この広告、メッセージは90日以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事でこのメッセージが消せます。
  

Posted by あしたさぬき.JP at

「努力する」

2012年01月19日

普段の私たちの生活の中では、
いつの間にか、
「自分の中の常識」とか「世間や時代の常識」とかが
無意識の中で支配していて、
何の疑問もなく「勝手にこんなもんや」、と思い込んで
考えや行動が知らない間に狭まっている事が多いものです。

障害のある方たちといっしょにいると、
そんな現代常識感覚病に気付かされることがよくあります。

先日、会計帳簿の整理をしていると、
それを見て、精神障害がある人から
「努力してるんや~」と言われましたオドロキ

えっ?
別に面倒くさいとは思うけど、努力しよる、って感覚ではないけどな~・・・(*_*)、
と思ったのですが、
考えてみれば、人によってはそうかもしれんーーー。
例えば、電話番くらい、とか、留守番くらい、とか伝票の整理くらい、とかとか、
普段私たちは、仕事だからやって当たり前、出来て当たり前、
と思ってしまうのだけど、
失語症の人には電話番は難しいし、
一人がとても不安な人もいるし、
整理が苦手な人もいる。

その作業が苦手だったり難しかったりする人にとっては、
私たちが思う以上に「努力」しなければ出来ないのです。
でも、その努力の部分は評価されず、
できない部分だけが目立ってしまう。

その精神障害の人はこーんなことが楽しくできちゃうピカピカ
   ↓


これこそ私にとっては努力しないとできないねー汗

今のような経済優先で、機械で大量生産、使い捨ての社会では
こんなすごいことが全く評価されず、
コミュニケーション能力や事務処理能力ばかりが問われます。
お金が全てを支配しているので、お金にならない事は無駄なことのように扱われてしまうのです。

この大量の「辰」の折り紙は、
ひとつひとつ手作りで丁寧に作られています。
きっといろいろなところで人々を優しい気持にしたり、
季節を感じてもらったり、幸運を招いてくれたりすると思います。

事務処理がちょっとばかり出来るからといって、
人間が上だ、ということはないのです。
勘違いしないようにしなければイカンです。
いつか、心が優先の社会になったとき、
立場が逆転するかもしれんのです木  

Posted by 0-た at 21:23Comments(3)日記

宝尽しの着物

2012年01月07日

お正月はいつも着物です!!
今年の同窓会には恩師が出席するとのこと、
80歳にはなるそうなので、
長寿の祝いを表すおめでたい「宝尽し」の着物を着ましたスマイル



残念ながら体調不良なのか
恩師は来られませんでしたが、
お気に入りの着物なので、着れて良かったです。
帯締めは手製ですチョキ

明日も子どもの三味線の初弾きなので
着物を着て行くつもり、うふふピカピカ

今年もじゃんじゃん着物を着たいと思ってます!!

着物は、動きが洋服より制限されるけど、
それが、身のこなしや工夫で、何とも言えない着心地になるのですメロメロ

世の中も、あまり自由すぎるのも考えモノですな(=_=)。
楽な方、楽しい方、無責任な方に流れて・・・。
流れた先はどうなるんでしょうなぁぁぁ。

田舎は窮屈で年寄りはうっとぉしい、---っな~んて
昔は思ってたけど、
アレはアレで、いろんな意味で勉強だったな、と思います。
若い時は、反発するのが常なので、
ソレはソレで、よかったと思っていますが、
今の自分にその時代が活きている気がしますピカピカ。  

Posted by 0-た at 23:19Comments(7)日記

八栗さんで初めて見ました。

2012年01月04日

今日から仕事始めですが、
明けましておめでとうございます。

毎年屋島寺に行くのですが、
今年は久々に八栗寺に初詣。
子どもの頃はいつも八栗さんに登ってました。
参道は今みたいにキレイに整備されてなくて、
とーっても歩きにくいし、危険な場所がいっぱいのワイルド道だったと思います。
それでも晴れ着を着た若い娘さんからお年寄りまで
ケーブルを使わずがんばって歩いて登っている人たちでいっぱいでした。

今は道もきれいで歩きやすいのですが、以前ほどのにぎわいはなく、ぼちぼちの人出でした。
もちろん、着物好きの私は着物を着て歩きましたヨパーンチ
汗だく、ヨロけて転んでもいいように晴れ着ではない着物だったので
ここではアップしませんぜ。
着物を着た人を一人だけ見ましたが、
あとは洋服、それも普段着っぽい人ばかりでしたね(=_=)。
服を変えるだけでも新まった気持ちが更に倍増すると思うんだけどな~~~ダウン

天気も良くて、一通り廻った後、下りは楽してケーブルでワーイ
ケーブル駅の近くに本坊があって、
みんな通り過ぎて行ってるけど、門が開いて中まで入れるようでした。

誰も入っていないので、恐る恐るコソ泥のように入ってみると、
アラっ、素敵ピカピカ



お庭も建物も、そして見上げる五剣山オドロキ
なーんとビュテホゥゥー!!


見事な彫刻の門!



よく見ると仙人が・・・。
右手で左耳をほじってるの???
なんか意味があるのかなぁ、このポーズ?

お遍路さんのお土産事業に関わるようになるまで、
こんなにマジマジと建物や景色を見たことなかったのですが、
本当に身近にある歴史や文化、日本人の技術や美意識に改めて感動したのでありました泣き

屋島ケーブルがなくなる時、
四国ケーブルに移管するよう働きかけもあったようですが、
経営的にムリだったそうで、屋島ケーブルの灯は消えてしまいました。
四国ケーブルさんは雲辺寺のロープウエイなどを運行しているところですが、
参拝客だけでは利用者が少なすぎるので、スキー場も経営しているとか・・・。

四国霊場開創1200年が近いというのに、参拝客が減少するばかりとは
残念な気持ちでいっぱいです。
経済成長優先で、心のよりどころより、お金の儲け方ばかり求めていたのではないのかな。
大きな震災に見舞われた日本にとって、
復興の道のりはどれほどか、被災された方たちにとって途方もない道のりだと思います。
町が元通りになる前に、心が萎えてしまわないように
昔の日本人の心を取り戻してみたらどうでしょう。

国や法律や制度に頼るばかりでなく、
お遍路さんがお接待を頼ったように、
人の優しさに遠慮なく頼り、
人にやさしくすることで、自分の徳を高め、
お互いに進んでいけるように、
昔の人の暮らし方を見直したらいいのにな、と思うのです。


八栗寺の本坊の見事な彫刻を見ながら、
この欄間職人は、「少しでも高く売り値を付けてやろう」などと思って彫ったのではなく、
身を清め、心を清め、無心で高みを目指し彫り進めたのだろう。
1200年続く札所にふさわしい、心落ち着く門でした。



  

Posted by 0-た at 15:01Comments(0)日記

来年も「足るを知る」気持ちで

2011年12月29日

年末の最後の竹の日に
師匠たちからいただいた来年の干支の置物。



カッコいいーーっ!!ピカピカ泣きパンチ

天を見つめて、いざ駈け登らん!!



それにしても、上手く作ってるよね~~~ピカピカ

竹の自然のままの性質、形態をうまく利用してる(@_@)!

竹の節を斜めに切断して、龍の曲がった首を作り、
節から出た枝をウロコに見立ててつなぎ合わせてます。

頭のツノも、竹の節から出た枝の形を、そのままツノに使って、
ひげは笹の部分の枝をくっつけてますオドロキ
まさに龍そのものですよね!!

更に凝ったものは、足や尻尾も付けた全身の龍もあるそうです!!

いやぁ、お見事、お見事!!ピカピカ
竹細工の奥深さを感じました。

細工する技術だけでは出来ませんよ、コレっ!
竹の性質や種類、形や色など、よ~~~~く観察して知ってないと作れないのよ。

何でも手に入る時代にあって、
「どこにも売っていないもの」。
どこにでも生えている竹のようで、どの竹のどの部分を使ってるのか誰も分からん・・・。

そんな感じかな・・・。




「売ってるものしか使わない」
「売ってないモノは仕方ない」
誰かが安くて便利で面白いモノを考えて作って売ってくれたら、それでいいのだガーン

ーーーそんな世の中が来年も続くのかなぁ・・・。

身近にこんないい素材や資源があっても、見向きもしない、

お金で買えないモノは存在しないモノと思ってるのかな。
安全や安心は誰かが運んでくれると思っているのかな。
困ってる人がいても、未来が不安でも、
誰かがなんとかしてくれるのを待つ気でいるのかな。

就活とか婚活とかにエネルギー使い果たす気でいるんかいな~。


昔の人は頭いいね~~~。
私には、どれも同じにしか見えないけど、
竹師匠たちは、いろいろな竹のいろいろな部分を、
いかに活用して、人間の暮らしに役立てるかを知っています。
必要なモノを必要に合わせて必要なだけ作る、本当の暮らしの工夫を知ってる人たちだわプッン


竹に限らず、自然のモノはどれも、人間のための用途を示して存在しているワケではありません。
人間が頭で考えて、使い道を編みだしているんです!
生まれたときから完成されたモノに囲まれていては、そんな発想は生まれないのかもしれませんな、残念ながら・・・。

これからの時代は、若い者に期待するより、
むしろ、今まで「ない」ところから出発した中高年の人たちに期待したいですね。

足るを知る」を知っている人たちに活躍して欲しいです!!

  

Posted by 0-た at 13:01Comments(2)日記

たんぽぽの風企画副代表多田です。

2011年12月27日

みなさんこんばんは、「たんぽぽの風企画」副代表の多田です。
後4日で2011年は終了しますね。さて先日O-たが書きましたが、
2012年1月からはついに「杖のあと」試験販売がスタートします。
私達が一生懸命に製作をした商品どのような形で「お客様」のお手元に届くのか楽しみです。
さてここからは副代表の個人的な日記になります。
(あらかじめご了承くださいね!!)

私多田は、本業としましてうどん屋さんにて勤務をしています。(こちらは給料でます。)
副業の「たんぽぽの風企画」は、なぜか無償(ボランテイア)なんです。
無償の理由は・・・「頭を使う仕事の人には工賃は出せない。(事務の人)」
         「商品製作に関わった人たちにはお礼として工賃を支給します。」  
これには、深いわけがあるようです。詳しくは聞いていません。あと事務の人はほぼ自分の独断で何でも決めています。副代表への相談もなく・・・久しぶりに「たんぽぽの風企画」に行くと「こんな事してみようかと思う」どう・・・なんて相談なしに進めているので私は副代表として「勝手にしたらいいじゃん!!て心の中で怒り気味」
でも口には出せないだって一番年下の人間なんですもの私副代表は・・・なんて愚痴をこぼしましたごめんなさい。
さて、私達「たんぽぽの風企画」は、1月から4月の試験販売に向けて全力投球をします。皆さまもいいろいろな形でご協力よろしくお願いいたします。ではでは失礼いたします
実はこんなことを書いていますが、実は二人は仲良しなんですよ。

追記
こんな書き方をしたので皆さまに大変な誤解をされてしまいましたが、私達はいつも仲良く・ニコニコ笑顔でがんばっています。



  

Posted by 0-た at 17:37Comments(4)日記

こんばんはたんぽぽの風企画副代表多田です。

2011年12月13日


みなさんこんばんは、みなさまお体の体調はいかがでしょうか?

副代表多田は風邪気味です。

さて今日は活動報告と日記を掲載いたします。実は、「たんぽぽの風企画」『杖のあと』ですが、

販売記念商品(非売品)ですができました。そこで本日私達は、

その商品をお世話になった皆さまにお持ちいたしました。

今日は、午前中・さぬき市役所:「政策課」様・「秘書課」様・「観光課」様

そして「さぬき市女性退職者の会」様・「さぬき市商工会」様「真珠の杜しど」様

「香川総合リハビリテーションセンター」様 以上のところを回っていました。

写真は申し訳ございませんありません

その代わり分かりにくいですが我が家のイルミネーション達を記載します。

・我が家の全体のイルミネーション(LED)


そして今年初の門を彩るイルミネーション(LED)


というわけでみなさんこんな写真でお許しくださいませ。

さて「杖のあとは」来年度1月より試験販売を検討しています。

4月からは本格販売を予定いたしています。皆さまどうぞ今後とも「たんぽぽの風企画」「杖のあと」

共々によろしくお願い申し上げます。
  

Posted by 0-た at 19:11Comments(4)日記

古代日本の国造りはスゴイ!

2011年11月21日

コミセンのふるさと探検に参加しました。
屋島の城門の復元作業や石積み跡などを古道を歩いて回りました。

「これが道なんかーーーっ!?
っちゅーくらい、石がごろごろのジャングルみたいなところを
地面にはいつくばって登って行きましたタラーッ
前情報なしで気楽に参加したわれら家族は、
周りの紅葉なんぞひとっつも見る余裕ナシで
サバイバル体験しながら必死でついていきました汗

山上で婦人会の人が作ってくれた手作り弁当を美味しくいただき、
少し元気が戻ってきましたプッン

地元に住んでいながら屋島のこと、ホントに知らなかったガーン反省です!!

今から1300年以上前(667年)にできた屋島の城について、高松市の職員の方から説明を受けました。
復元作業をしている城門は、瀬戸内海とは反対側で高松市が一望でる場所にあります。
山の頂全体が山城で、唐や新羅から攻めてくる敵軍を見張る場所が何箇所もあり、
城門跡あたりは作戦会議を開くための本部があって、
敵に見つけられにくく、時間を稼いで、援軍を待ったり戦略を練ったりする場所だった、
また、当時最先端の技術や知識を駆使して敵の侵入を防ぐ造りをしていた門だったことが
調査を進めるうちに分かってきた、といろいろ教えてくれました。

663年大和朝廷は朝鮮半島の百済の応援軍を出したのですが、
唐と新羅軍に大敗してしまいました(白村江の戦)。
屋島の城はその数年後に出来たことになります。

広い道も重機もなかった時代、
屋島の岩盤を削り、石を砕き、城を築くことは気の遠くなるほどの年月が必要だったと思います。
また、城を守る兵士たちを雇うためには戸籍が必要だったそうで、
大和朝廷は、国防だけでなく、民を守るための施策にも力を入れていたそうです。
外交や国造りを必死でやっていたんですね。

「今の後手後手の政治よりよっぽどマシや~~~ん!!
っと、思わず口から出てしまいましたワーイ

市の職員さんも、
「もう一度、そのころの政治を見直すことは大事です!」とおっしゃっていました!

今日のテレビで保育所の待機児童の話題がでてましたけど、
ずーっと昔から保育所が足りない話はあったし、
幼稚園と保育所が別々なのが不便、って話も前々からあった。
それでもずーっとずーっと知らんぷりしてきて、
ここにきて少子化だの、年金制度の危機だの言いだしてから、
やっと本腰入れだした、って感じ・・・ガーン

ここまで深刻化しないとやるべきことやんないのかねーーーっっ怒ってるぞ今の日本人は!
少子化の話だって早くから出てたんだから、年金問題が起こることも分かり切ってたんちゃうんな???

少なくとも、大和朝廷は何百年先の事を考えて、何十年も掛けて山城を築いたんだろうな。  

Posted by 0-た at 21:00Comments(4)日記

御縁を大切にすること

2011年11月15日

先日、ひとりの男性に会いました。

年齢も近く、話が合いまくってすごくすごく楽しかった太陽

長髪でキャップをかぶり、ジーンズがよく似合う
ミュージシャン?みたいにオシャレでカッコ良い人でした。

話題も多く、物知りで、すごく反応が早くて、それでいて謙虚ピカピカ
まだまだ話足りないことがいっぱいある、もっともっとお話がしたいと思った人でした。




その人は、いわゆるひきこもりといわれるている人です。
オシャレで楽しくて気さくなステキな男性です。
WHY???



明るい笑い声のあとに、ふ、と
あきらめの表情で自信の無さをつぶやきます。

抜け出せない長いトンネルの中にいるのですね・・・。



たんぽぽの風企画の「みんなで作るお遍路さんのお土産開発」をキッカケに
在宅でお土産作りに参加してくれました。
そのことで、久々に生活にハリが出た、と
喜んでくださって、
ご家族の方とわざわざ挨拶に来てくれました。




深々とお礼を言われました。

会いに来てくださっただけで感激です泣き
気恥ずかしくて、被りを振って否定しました汗

「私は感謝されるようなことは何もしていませんよ。
どうか御縁に感謝してください!
そして御縁を大切にしてください、
必ず次の御縁に繋がります。」

とお伝えしました。

それは私がお土産作りを始めて、本当に実感していることなのです。


その方はうなずきました。

長いトンネルの先にある、出口の明かりが小さく見えていると思います。
焦らずゆっくり出口に向かって歩いてください。
私たちは、いつでもお迎えしますよスマイル  

Posted by 0-た at 21:04Comments(2)日記

はじめまして!たんぽぽの風企画Web担当kです。

2011年10月18日

[これからの活躍に期待!]の記事にのせていただきましたWeb担当kです。

私は、以前から地域の振興と福祉の向上をはかる仕事がしたいと、考えてました。

重度障害者は、制度の壁でなかなか仕事ができない旨を書いた自身のブログのページを

0-た さんに観ていただいたことがきっかけで、Web担当になりました。

先週木曜日に、たんぽぽの風企画の方と対面を果たすことができました。

そのときに、杖のあとの実物をいただきましたアップ
いろんな方の想いがつまったお土産です。


竹で作ったおみやげもいただきましたニコニコ



お土産事業に対する、熱い思いが伝わってきました。

私自身

プロのWeb制作者に依頼すれば、きれいなページはできるけど、

さぬき市出身の障害者が制作することに意味があると


言っていただいたときに

とてもやりがいのある仕事だと感じました。

力不足な面もありますが、私だから作れるページをめざしていきたいです。

文才もないですが、たくさんの方にみていただけると、うれしいですピカピカ

  

Posted by 0-た at 17:47Comments(5)日記

報われる世の中

2011年10月17日

「真面目に生きていれば必ず報われる」

そんな世の中ならステキだなぁ。

んじゃ、「報われる」ってどんなこと?

東日本大震災の被災者は、
みんな真面目に生きていた人ばかりのはず・・・。

交通事故に遭ったり、事件に巻き込まれたり
病気になったり、大切な人を亡くしたり・・・。

真面目に生きていてもツラいことが起こってしまうタラーッ

そんな人たちは、皆「報われない」人たちなのだろうか?

私は今、社会的に弱い立場の人について考えることが多いのだけど、
やはり、なんとなく元気が無いし
未来にあきらめみたいな雰囲気が漂っているように思えます。
(もちろんそんな人ばっかりではないでしょう)
過疎地の高齢者も、伝統的手仕事の職人さんたちも、そんな感じ。

いったい何に元気をなくしてしまってるんだろうガーン

私が思うに、

それは、

「世の中から見捨てられてる」感覚じゃないかな。

誰からも関心を持たれず、
福祉や介護の制度に頼り、
制度に振り回され、考える余裕も余地もなく、
世間の片隅で必死で生きなければならない、


地震の被災者が
もし、日本中の人たちが無関心で、支援も応援も受けなかったら、
「報われない人たち」だったろう。
日本中、世界中の人たちが心を寄せ、
生きていることを喜んでくれるから、生きられるんだと思います。

だから、私は
「報われる人」は「認められる人」だと思います。
そこに確かに生きて、存在している、「必要な人間」、
そう思われることで生きられるんじゃないかな。
けっして
「お金がある」とか「健康で長生き」とか「悠々自適」とかではないと思うんや。

どんなに社会が成熟して、制度や法律が整っても
必ずそこからこぼれ落ちる人がいる。
こぼれる人の方がはるかに多い。
そのことを忘れて「国が悪い」「制度が不備」と
自分には関係ない、と思ってしまうことが一番悲しい。

制度や法律は、基本のルールであるけれど、万能じゃぁないダウン
良い暮らしを作るのはそこに暮らす人間で
他人を思いやる気持ちに勝るものはないのだうえ  

Posted by 0-た at 11:37Comments(2)日記

復興は昔からの人々の願い

2011年09月24日

先日、途上国支援をしている、公益社団法人 セカンドハンドさんの
パーティに参加しました。

カンボジアから緊急医療の実習にこられた方や、
孤児院の責任者をされている人、
院の卒業生でセカンドハンドの修学支援を受けている大学生が
来日していて、
その人たちを招いての親睦バーティがありました。



3月の大震災で、
カンボジアの人たちも、大変日本を心配してくれて、
安否を気遣うメールや、
励ましや応援のメッセージを送ってくれた人、
大使館に花束を持ってきてくれた人、
寺院に祈りをささげた人、
自分たちの生活もままならない貧困の中、
募金集めをしてくれた人、
などなど、、、、、
多くのカンボジア人が日本を思って胸を痛めてくれました泣き

国際支援とは縁遠い人も多いと思いますが、
日本だ、先進国だ、途上国だ、と言わず
助け合ったり、応援したりすることは
人として、当たり前のことなんだぁ、と自然に考えたいですね木


私は、得意の着物を着て参加ですピカピカ
外国の人と御一緒する場合は、なるべく着物を着たいと思っています。



この日の着物は夏用の綿麻です。



屋根が重なり合った町景色の模様です。
家々の屋根が幾重にも重なる景色は、その町が繁栄してにぎわっている様子です。

昔から、日本は災害の多い国です。
地震や津波、台風や火事。
何度も、何度も壊されては作り直して暮らしてきたのでしょうタラーッ

だから、屋根が重なる様子が着物の模様にまでなったのでしょう。
私は、同じような模様の冬のウールの着物も持っています。
夏だろうと冬だろうと、住む家が無いのは大変なことです!
けっして、華やかできらびやかな模様ではないけれど、
人々の復興への想いや、
町に人があふれ、家が建ち並び、活気あふれる景色を願う気持ちが伝わります。

家があって家族と暮らす、当たり前の生活が
当たり前ではなかった時代の人たちの切なる想いを
着物の中で見ることができますピカピカ


  

Posted by 0-た at 17:41Comments(2)日記

茶道部文化祭のお手伝い

2011年09月10日

昨日,今日と蒸し暑さぶり返し汗

ちょっと前まで日中、外は暑かったけど
屋内や日影はさわやかで過ごしやすかったのに
どーゆーことっ!?怒ってるぞ

朝からジリジリの暑さの中、
H高文化祭の茶道部にお手伝いに参加させてもらいました。
今年からクーラーの効く教室を使えるようになったので
茶道部のお茶会会場は快適木



汗だくで夏の着物。
9月だけどちょっぴり透ける生地です。
帯も夏用の透ける素材だけど
紅葉と流水の模様紅葉

季節先取りですな(^_-)-☆。

顧問の先生と3年生も着物を着ました。
先生はこの日のために新調したそうで、
3年生の女子はお母さんの浴衣だそうです。

新調した着物もお母さんの着物もどちらも思い入れを感じますピカピカ
着物は洋服とは違った感覚を味わえる衣服です木

お抹茶バザーが始まって最初の方は
なぜか男性客ばかり。
慣れない正座に必死で挑戦していましたよ。

ひとり高校生男子で正座姿が決まってた人がいたけど、
弓道してるそうオドロキ
やっぱりねーーー!!
風格のある座り方でした、恐れ入りましたメロメロ

普段の教室を上手に茶室に改装してステキでした。
いろんなところに工夫を凝らしていましたピカピカ




少人数で、準備や片付けも大変だと思います。
先生の
「失敗したときこそ、動揺が広がらないようみんなで助け合い、
お客様がゆったりとした気持ちで過ごせるようにすることが一番大切です」の言葉に感動。
社会に出たときに本当に役立つ言葉だと思いましたピカピカ

自分が高校の時、文化祭なんて大した行事だとは思わなかったけど、
ケッコウ勉強になる経験だったんだな~~~。  

Posted by 0-た at 17:36Comments(4)日記

ああ、兼好法師

2011年07月20日

昨日の台風はすごかった(@_@;)。
庭の木が根こそぎなぎ倒されてしまったガーン



倒れた方向が建物の方でなかったので
人も家も無事でしたが、
多くの地域で台風の被害が出ているようで、
本当にお気の毒に思いましたタラーッ

飼い犬が九死に一生で、倒れた木の脇でヒンヒン泣いていました(=_=)。



さて、ご存知!吉田兼好「徒然草」、
「加茂の競べ馬」。

兼好法師が加茂神社の競馬を見物に行ったら
大勢の見物客がすでに押し寄せていて、全然馬場に近づけず様子が見れない怒ってるぞ
そこに、なんとか競馬を見ようと高い木の上に登って木の股に座っている男がいた。
ところがその男、ひどく居眠りしていて、
落ちそうになっては目を覚まし、
落ちそうになっては目を覚ましを繰り返し、周囲をハラハラさせていた。
人々は口々に「バカがおるぞ、落ちたら死ぬのにのんきに居眠りしとる!」とあざけり笑いぬ。

それを見て兼好法師が一言。

「我らとて、死がいつ来るか分からない、正に今この時かもしれん!
それを忘れてのんきに物見見物して日がな一日暮らす我らの方が
よほどバカ者であるぞ。」

それを聞いた群衆が
「確かにその通りだ!」と、兼好法師に席をゆずってくれました、

という有名なお話。

兼好法師は、
「誰でも知っているはずのこの程度のことであっても、
場所やタイミング良く聞くと、
改めて深く感じ入り、心に響くものだなぁ・・・。」

と書いています。

遠く東北の惨事や原発・節電の話を聞くにつれ、
ああ、お気の毒に・・・、とばかり思っていたけれど、
やはり、どこか他人事に思っていたのだろうか、
倒れた木を見て、ふと思い出してしまいました。


たんぽぽの風企画の試験販売間近の
お遍路さんのお土産「杖のあと」。
心に残る遍路のお土産に、と考えました。
障害者を含む地域の人が描いた絵手紙も添えられています。

特別の言葉ではなく、
普段のふとした場面の絵や言葉で描いています。

以前、歩き遍路に出た経験のある若い男性が、
「遍路している時、とても言葉に飢えて、
メッセージや言葉に敏感になりましたみかん
と言っていました。



徒然草も法師の日常の暮らしを素直に映した日記随筆です。
800年近く前に書かれたことと、今とは全く変わっていませんね。
お遍路を終えた人にとって、
「杖のあと」が深く心に染みわたるお土産となればいいなぁ、と思います。





  

Posted by 0-た at 11:01Comments(6)日記

みかん山のおいし~い!!みかん飴

2011年07月12日

ブログでお世話になってる
小店主さんにいただきました。

大阪おばちゃん
みかん山のおいし~い!!
みかん飴ピカピカ


大阪のおばちゃんタレントのプロダクションもやっている
株式会社みかん山本舗が作っている
飴ちゃんです!

この飴を作った辻イトコさんは障害者の家族です。
大阪の笑いで吹き飛ばしているかもしれませんが
大変な苦労人と聞いてます。

このみかん飴、
とても1粒が小さい!!オドロキ
一度に3個くらい口に放り込んで食べるのかい?
って感じ。




身近に障害のある人がいると
普段健康な人が見えないモノがいろいろ見えます。
何気なく私たちが食べている、飴一つをとっても
食べにくかったり、危険だったりするんです。

だから、体の弱い人にとって美味しく食べられるものは
誰にとっても優しい食べ物なのです!!ハート

いつまで経っても無くならない
こんにゃくゼリーなどの事故も、
作る人もともかく、
購入する側も
身近に障害者や高齢者などがいないので
「健康な大人の自分の感覚」で商品を選ぶもんだから
思いがけない事故を招いてしまうのです怒ってるぞ

たんぽぽの風企画の有能な広報部長、
ブログ「秘めた情熱」の
たけしさん(筋ジストロフィ)の言葉。


どんな困難な状況にあっても,
一方的に世話になるばかりでなく、社会の一役を担うことは出来るはず。
些細に思えることでも,自分が得意な分野で、何らかのメッセージを表面化すれば、
波紋が生ずる可能性もある。
社会参加と言っても、
誰しもが平等に働く場の確保が、仕組みとして完成しているわけではないので、
単純にビジネスにつながるとは言い難いが、
逆に,しょうがい者や、年寄りが中心になって、世の中に提案していくことだって必要だろう。



たけしさんの体はほとんど動きません。
しかし、この経験は貴重な財産でもある、と言います。
闘病の体験を、社会に発信していくことで
未来社会に必ず貢献できるのです。

原料にこだわった自然派のみかん飴、
障害者の雇用の場にもなっていて
売上金の一部は福祉基金に寄付されます。

がんばれ、みかん山の飴ちゃん!!  

Posted by 0-た at 10:17Comments(5)日記

佐藤継信の導きか?!

2011年07月07日

昨日はPTA研修部の家庭教育学級の日でした。
テーマは災害、「現地入りした消防団員のリアルトーク」\(◎o◎)/!

震災直後現地に入って捜索活動をした
香川県の緊急災害援助隊の活動についてお話を聞きました。

44名の精鋭隊員チームは震災直後香川県各地の消防から編成され、
緊急車両10台で宮城県気仙沼市で必死の捜索活動をされたそうです。
「夢なら醒めてくれ」と何度も思ったほどの惨状の中、
瓦礫をめくって、流木を掻き分け、
中に埋もれているかもしれない人たちを探したそうですタラーッ

香川県隊が野営をした場所は、
気仙沼市の津谷中学校。

以前にこのブログで紹介した、
源平合戦のヒーローの一人、
「佐藤継信」。
屋島壇ノ浦の合戦で義経の身代わりに戦死。
故郷のみちのくに愛妻と最愛の母を残し、
讃岐の地で命を散らしました。
八栗駅の近くにお墓があります。

継信の故郷、気仙沼市吉本町津谷桜子にある浄勝寺にも
佐藤継信、忠信兄弟の五輪塔や木像があります。

http://www.pacs.co.jp/hist_walk/walk_miyagi02/motoyosi_tuginobu_haka/index.html

浄勝寺のある中学校区は、
なんと!
香川県緊急災害援助隊が野営した津谷中学校ですっオドロキ
もちろん、そんな歴史的ゆかりの地を選んで派遣されたワケではありません!
まるっきりの偶然でしょう泣き

講師の先生は、この援助隊の隊長さんだった人です。
講座の冒頭、
多くの消防関係の仲間たちが
この大震災で殉職したことを、大変悲しく重く受け止めていると
話しました。

最後まで職務を全うした
消防職員と佐藤継信兄弟が
この地に引き合わせたのでしょうか?ピカピカ

講座の終わりに、
何年かして、きっと復興しているであろう
気仙沼を、この目でもう一度見たい、
行く末を見守りたい、と。

胸が詰まる思いがしました。

震災から4カ月近く
被災地の戦いは果てしなく続いています。タラーッ
  

Posted by 0-た at 20:48Comments(4)日記

ああ、御成敗式目

2011年06月27日

「御成敗式目」
あぁ、なんて懐かしい響き泣き

子どもの宿題に付き合ってたら
目に飛び込んできた「御成敗式目」!

・・・、って何やっけ?
確か、いい国創ろう鎌倉幕府、の辺りやったナァ汗

武士の世の中になって作った法律だから
武士に都合よく出来とるンに違いないワ怒ってるぞ
、と思ってネットで検索してみましたョ。

お忘れの方の為に少々解説。
それまでは律令国家で、
公家の漢文で書かれた難解な法律がありまして、
武士を対象にした法律は無く、慣習や先例などで裁判をしていたそうな。
そのため法慣習が煩雑になり、訴訟がこじれることが多かったようです。


しかし、しかしっ!!

ビックリ、立派な、非常に立派な法律でした泣き

とても優れた内容なので、後世にも代々大きな影響を与え
武家、公家、庶民にも手本となる法であったそうな。

聖徳太子の「和をもって尊ぶ」精神もすばらしいと思ってましたが、
御成敗式目も、17条の憲法の流れをくんで、
「徳」の高い政治を目指したことがわかりますピカピカ
それまでの公家中心の世の中と武士の世の中の調和を図り、
訴訟当事者が誰であっても公平な内容だということです。



注目の第1条はこれだパーンチ


第1条:「神社を修理して祭りを大切にすること」

神は敬うことによって霊験があらたかになる。神社を修理してお祭りを盛んにすることが大切である。神を敬うことによって人々が幸せになるからである。また、供物は絶やさず、昔からの祭りや慣習をおろそかにしてはならない。関東御分国にある国衙領や荘園の地頭と神主はこのことをよく理解しなければならない。神社を修理する際、領地のある神社は、小さな修理は自分たちで行い、手に負えない大きなものは幕府に報告をすること。内容を調べた上で善処するであろう。
(制作・著作 前武蔵守平朝臣泰時・玉川学園多賀譲治(訳))

以下51条ありまして、
裁判は公平で、権力や偽の情報の排除などにも配慮してあり、
女性の権利保護や、誘拐・拉致の禁止も謳ってます。
警察の役割や強盗放火の捜査、罰則も厳しく定めてありますヨ!
裁判の簡略化ってのもありました\(◎o◎)/!

http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/kyouken/kamakura/goseibaishikimoku/index.html

当時は度重なる天候不順で飢饉が続き、争いが絶えず
社会が不安定で、国が乱れ、政治に大きな変化が起きていた、

う--------む、なんか今と近いかも。



・・・何度も言いますけど、
この法律がその時代に支持され、さらに後世の法の基礎にもなったのには、

徳を尊ぶ「徳政」を目指していたところなんです!!


よく勉強してもらいたいモンすねガーン  

Posted by 0-た at 13:04Comments(8)日記

カッコイイ小店主さん

2011年06月20日

以前からブログで気になっていた方に
思い切って電話してみました。

勝手に、なんだか気が合うかもしんない汗
と思って、これまた勝手に親近感を持っていた人です(>_<)。
(スイマセン!えへへ)

弥風堂「おく」の小店主さんです泣き



思ったとおり、
とーってもカッコイイ人でした!

何がカッコイイか~、ってゆーと、
とにかく生き方がカッコイイです。
落ち着きがあって、シッカリしてて、
スケールが大きいのに、謙虚な雰囲気で・・・。

う~~ん、あんまり言い過ぎたら
返って「ほめ殺し」になっちゃうねータラーッ

「気が合う」ってゆーより
「安心できる人」に近いかなぁ(*^。^*)。

お店もすごーくステキでしたピカピカ
納屋を改修して、いろりの似合うとてもオシャレな空間でしたメロメロ



あまりに居心地が良すぎて

何時間ねばっとんや!!


ちゅーくらい長居してしまいました(>_<)、
ごめんなさーーーーーいっっっダッシュ

ホントにホントにすいませんでした
楽しすぎました!!
これに懲りずに

また行ってもいいですかーーーっ!!  

Posted by 0-た at 22:22Comments(4)日記

東谷ぶらぼー!

2011年06月19日

今日は、
あしたさぬきでお馴染みの秀一郎さんの東谷コミュニティセンターに行ってきました(^O^)/

先日、竹パウダーの製造現場を見学しませんか?
とお誘いをいただきました。

ありがとーっ!!見せていただきますよ~ぉダッシュ



すごいっ!
農機具と合体させて手作り感120%!のパウダー機泣き
しかもパウダーはビックリするほど繊細!ふわふわピカピカ



竹を実際に突っ込んでいないと、パウダー製造機には見えないオドロキ

しかーし、竹を原形のまま機械に入れると、
なんと美しくこな雪のような竹パウダーが出来上がるではないですかっ\(◎o◎)/!
東谷の人たちの英知を結集して作り上げた逸品ですピカピカ
恐るべき住民力!

高松の竹材店さんといっしょに見学したのですが、
香川県下の行政主導の大がかりな竹対策事業と違って、
本当の意味で理想的な竹活用事業だ!
とおっしゃっていました。

竹は地元の人が地元で使うために植え育ててきたものです(=_=)。
東谷の人たちは、
東谷の竹を、自分たちで伐採し、
自分たちで作ったパウダー機で
作れる分だけパウダーにし、
堆肥にして田畑に使ったり、生ごみ処理に使ったり、
お料理に使ったり、
様々な実験をしながら、
地元の竹を地元の人で消費しようとしています。
健全な里山サイクルを目指していました泣き

竹は昔から最も身近な素材です。
竹の素材を知り、活かし、生活に馴染ませてこそ
ムリせず、自然な形で山を守り、暮らしを守ることができるのだなぁ木
と、ただただ感心して帰りましたスマイル

竹はまだまだ使えまっせー!
アイデアいろいろですy。
秀一郎さんには負けられませんな(なぜか対抗意識ワーイ
私たちも頑張りまーす太陽  

Posted by 0-た at 17:41Comments(6)日記

茶道男子

2011年06月08日

ときどき、H高校の茶道部にお手伝いに行っていますスマイル

いつも着物で行きます(*^。^*)。
お茶の作法は着物を着てすることを前提にして作られていますが、
今ドキ、着物を着ている人を見ることもマレですけん、
着物をイメージすることすらできませんタラーッ
着物の裾や袂の気配り、立ち居振る舞いなどなど、
所作は着ているものに合わせて決っているところがあるんですな~。

そんなワケで、
大した茶の心得もありませんが、
高校生に着物を着た状態を見慣れてもらうために出動しております汗

今年の新入部員には男子が二人おります!
茶道男子ですな~メロメロ
二人とも大人しい感じで、いつも女子の陰でひっそりお稽古しています。

昨日は、袱紗さばきの復習でしたが、
まだおぼつかない動きで、難しそうですオドロキ

遠慮がちで練習していたので声をかけました。

「袱紗さばきはお手前が始まってすぐにします。
人前でやるからめちゃめちゃ緊張するけど、
表面は『ぜーんぜん、平気、余裕アリまくり・・・』のフリをせんといかんので。」

「茶道は武士のたしなみで、どんなに戦況が悪くても、
武将たるもの、動揺を隠し、落ち着いた行動をとらんといかん!
そのための精神修行が茶道です。」

と、かっこつけて言うと、
茶道男子君たちは、背筋を伸ばし、
最後まで、正座をしてお稽古に取り組んでいました太陽

武士に限らず、
医者や看護師、先生や親たちが
何事かあったときに、慌てふためいて、オロオロしたり騒いだりしたら
患者や子どもたちは不安でたまりませんガーン

会社の経営者が頼りなかったら、従業員は困ります。

茶道など、「道」がつくものは
人の道を教えてくれる場所です。
いつかきっと役に立つことがあると思うので、
是非、続けて欲しいと思いました。



今の政治とか見てたら、
ホーント、悲しくなっちゃうね。
国会議員さん、茶道を習いなさい!  

Posted by 0-た at 12:40Comments(2)日記

ひきこもりの家族

2011年06月04日

ひきこもりの家族の方にお会いしました。

ひきこもりについては
最近テレビ等でよく耳にするようになったけど
実際はどんなんかなぁ。

去年、肩こりの治療をしてくれた
30歳台の女の人は
20歳前後で4年間ひきこもりを経験した、と言っていました。
また、いつそうなるか心配だ、と話してました。
おとなしくてキレイで優しそうな女性でした。

はた目にはうらやましいほど感じのいい人に見えたのに
「また、どうして??」と思いました。
そして、完全に吹っ切れているようにもなかった。
でも理由は聞かなかった。


ひきこもりのきっかけは人それぞれなんでしょう(=_=)。
これ、という理由のない、なんとなくという人もいるかもしれませんね。

私も自分で自覚なく、
体が思うように動かない、元気が出ない、些細なことが気にかかる、
などの状態に陥ることがあります。
そこへ、外的要因が加われば、心が萎えてしまったかもしれん。

社会としばらく距離を持ちたいと思うことは、
誰にでもあって、いたって普通の事でもある。
それが極端に現れる場合もしばしばあるでしょう。

疾病や障害も起因する場合もあるし、
事故や身内の不幸がきっかけの人もいるでしょう。
結局、誰にでも可能性があるのです。
ひきこもりが社会問題になるのも無理ないな、と感じます。

とはいえ、家族としては大変深刻です。
いつまで続くのか、親が死んだらどうなるのか。

障害者の家族も同じですが、
将来が不安なんです。
良い時代になるとは思えないんです(>_<)。

どうしてこんなに未来が薄暗いんでしょうね~(>_<)。
ため息が出ますタラーッ


今日は介護の勉強をしている人と話しました。

家事援助の授業で
「要介護の人が飼っている猫のフンが家の中に落ちています、
掃除できる範囲はどこでしょう」
というのがあり、
要介護の人の生活に使われていないところは掃除してはいけないので、
トイレに行くときに通る場所なら掃除するが
逆方向なら臭くてもしてはならない。
と教えられるそうです。
玄関なども、寝たきりならば使わない場所なので掃除はしてはいけない、らしい。

介護の勉強って大変やな~!
そんなことでヘルパーは悩み、気を使わなければならないんだ(@_@;)
書類作成も書き方が難しい。
ヘルパーなりたがらないのも無理ないな。

介護保険のための仕事なのか、介護の仕事なのか??ダウン

ため息また一つ・・・。  

Posted by 0-た at 21:44Comments(4)日記