来年も「足るを知る」気持ちで

2011年12月29日

年末の最後の竹の日に
師匠たちからいただいた来年の干支の置物。

来年も「足るを知る」気持ちで

カッコいいーーっ!!ピカピカ泣きパンチ

天を見つめて、いざ駈け登らん!!



それにしても、上手く作ってるよね~~~ピカピカ

竹の自然のままの性質、形態をうまく利用してる(@_@)!

竹の節を斜めに切断して、龍の曲がった首を作り、
節から出た枝をウロコに見立ててつなぎ合わせてます。

頭のツノも、竹の節から出た枝の形を、そのままツノに使って、
ひげは笹の部分の枝をくっつけてますオドロキ
まさに龍そのものですよね!!

更に凝ったものは、足や尻尾も付けた全身の龍もあるそうです!!

いやぁ、お見事、お見事!!ピカピカ
竹細工の奥深さを感じました。

細工する技術だけでは出来ませんよ、コレっ!
竹の性質や種類、形や色など、よ~~~~く観察して知ってないと作れないのよ。

何でも手に入る時代にあって、
「どこにも売っていないもの」。
どこにでも生えている竹のようで、どの竹のどの部分を使ってるのか誰も分からん・・・。

そんな感じかな・・・。




「売ってるものしか使わない」
「売ってないモノは仕方ない」
誰かが安くて便利で面白いモノを考えて作って売ってくれたら、それでいいのだガーン

ーーーそんな世の中が来年も続くのかなぁ・・・。

身近にこんないい素材や資源があっても、見向きもしない、

お金で買えないモノは存在しないモノと思ってるのかな。
安全や安心は誰かが運んでくれると思っているのかな。
困ってる人がいても、未来が不安でも、
誰かがなんとかしてくれるのを待つ気でいるのかな。

就活とか婚活とかにエネルギー使い果たす気でいるんかいな~。


昔の人は頭いいね~~~。
私には、どれも同じにしか見えないけど、
竹師匠たちは、いろいろな竹のいろいろな部分を、
いかに活用して、人間の暮らしに役立てるかを知っています。
必要なモノを必要に合わせて必要なだけ作る、本当の暮らしの工夫を知ってる人たちだわプッン


竹に限らず、自然のモノはどれも、人間のための用途を示して存在しているワケではありません。
人間が頭で考えて、使い道を編みだしているんです!
生まれたときから完成されたモノに囲まれていては、そんな発想は生まれないのかもしれませんな、残念ながら・・・。

これからの時代は、若い者に期待するより、
むしろ、今まで「ない」ところから出発した中高年の人たちに期待したいですね。

足るを知る」を知っている人たちに活躍して欲しいです!!



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この記事へのコメント
心強い!!

これからの団塊の世代の高齢化
たくさんのおおきな知恵袋をどんだけ発揮できる環境を作るかが、tsubakiの仕事かも・・・

うわ~中高年の活躍・・・想像しただけでもわくわくですね(^^)/
Posted by tsubakitsubaki at 2011年12月29日 16:59
tsubakiさま

でしょ、でしょーーーっ?!
さすが、tsubakiさま、分かってくださるぅぅぅぅ!!
私ぜーったいそう思うんです(^O^)/

残念なことに、当の年配組がそのことに気付いてないんですよね~~~。

経済発展も大事でしょうが、
日々感謝して、満足して暮らすことの方がこれからは大事ですヨ!
ぜひぜひ、その大きな知恵袋を使ってもらえるようにしたいですよねーっ!!
いい作戦をいっしょに考えましょうッ(*^。^*)。
Posted by 0-た0-た at 2011年12月29日 18:45
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