前回「障害者がモノを作るということ」に出てきた
とある県の福祉施設は、関東圏にある授産施設です。
田園の広がるのどかな場所に、その施設はありますが、
そこは関東圏!、近隣に巨大マーケットが控えています。
そこで、県は福祉施設で働く利用者の収入を増やすため、
販売のプロや、技術者を施設に派遣し、
「売れるモノ」を作って売上向上を図っているのだそうです。
人口の多い関東都市部には、購買欲の旺盛な消費者がたくさんいるので
「売れるモノを作る」ことは正しい選択肢の一つだと思います。
では、地方の小都市ではどうでしょう?
都会で一日100個売れるものでも、高松では1個売れるか売れないか、
その程度だろーかね

通販とかで全国に売り出す?何をどうやって?!
う~~む、大変やな(>_<)。
やっぱり、そんなんより
その地方ならではの「その土地らしさ」
作り手の「その人らしさ」
「日本人らしさ」
「人間らしさ」・・・・。
そんなシンプルなモノ作りを目指したいな・・・。
前回の記事では
たくさんの人から応援のコメントや意見をいただきました。
結局のところ
「作り手の顔が見える」モノ作りをすることで
それに共感する人の満足を提供できるってこと!
売り手と買い手の双方のマッチングできてるんじゃん!
たんぽぽは、シンプルに自然体に
たんぽぽらしいモノ作りをしていきたいな(^_-)-☆。
里山を守る天然素材で、
たくさんの「応援するよ!」の気持ちと
「何か手伝うよ!」の力で
みんなで作る「モノ作り」をしていきたいと思います。
みなさん、ありがとうございました

障害者がモノを作るということ
2011年04月26日
ある、他県の福祉施設の所長さんが言ってました。
「障害者が作ったから買ってくれ、
と言ってモノを売るのは
障害者を逆に差別している。
いいモノだから買った、
それがたまたま障害者が作ったモノだった、
というのでなければならない。」
だから私の福祉施設には
その道のプロを県から派遣してもらって
健常者に負けないモノを作っている!!
と自信満々に言ってました。
ふ~~~ん、
一見もっともらしいと思うけど
なんだか腑に落ちないナ。
だって、消費者っていろいろな立場や価値観を持ってるもん。
病人だって、老人だって、外国人だって、障害者だっているんだし、
大量生産されたモノより、ひとつひとつ手作りのがいい、って人も
新しいモノより古いタイプのモノがいい、っていう人も
見た目より、出来るまでの工程が気に入る人もいる。
障害者が一生懸命作ったものを応援したくて買う、
って人がいるのも事実だし、それが差別とは思わない。
買った人は、その作品(商品)に励まされたり、癒されたりするかもしれないし、
人の価値観は多様なのである。
それに、障害者が全て作らなければならない、
なんて決まり、どこにもないし。
障害のある人も、ない人も
いっしょに作ればいいんじゃないの?
できること、得意なことをしたらいいと思うんや。
任せる部分は任せて、
みんなで作ったモノ、って価値も出る。
京都の伝統のモノ作りは分業制だ。
細かい仕事、力仕事、根気のいる仕事、
作業の内容も働く人も様々だったんではないのかな・・・。

だいぶ前の話だけど、ちょっと思い出した。
「障害者が作ったから買ってくれ、
と言ってモノを売るのは
障害者を逆に差別している。
いいモノだから買った、
それがたまたま障害者が作ったモノだった、
というのでなければならない。」
だから私の福祉施設には
その道のプロを県から派遣してもらって
健常者に負けないモノを作っている!!
と自信満々に言ってました。
ふ~~~ん、
一見もっともらしいと思うけど
なんだか腑に落ちないナ。
だって、消費者っていろいろな立場や価値観を持ってるもん。
病人だって、老人だって、外国人だって、障害者だっているんだし、
大量生産されたモノより、ひとつひとつ手作りのがいい、って人も
新しいモノより古いタイプのモノがいい、っていう人も
見た目より、出来るまでの工程が気に入る人もいる。
障害者が一生懸命作ったものを応援したくて買う、
って人がいるのも事実だし、それが差別とは思わない。
買った人は、その作品(商品)に励まされたり、癒されたりするかもしれないし、
人の価値観は多様なのである。
それに、障害者が全て作らなければならない、
なんて決まり、どこにもないし。
障害のある人も、ない人も
いっしょに作ればいいんじゃないの?
できること、得意なことをしたらいいと思うんや。
任せる部分は任せて、
みんなで作ったモノ、って価値も出る。
京都の伝統のモノ作りは分業制だ。
細かい仕事、力仕事、根気のいる仕事、
作業の内容も働く人も様々だったんではないのかな・・・。

だいぶ前の話だけど、ちょっと思い出した。
祈りの金剛杖
2011年04月19日
たんぽぽの風企画があるさぬき市は
四国巡礼最後の札所「88番大窪寺」があります。
結願されたお遍路さんは、ここで金剛杖を奉納するそうです。
ミニチュアの金剛杖です。
竹の師匠が正確に6分の1縮尺で作りました。

上先端には切れ込みがあります。
実際の金剛杖は、杖の上側に「地水火風空」の梵字が書かれ、五輪の塔を表しています。
これは、昔、この杖を卒塔婆代わりにして、
お遍路さんが行き倒れて亡くなってしまった時に、葬ったことによります。
人が「死」といつも隣り合わせにいることを
私たちは大きな災害により思い知ることとなりましたが
お遍路さんが持っている金剛杖は
そのことを表しています。
お遍路さんの白い装束は死に衣装であり、
旅に倒れることを覚悟の上の、出で立ちです。
つい、先月の初めまでは、
そんなことも考えることなく、
普通に生きているのが当たり前のように思ってました。
金剛杖には「同行二人」と書かれています。
お遍路さんは、この杖を持つことで
常に弘法大師と供に歩いていると言う安堵感や一体感を得ることが出来、
旅の道中の心の支えと感じます。

様々な事由で、お遍路に出られない私は
この小さな金剛杖に「東北の復興祈願」と書こうと思います。
その裏には
「家族が元気で仲良く」かな・・・。
四国巡礼最後の札所「88番大窪寺」があります。
結願されたお遍路さんは、ここで金剛杖を奉納するそうです。
ミニチュアの金剛杖です。

竹の師匠が正確に6分の1縮尺で作りました。

上先端には切れ込みがあります。
実際の金剛杖は、杖の上側に「地水火風空」の梵字が書かれ、五輪の塔を表しています。
これは、昔、この杖を卒塔婆代わりにして、
お遍路さんが行き倒れて亡くなってしまった時に、葬ったことによります。
人が「死」といつも隣り合わせにいることを
私たちは大きな災害により思い知ることとなりましたが
お遍路さんが持っている金剛杖は
そのことを表しています。
お遍路さんの白い装束は死に衣装であり、
旅に倒れることを覚悟の上の、出で立ちです。
つい、先月の初めまでは、
そんなことも考えることなく、
普通に生きているのが当たり前のように思ってました。
金剛杖には「同行二人」と書かれています。
お遍路さんは、この杖を持つことで
常に弘法大師と供に歩いていると言う安堵感や一体感を得ることが出来、
旅の道中の心の支えと感じます。

様々な事由で、お遍路に出られない私は
この小さな金剛杖に「東北の復興祈願」と書こうと思います。
その裏には
「家族が元気で仲良く」かな・・・。
手作り茶杓
2011年04月10日
自称 茶人です。
本格的ではないですが、長くお茶に親しんできました。
竹の師匠といっしょにマイ茶杓を作りました



ーって言っても、私はヤスリをかけただけだけどね
棗の上に安定良く乗るようにバランスを考えて磨きました
なかなかいい出来です。うん、満足!
お茶は茶道というだけあって、
茶の道は人の道です。
今になって分かってきたのは、
お茶一杯誰かに飲んでもらうだけで
どんだけ手間かけとんや!
という意味です。
最近は、就活、婚活みたいな
就職するため、とか、結婚するため
みたいな活動が流行りです。
でも、
本当に人生で大切なのは
就職してから、結婚してから、先の事です。
周囲の人たちが
就職させるまで、結婚させるまで、みたいな
「させっぱなし人生」っぽくなっていないか、気になります。
茶道は、お茶を通して、
準備から、片付けまで、
見えないところの隅々まで気を配り、
自然や道具を大切に扱いながら
最後までやり遂げることを教えてくれます。
初めは型から入りますが、
最後は相手を思いやる気持ち、
自分を高め、謙虚にふるまう気持ちを悟ります。
本当に大切なことは一体何でしょう?
大きな自然災害を目の当たりにして考え込んでしまいます。
茶杓をゆっくり磨きながら、そんな事を思っていました。
被災地で仮設住宅が出来始めました。
年配の夫婦が、
「仮設に入れてうれしいが、入居期限の2年先のことが不安です」
と言ってました。

竹の師匠はイスに座って、小刀ひとつでいろいろな物を作って見せます
こんな風に仮設住宅でできる仕事があればいいのにね。
本格的ではないですが、長くお茶に親しんできました。
竹の師匠といっしょにマイ茶杓を作りました




ーって言っても、私はヤスリをかけただけだけどね

棗の上に安定良く乗るようにバランスを考えて磨きました

なかなかいい出来です。うん、満足!
お茶は茶道というだけあって、
茶の道は人の道です。
今になって分かってきたのは、
お茶一杯誰かに飲んでもらうだけで
どんだけ手間かけとんや!
という意味です。
最近は、就活、婚活みたいな
就職するため、とか、結婚するため
みたいな活動が流行りです。
でも、
本当に人生で大切なのは
就職してから、結婚してから、先の事です。
周囲の人たちが
就職させるまで、結婚させるまで、みたいな
「させっぱなし人生」っぽくなっていないか、気になります。
茶道は、お茶を通して、
準備から、片付けまで、
見えないところの隅々まで気を配り、
自然や道具を大切に扱いながら
最後までやり遂げることを教えてくれます。
初めは型から入りますが、
最後は相手を思いやる気持ち、
自分を高め、謙虚にふるまう気持ちを悟ります。
本当に大切なことは一体何でしょう?
大きな自然災害を目の当たりにして考え込んでしまいます。
茶杓をゆっくり磨きながら、そんな事を思っていました。
被災地で仮設住宅が出来始めました。
年配の夫婦が、
「仮設に入れてうれしいが、入居期限の2年先のことが不安です」
と言ってました。

竹の師匠はイスに座って、小刀ひとつでいろいろな物を作って見せます

こんな風に仮設住宅でできる仕事があればいいのにね。
被災地のために香川で出来る農業ボランティア??
2011年03月22日
原発の影響で野菜の出荷もままならなくなりつつあります(=_=)。
地震や津波で既に農業も漁業も壊滅的な地域もたくさんあります。
被災地だけでなく、周辺の食糧事情が悪化するのは必至でしょう(>_<)。
これから田んぼの季節です。
西日本は日本全国の食糧をがんばって賄わなくてはなりません!
被災地に行ってボランティアをしたくても
なかなかできませんが、
地元の農業を手伝うボランティアはできないでしょうか?
お米や野菜を増産して、
日本中の食糧の安定供給に役立てるのなら
ぜひやりたいと思うのですが
非農家で全然お役にたてないかもしれませんが
苗箱運びや草取り、道具や機械の洗浄くらいならできるかも。
農薬や肥料の購入費用も募金で集めたりして、
なんとか被災地に新鮮な野菜や果物を届けたいと思うのです。

そんな農家さんいませんか?
地震や津波で既に農業も漁業も壊滅的な地域もたくさんあります。
被災地だけでなく、周辺の食糧事情が悪化するのは必至でしょう(>_<)。
これから田んぼの季節です。
西日本は日本全国の食糧をがんばって賄わなくてはなりません!
被災地に行ってボランティアをしたくても
なかなかできませんが、
地元の農業を手伝うボランティアはできないでしょうか?
お米や野菜を増産して、
日本中の食糧の安定供給に役立てるのなら
ぜひやりたいと思うのですが

非農家で全然お役にたてないかもしれませんが
苗箱運びや草取り、道具や機械の洗浄くらいならできるかも。
農薬や肥料の購入費用も募金で集めたりして、
なんとか被災地に新鮮な野菜や果物を届けたいと思うのです。

そんな農家さんいませんか?
信じて応援します!!
2011年03月15日
地震・原発、大変なことになってます・・・。
胸がざわざわして苦しさが収まりません。
しかし、本当にみんな頑張ってる!
東京電力の人も命がけでやってくれてる。
政府もがんばってる。
自衛隊もがんばってる、
警察も消防も、市役所も避難所も病院も
みんなみんな不眠不休でがんばってるんだ。
頑張ってない人などいない。
信じて応援するしかないのだ!
胸がざわざわして苦しさが収まりません。
しかし、本当にみんな頑張ってる!
東京電力の人も命がけでやってくれてる。
政府もがんばってる。
自衛隊もがんばってる、
警察も消防も、市役所も避難所も病院も
みんなみんな不眠不休でがんばってるんだ。
頑張ってない人などいない。
信じて応援するしかないのだ!

胸が苦しい・・・(=_=)
2011年03月12日
大きな地震の被害の状況が次々とテレビで流れて、
食い入るように見ていたけど、
それが段々苦しくなって、
あまりの悲惨さに体がショック状態になったのか
力が出なくなり、食欲もなくなり、
・・・脱力感・・・(=_=)。
波が何もかも呑み込んでしまった。
古いものも新しいものも、人も木も家畜も。
食い入るように見ていたけど、
それが段々苦しくなって、
あまりの悲惨さに体がショック状態になったのか
力が出なくなり、食欲もなくなり、
・・・脱力感・・・(=_=)。
波が何もかも呑み込んでしまった。
古いものも新しいものも、人も木も家畜も。
続 さぬき市住民生活に光をそそぐ基金条例
2011年03月07日
前回、「さぬき市住民生活に光をそそぐ基金」について書きましたが、
意外にアクセス数が多く、
周りで話題になったりしたので続きを書きます。
普段、地方自治体で、
私たちの税金はどんな使われ方をするのかは気になりますが
国からどんな交付金が入ってくるのか考えることはあまりありません。
国から、「こんなことに使いなさい」「あんなことに役立てなさい」と
事業を限定して、地方に入ってくるお金があります。
その一つが「光交付金」で、その他にも
「きめ細やかな交付金(変なネーミング
)」
「まちづくり交付金」などいろいろあるみたいです。。
やるべき事業をやらないで、安易な予算執行をやってないか、
交付金を有効に活用しているか関心を持つことが大切です。
市役所に「予算が無いので無理です」とか言われる前に
交付金の内容にあるようなことを要望してみよう!
「さぬき市住民生活に光をそそぐ基金」は、
消費者保護や弱者支援、知の地域づくりの為のお金です!
香川県の自殺者の増加率は日本一らしいですから
ぜひその対策に使うべきでしょう!
ちなみに
消費者庁からは、次のような活用方法が示されています。
http://www.caa.go.jp/region/pdf/101126_4.pdf#search='住民生活に光をそそぐ交付金の活用について 消費者庁'
間違っても、自治会にばらまいて
冷蔵庫を買ったり、集会場の修理に使われたりしてほしくないですね(>_<)。
あれこれネットで検索してたら
どこかの自治体の予算書がでてきた
http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1292214775921/files/hikari.pdf#search='住民生活に光をそそぐ交付金の活用'
なんかパッとせん内容だな~。
これで弱者は救済されるのか?って感じ
意外にアクセス数が多く、
周りで話題になったりしたので続きを書きます。
普段、地方自治体で、
私たちの税金はどんな使われ方をするのかは気になりますが
国からどんな交付金が入ってくるのか考えることはあまりありません。
国から、「こんなことに使いなさい」「あんなことに役立てなさい」と
事業を限定して、地方に入ってくるお金があります。
その一つが「光交付金」で、その他にも
「きめ細やかな交付金(変なネーミング

「まちづくり交付金」などいろいろあるみたいです。。
やるべき事業をやらないで、安易な予算執行をやってないか、
交付金を有効に活用しているか関心を持つことが大切です。
市役所に「予算が無いので無理です」とか言われる前に
交付金の内容にあるようなことを要望してみよう!
「さぬき市住民生活に光をそそぐ基金」は、
消費者保護や弱者支援、知の地域づくりの為のお金です!
香川県の自殺者の増加率は日本一らしいですから
ぜひその対策に使うべきでしょう!
ちなみに
消費者庁からは、次のような活用方法が示されています。
http://www.caa.go.jp/region/pdf/101126_4.pdf#search='住民生活に光をそそぐ交付金の活用について 消費者庁'
間違っても、自治会にばらまいて
冷蔵庫を買ったり、集会場の修理に使われたりしてほしくないですね(>_<)。
あれこれネットで検索してたら
どこかの自治体の予算書がでてきた

http://www.city.toyooka.lg.jp/www/contents/1292214775921/files/hikari.pdf#search='住民生活に光をそそぐ交付金の活用'
なんかパッとせん内容だな~。
これで弱者は救済されるのか?って感じ

さぬき市住民生活に光をそそぐ?
2011年03月04日
たんぽぽの風企画のあるさぬき市は議会中です。
「さぬき市住民生活に光をそそぐ基金条例」について議案提出されてます。
これは、国の地域活性化交付金で、
「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策~新成長戦略実現に向けたステップ2~」(平成22年10月8日閣議決 定)において、「新たな交付金を創設し、これまで住民生活にとって大事な分野でありながら、光が十分に当てられてこな かった分野(地方消費者行政、DV対策・自殺予防等の弱者対策・自立支援、知の地域づくり)に対する地方の取組を支援 する」とされたことを踏まえ、平成22年度補正予算において、地域活性化交付金(住民生活に光をそそぐ交付金)を創設。
http://www8.cao.go.jp/hanzai/pdf/info221209-gaiyo.pdf
たとえば、
一人暮らしのお年寄りを狙った悪徳業者から高齢者を守る
とか
精神的、経済的に孤立した人の相談や支援
とか
図書の購入
などに活用するよう定められています。
地域住民がより暮らしやすく、地域が活性するための予算です。
さぬき市は数億円の交付を受けたようです
消費者保護や弱者支援、知の地域作りは、行政だけでは難しい事業です。
地域住民が、すでにいろいろな形で見守りや支援などの取り組みをしています。
これから始めようとしている人もいるでしょう!
さぬき市は県下では、最も夕張に近い市と言われています(>_<)。
高松市のように、積極的な住民活動を支援する担当部署もありません。
(自治会単位の相談窓口しかありません)
ぜひ、この基金を有効に活用して、
市と住民が連携して、「孤立しない繋がりのある元気な市」にして欲しいと思います。
間違っても、自治会へのバラマキ行政などに使われないでもらいたいものです
「さぬき市住民生活に光をそそぐ基金条例」について議案提出されてます。
これは、国の地域活性化交付金で、
「円高・デフレ対応のための緊急総合経済対策~新成長戦略実現に向けたステップ2~」(平成22年10月8日閣議決 定)において、「新たな交付金を創設し、これまで住民生活にとって大事な分野でありながら、光が十分に当てられてこな かった分野(地方消費者行政、DV対策・自殺予防等の弱者対策・自立支援、知の地域づくり)に対する地方の取組を支援 する」とされたことを踏まえ、平成22年度補正予算において、地域活性化交付金(住民生活に光をそそぐ交付金)を創設。
http://www8.cao.go.jp/hanzai/pdf/info221209-gaiyo.pdf
たとえば、
一人暮らしのお年寄りを狙った悪徳業者から高齢者を守る
とか
精神的、経済的に孤立した人の相談や支援
とか
図書の購入
などに活用するよう定められています。
地域住民がより暮らしやすく、地域が活性するための予算です。
さぬき市は数億円の交付を受けたようです

消費者保護や弱者支援、知の地域作りは、行政だけでは難しい事業です。
地域住民が、すでにいろいろな形で見守りや支援などの取り組みをしています。
これから始めようとしている人もいるでしょう!
さぬき市は県下では、最も夕張に近い市と言われています(>_<)。
高松市のように、積極的な住民活動を支援する担当部署もありません。
(自治会単位の相談窓口しかありません)
ぜひ、この基金を有効に活用して、
市と住民が連携して、「孤立しない繋がりのある元気な市」にして欲しいと思います。
間違っても、自治会へのバラマキ行政などに使われないでもらいたいものです

先生へのお礼カード
2011年03月01日
とうとう3月が来てしまった!
長い保育所通いも後わずか
長男、次男と働きながらの送り迎えは、
ありがたくもあり、大変でした・・・。
保育所でお世話になった先生方に
お礼のカードを作ります。

子どもの通う保育所はとても和風の建物で
武家屋敷か、学問所のような雰囲気です。
門構えもカッコ良く、
「頼もー!!」門、と呼んでいました
大きな木戸はいつも開いていて、
その内側に
子どもでも開けられる低い木製の格子の門があります。
毎日それを開け閉めして通い続けました。
その門を、竹ヒゴで作ってみました
(まだ途中ですが・・・。)
きっと、他のお母さんたちはスゴく凝ったカードを作っていると思いますが、
竹ヒゴを材料にした人は絶対にいないと思います
(だって、どこにも売ってないもん(>_<))
シンプルだけど自分らしくオシャレなものができたと満足しています。
(手抜きとも言う
)
保育所には散々お世話になりました。
いい加減な母親の代わりに立派に息子を育ててくれて
本当に感謝しています
たんぽぽで作った竹ヒゴをいつかプレゼントして
後輩の子どもたちに、楽しく遊んでもらいたいな~。
このままお別れは寂しいので
そんな関係をこれからも持ちたいと思ってます。
長い保育所通いも後わずか

長男、次男と働きながらの送り迎えは、
ありがたくもあり、大変でした・・・。
保育所でお世話になった先生方に
お礼のカードを作ります。

子どもの通う保育所はとても和風の建物で
武家屋敷か、学問所のような雰囲気です。
門構えもカッコ良く、
「頼もー!!」門、と呼んでいました

大きな木戸はいつも開いていて、
その内側に
子どもでも開けられる低い木製の格子の門があります。
毎日それを開け閉めして通い続けました。
その門を、竹ヒゴで作ってみました

(まだ途中ですが・・・。)
きっと、他のお母さんたちはスゴく凝ったカードを作っていると思いますが、
竹ヒゴを材料にした人は絶対にいないと思います

(だって、どこにも売ってないもん(>_<))
シンプルだけど自分らしくオシャレなものができたと満足しています。
(手抜きとも言う

保育所には散々お世話になりました。
いい加減な母親の代わりに立派に息子を育ててくれて
本当に感謝しています

たんぽぽで作った竹ヒゴをいつかプレゼントして
後輩の子どもたちに、楽しく遊んでもらいたいな~。
このままお別れは寂しいので
そんな関係をこれからも持ちたいと思ってます。
ゆっくり曲げよう
2011年02月26日
昨日、小学校PTAの部会があり
今年度の反省や次年度活動への意見交換がありました。
年間を通して数回、
母親対象の研修等を行う部会です。
反省点の中で
部員のための講座なのに出席率が低い、
という意見がありました。
コミュニティーセンターの方が
この部会のそもそもの趣旨を話してくれました。
戦後、子どもの母親たちは、
子育ての知識があまりなく
(戦前の古い考え方を持っていた時代)
文化や教養を高める機会もなかったので
市が助成金を出して、PTA活動を支援した、
ということです。
でも、現在はカルチャースクールなど
趣味や教養を楽しむチャンスがどこにでもあるので
あまり興味を持たなくなったのでは。
と言っていました。
部員の中にはその趣旨を全く理解しておらず、
自分の担当になった研修だけ参加していればいい
と思っていた人もいたそうです。
ほぼ平日の日中に開かれる研修会なので
仕事を持っている人は参加しにくいので
選考の時に、そのことはきちんと周知しておく必要があったと思われます。
(土日が仕事と言う人も多いので、一概には言えんけど。)
しかし、仕事や用事が理由ではなく、
単に「私には関係ない内容」と言う理由で不参加の方もいたようです。
研修の内容は多様で、
私個人にとっても
興味の有るものと無いものがありあます。
でも、「おもしろくなさそ(=_=)」と思って参加したものも
やはり一応楽しかったし、何かしら得るものはありました。
巷にカルチャー講座はたくさんあふれてますが
自分でお金を払ったり選んで行くものは、
当然、自分の好みのものであり、興味のあるものです。
でも、
学校の行事で、半ば仕事として参加する研修や講座は
「自分では絶対行かない!」ものに出会うチャンスでもあると思うんです。
食わず嫌いに気付くこともあるだろうし、
なにより、自分の物差し以外の物差しを実感するチャンスですよ。
親は自分の考えを子どもに押し付けがちです。
狭い了見の中で、余裕もなく子育てしてしまってはいないか、
世の中にはいろいろなもの、考え、思いがあるんだ、ってことを知れば
必ず、自分自身の視野を広げることができるんでないかなぁ。
・・・なんて話をしていた中
一人のお母さんが
「(興味のない講座は)私は絶対行かない!!」と言いきってました
人生修業、まだまだこれからですな(笑)。

竹を曲げているところです
熱した鉄パイプに竹をあて、
ゆっくりゆっくり曲げていきます。
左右同じ加減に曲げていくのが難しいね。
人も急には変わりません
年とともにゆっくり変わっていくんだろうね。
でも、いつでも変わる用意は心の中に持っておきたいね~。
そうやって角が取れて丸くなるンも悪くないぞ(^_-)-☆。
自然のものに教わることは多いね!
今年度の反省や次年度活動への意見交換がありました。
年間を通して数回、
母親対象の研修等を行う部会です。
反省点の中で
部員のための講座なのに出席率が低い、
という意見がありました。
コミュニティーセンターの方が
この部会のそもそもの趣旨を話してくれました。
戦後、子どもの母親たちは、
子育ての知識があまりなく
(戦前の古い考え方を持っていた時代)
文化や教養を高める機会もなかったので
市が助成金を出して、PTA活動を支援した、
ということです。
でも、現在はカルチャースクールなど
趣味や教養を楽しむチャンスがどこにでもあるので
あまり興味を持たなくなったのでは。
と言っていました。
部員の中にはその趣旨を全く理解しておらず、
自分の担当になった研修だけ参加していればいい
と思っていた人もいたそうです。
ほぼ平日の日中に開かれる研修会なので
仕事を持っている人は参加しにくいので
選考の時に、そのことはきちんと周知しておく必要があったと思われます。
(土日が仕事と言う人も多いので、一概には言えんけど。)
しかし、仕事や用事が理由ではなく、
単に「私には関係ない内容」と言う理由で不参加の方もいたようです。
研修の内容は多様で、
私個人にとっても
興味の有るものと無いものがありあます。
でも、「おもしろくなさそ(=_=)」と思って参加したものも
やはり一応楽しかったし、何かしら得るものはありました。
巷にカルチャー講座はたくさんあふれてますが
自分でお金を払ったり選んで行くものは、
当然、自分の好みのものであり、興味のあるものです。
でも、
学校の行事で、半ば仕事として参加する研修や講座は
「自分では絶対行かない!」ものに出会うチャンスでもあると思うんです。
食わず嫌いに気付くこともあるだろうし、
なにより、自分の物差し以外の物差しを実感するチャンスですよ。
親は自分の考えを子どもに押し付けがちです。
狭い了見の中で、余裕もなく子育てしてしまってはいないか、
世の中にはいろいろなもの、考え、思いがあるんだ、ってことを知れば
必ず、自分自身の視野を広げることができるんでないかなぁ。
・・・なんて話をしていた中
一人のお母さんが
「(興味のない講座は)私は絶対行かない!!」と言いきってました

人生修業、まだまだこれからですな(笑)。

竹を曲げているところです

熱した鉄パイプに竹をあて、
ゆっくりゆっくり曲げていきます。
左右同じ加減に曲げていくのが難しいね。
人も急には変わりません

年とともにゆっくり変わっていくんだろうね。
でも、いつでも変わる用意は心の中に持っておきたいね~。
そうやって角が取れて丸くなるンも悪くないぞ(^_-)-☆。
自然のものに教わることは多いね!
これ何だー??
2011年02月18日

これは、鯛の身をほぐす道具です

浜焼など、鯛を丸ごと調理して、ホッカホッカの身をほぐして食べるんですって

美味しそ~~~~

風情があって美味しさを引き立ててくれそうなこの道具、
竹で出来ていて、竹の自然のツヤがいい感じ

ところが、この小さな小道具を
手作りしていた県外の職人さんが、
高齢のため作れなくなったそう・・・・。
日本料理をオシャレに演出してくれる様々な竹製品、
国産の竹で、日本人が作るものがどんどん無くなってきています

竹を火であぶって曲げたので
カーブした部分に焦げた跡があります。
プラスティック樹脂と違って、味わいがありますね~~~。
また一つ小さな国産が消えた瞬間です・・・・。
今週は、いい事やちょぴり悲しい事がいろいろありました。
ガッカリしたり、元気になったり
ションボリしたり、喜んだり
ここんところの天気のように大荒れでした。
勤め人時代の
毎日が同じことの繰り返し、
とは違って面白いったぁ、面白いんだけど、
自分に自信が無くなる時があるんだよねぇ・・・、ふぅ。
まぁ、出来ることしか出来ませんから、
出来ることをやるしかないですね(意味不明(>_<))。
笑顔
2011年02月11日
毎週木曜日の午後は竹教室。
中高年のおじ様たちが集まります。
笑顔のかわいい小島さん

竹の薄皮はぎ作業に挑戦してます。
始めて見たときは「こっわ~~~」と思った
。
かがわ総合リハビリセンターの就労訓練に通ってますが、
週1回、たんぽぽに実習に来てくれます。
頸椎を悪くして手足に障害があります。
しばらく仕事もできず、家で過ごしてたそうです。
最初のころに比べてずいぶん穏やかな表情になりました
絵が好きで面白い絵や言葉を描きます。
左手がうまく使えないのですが、竹ののこぎり作業は楽しそうです。
誰かが押さえてあげれば、たいていの作業はできそうです
仕事はひとりでするものではないです。
個人の能力ばかりを重視する風潮には疑問を感じます。

竹師匠たちはいつも仲良しで楽しそう
ストーブの前でだべってるんではないですよ!
竹を乾かしながら歪みを直しているところです。
「ストーブの熱でも油が染み出てくるな~」
とベテランでも新しい発見をしたときは
こうして情報交換( ..)φメモメモ。
道具の調達や次の作業についても話し合います。

竹ひごを作る道具です。
幅を揃える器具と
厚みを揃える器具です。
これまた、石原代表のお知り合いの鉄工所の人が
「障害に負けずがんばってる石原さんに」と
とても安く特注で作ってくれました
仕事はみんなが
教えたり、教えられたり
手を貸したり、貸してもらったり
応援したり、応援してもらったり。
個人の能力が高い人も
能力は高くなくても、みんなで助け合って仕事をしている人も
結局は同じ働き、仕事ができるのではないかなぁ・・・。
そんなことを思ってしまう竹作業の風景です
中高年のおじ様たちが集まります。
笑顔のかわいい小島さん


竹の薄皮はぎ作業に挑戦してます。
始めて見たときは「こっわ~~~」と思った

かがわ総合リハビリセンターの就労訓練に通ってますが、
週1回、たんぽぽに実習に来てくれます。
頸椎を悪くして手足に障害があります。
しばらく仕事もできず、家で過ごしてたそうです。
最初のころに比べてずいぶん穏やかな表情になりました

絵が好きで面白い絵や言葉を描きます。
左手がうまく使えないのですが、竹ののこぎり作業は楽しそうです。
誰かが押さえてあげれば、たいていの作業はできそうです

仕事はひとりでするものではないです。
個人の能力ばかりを重視する風潮には疑問を感じます。

竹師匠たちはいつも仲良しで楽しそう

ストーブの前でだべってるんではないですよ!
竹を乾かしながら歪みを直しているところです。
「ストーブの熱でも油が染み出てくるな~」
とベテランでも新しい発見をしたときは
こうして情報交換( ..)φメモメモ。
道具の調達や次の作業についても話し合います。

竹ひごを作る道具です。
幅を揃える器具と
厚みを揃える器具です。
これまた、石原代表のお知り合いの鉄工所の人が
「障害に負けずがんばってる石原さんに」と
とても安く特注で作ってくれました

仕事はみんなが
教えたり、教えられたり
手を貸したり、貸してもらったり
応援したり、応援してもらったり。
個人の能力が高い人も
能力は高くなくても、みんなで助け合って仕事をしている人も
結局は同じ働き、仕事ができるのではないかなぁ・・・。
そんなことを思ってしまう竹作業の風景です

いつまでもあると思うな、親と職人
2011年02月01日
日曜日に、竹取りに行きましたが、
トラックから竹を下ろす作業のときに
木内師匠の頭にゴツンと下ろしている竹が当たってしまいました


木内師匠は80歳を超える高齢。
しかも一昨年大きな交通事故に遭い
生死をさまよい、必死のリハビリで
やっと少しづつ趣味の竹細工ができるようになりました
頭を強打した木内師匠は
しばらく目をバシバシして痛みを堪えていました。
その前も、山での鋸作業で大活躍していて
体もかなりキツイ状態だったのに・・・・。

しばらくして
「どーもない、どーもない」と言いながら
「今から女竹を取りに行く!」といって、車に乗りこみました
翌日、心配で電話したら
「どーもない、どーもない!今持病の治療に病院来とんじゃ」
と言いました。
竹師匠たちは、みんな後期高齢者。
竹の見分け方、
竹の性質、
竹の加工の仕方、
竹の道具
竹の使い道
などなどなどなどなどなど
いつか(近い将来)竹を知り尽くした師匠たちは必ずいなくなります。
だけど、竹は勝手にドンドン生え続けます。
かつては使うために植えた「竹」。
竹を活かす人は死に絶えて
それを恨むかのように竹は繁殖し続ける・・・・・・。
小学校に当たり前のように来てくれる
地域のお年寄りの竹細工教室や藁細工教室。
あと10年、いや、あと5年、もっと早いか????
絶滅カウントダウン・・・。
高齢者はボランティアで当たり前!
竹はタダで当たり前!
タダの代償は余りにも大きい。
竹を知る人が死に絶えた後
竹は完全に駆除する存在になるのだろう。
木内師匠のケガが大したことなかったようなので
少し安心したけど、
もっと、もっと不安な気持ちになってしまった
本当に時間がないな
。
トラックから竹を下ろす作業のときに
木内師匠の頭にゴツンと下ろしている竹が当たってしまいました



木内師匠は80歳を超える高齢。
しかも一昨年大きな交通事故に遭い
生死をさまよい、必死のリハビリで
やっと少しづつ趣味の竹細工ができるようになりました

頭を強打した木内師匠は
しばらく目をバシバシして痛みを堪えていました。
その前も、山での鋸作業で大活躍していて
体もかなりキツイ状態だったのに・・・・。

しばらくして
「どーもない、どーもない」と言いながら
「今から女竹を取りに行く!」といって、車に乗りこみました

翌日、心配で電話したら
「どーもない、どーもない!今持病の治療に病院来とんじゃ」
と言いました。
竹師匠たちは、みんな後期高齢者。
竹の見分け方、
竹の性質、
竹の加工の仕方、
竹の道具
竹の使い道
などなどなどなどなどなど
いつか(近い将来)竹を知り尽くした師匠たちは必ずいなくなります。
だけど、竹は勝手にドンドン生え続けます。
かつては使うために植えた「竹」。
竹を活かす人は死に絶えて
それを恨むかのように竹は繁殖し続ける・・・・・・。
小学校に当たり前のように来てくれる
地域のお年寄りの竹細工教室や藁細工教室。
あと10年、いや、あと5年、もっと早いか????
絶滅カウントダウン・・・。
高齢者はボランティアで当たり前!
竹はタダで当たり前!
タダの代償は余りにも大きい。
竹を知る人が死に絶えた後
竹は完全に駆除する存在になるのだろう。
木内師匠のケガが大したことなかったようなので
少し安心したけど、
もっと、もっと不安な気持ちになってしまった

本当に時間がないな

梅の着物
2011年01月24日
踊りの会に行ってきました。
日本舞踊
お師匠さんたちばかりで見応えアリの舞台でした。
華やかな衣装と古典の音楽でリフレッシュ
本日の出で立ちは、
新春を意識して、梅の枝に舞扇の模様の着物ですヨ。

枝にふわりと乗る白い玉は、雪持ちの枝なのか、白い梅の花なのか・・・。
その枝に一枚開きの舞扇が小鳥のように留ってます。
柄に物語がある粋な模様なのです
日本舞踊の舞台は舞踊劇。
セリフのないお芝居みたいに
季節や景色、心情を舞踊で表現します。
(しかも顔は無表情に近いし、唄の意味も聞き取れないし
)
着物の柄も、言葉を使わずに模様でストーリーを表現しています。
昔の日本の精神文化を感じさせてくれます。
人のせいにして、文句ばっかり言ってないで
黙って、自分の行動で、仕事ぶりで気持ちを表現する方法もある。。。
日本舞踊

お師匠さんたちばかりで見応えアリの舞台でした。
華やかな衣装と古典の音楽でリフレッシュ

本日の出で立ちは、
新春を意識して、梅の枝に舞扇の模様の着物ですヨ。

枝にふわりと乗る白い玉は、雪持ちの枝なのか、白い梅の花なのか・・・。
その枝に一枚開きの舞扇が小鳥のように留ってます。
柄に物語がある粋な模様なのです

日本舞踊の舞台は舞踊劇。
セリフのないお芝居みたいに
季節や景色、心情を舞踊で表現します。
(しかも顔は無表情に近いし、唄の意味も聞き取れないし

着物の柄も、言葉を使わずに模様でストーリーを表現しています。
昔の日本の精神文化を感じさせてくれます。
人のせいにして、文句ばっかり言ってないで
黙って、自分の行動で、仕事ぶりで気持ちを表現する方法もある。。。
お正月は着物だ!
2011年01月04日
3ヶ日は毎日着物を着ました
寒かったし風もきつかったので晴れ着はあきらめて
防寒、汚れ対応を重視して普段着系の着物にしました。
ちょっとときめきないのよね~~~(=_=)。

元旦は義母からもらった銘仙のきものと
母からもらった絞りの羽織。
古くさっっ、て感じです
さらに着物コートを羽織って
襟巻きぐるぐるにして初詣に行きました。
正月に着物はやっぱ、気持ちいいっすね!!
しかし、3日間、寒かったのであまりあっちこっちに行かなかったとはいえ、
誰一人として着物を着た人を見なかったなぁ~~~
洋服でも特別にめかし込んでる人もいなかったし、
いつもの風景、って感じでした。
テレビのタレントくらいだね、着物着て正月っぽくしてるんは・・・。
まぁ、毎年の事だからあんまり驚きはなかったけど、
やっぱり寂しい気がした。
「親に着せてもらった」「おばあちゃんに着せてもらった」「近所のおばちゃんに手伝ってもらった」
とか、遠い昔の話になっちゃったもんだ。
着物着れる人全然周りにもいないし、
「おばちゃん、着せてぇ!」って言う近所の子供もいないしねー。
本屋の女性雑誌売り場には着物系の本が最近は結構並んであるのに、現実はこんなもんか。
うちの息子は三味線習ってる。
いつか羽織袴を作ってあげるつもり
インバウンド国際観光どんと来い!!

寒かったし風もきつかったので晴れ着はあきらめて
防寒、汚れ対応を重視して普段着系の着物にしました。
ちょっとときめきないのよね~~~(=_=)。

元旦は義母からもらった銘仙のきものと
母からもらった絞りの羽織。
古くさっっ、て感じです

さらに着物コートを羽織って
襟巻きぐるぐるにして初詣に行きました。
正月に着物はやっぱ、気持ちいいっすね!!
しかし、3日間、寒かったのであまりあっちこっちに行かなかったとはいえ、
誰一人として着物を着た人を見なかったなぁ~~~

洋服でも特別にめかし込んでる人もいなかったし、
いつもの風景、って感じでした。
テレビのタレントくらいだね、着物着て正月っぽくしてるんは・・・。
まぁ、毎年の事だからあんまり驚きはなかったけど、
やっぱり寂しい気がした。
「親に着せてもらった」「おばあちゃんに着せてもらった」「近所のおばちゃんに手伝ってもらった」
とか、遠い昔の話になっちゃったもんだ。
着物着れる人全然周りにもいないし、
「おばちゃん、着せてぇ!」って言う近所の子供もいないしねー。
本屋の女性雑誌売り場には着物系の本が最近は結構並んであるのに、現実はこんなもんか。
うちの息子は三味線習ってる。
いつか羽織袴を作ってあげるつもり

インバウンド国際観光どんと来い!!