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Posted by あしたさぬき.JP at

手が不自由でも万力で作業の工夫

2011年06月14日

やっぱ、道具よね!!



「万力」って道具。
技術習う男子なら誰でも知ってるんだろね。

私は家庭科の女子だから
「絎け台」は知ってるけど、この道具の名前は知らんかった。
(こーゆー道具があるんは知っていた)ハンマー

たんぽぽで作業している木内師匠は
2年前に交通事故で大ケガをしてます。
ずーっと意識不明が続いていたんだってオドロキ
なので、左手が少し不自由。力がうまく入らないそうです。

小島さんも頸椎の病気で左手の肘から下が力が入らないタラーッ

元気な人が当たり前のように両手を使って作業するところも
片手が不自由な人には大変です。

だけど、
「不自由は発明の母」だね!
ちゃんと道具はあるんだねー。
作業がしやすいように万力でシッカリ固定して、
ヤスリがけピカピカ



1本1本丁寧に仕上げていきます。

電動のベルトサンダーを使うとすぐに削れ過ぎるし危ない!

こうして一つ一つ手作業をしていくと
心も角が取れてきそうだね。

日本人は急ぎ過ぎた・・・。
持ち過ぎた・・・。

「過ぎたるは及ばざるが如し」だ~ね~木


みんなで山に入って要るだけ竹を取って
軒下で乾燥させて、
ひとりが竹を割って、
ひとりが削って、
ひとりがヤスリで擦って・・・、

手仕事っていいね。
  

Posted by 0-た at 15:18Comments(3)活動報告

日本の震災へのお見舞いレター

2011年05月30日

先日、セカンドハンドの行事に参加しました。
カンボジアからお医者さんが二名、
県立中央病院に研修にこられているそうで、
その方たちのお話を聞きにいきました。

ちょうど、
石巻市の避難所でボランティアのリーダーをされている
高橋信行さんのお話も聞けましたオドロキ
日々状況が変わってくる被災地の支援は
本当に大変だと思いますが、
高橋さんは、とてもお元気でイキイキしていました。
大変さの中にも充実感があるのかなぁ、
かっこいいな~、と思いました。

カンボジアのお医者さんの話もとても良かったです。
当たり前のように医療を受けられる生活が
当たり前ではないことを、
今回の地震が教えてくれました。
そのような国がまだまだたくさんあるんだな~、
と改めて思いました。

実は昨年、たんぽぽの風企画とセカンドハンドで
「カンボジアに贈る手作りうちわ教室」を開きましたが、
その時贈ったうちわメッセージの返事の現物がやっと届きましたピカピカ
メッセージを作ってくれた二つの中学校には、
先に手紙の写真データがメールで送られてきていましたが、
現物については、地震のゴタゴタで入手できていなかったのです汗

今回、二人の医師がわざわざ届けてくれたのです。


その中には、うちわメッセージのお礼の手紙だけではなく、
その後起きた地震のお見舞いの手紙も添えられていましたメール
私たちは地震や津波の直接的な被害は受けていませんが、
同じ日本人として、外国の人が日本の災害に心を痛めてくれていることが
とてもありがたく感じます。

世界中には
様々な事由で多くの人が困難に直面しています。
日本もまたその中の一つです。

今日、それらの手紙を中学校に届けました。
その手紙を読んで、
中学生が何かを学んでくれることを心から希望します。  

Posted by 0-た at 16:33Comments(0)活動報告

代表者は障害者なんです。

2011年05月05日

たんぽぽの風企画の代表と副代表(2名)は障害者です。

去年の5月に石原さんが個人的に開いた会です。
障害者の就労を障害者が考える会です。
そのうち、だんだん人が集まってきて任意の団体になりました。

福祉制度の支援も受けていません。(ってゆーか、そんな支援ないし(^^ゞ)

障害者の就労支援制度は、
なぜか、健常者が障害者の就労の世話をするパターンが普通です。
障害者雇用も、雇用主には手厚い支援制度があります。

これって当たり前のことなんでしょうかねー???

健常者が前に立って、障害者を引っ張って支援するより、
就労を真剣に考え、行動を起こしている障害者を
健常者が後方で支えるのが本当の就労支援ではないの?!オドロキ

障害者が、いつも守られて受身でいるばかりではないはずです。
一歩前に出ようとする人を、仲間が応援してあげれば
できることはたくさんあります。

石原代表は脳梗塞で失語症になりました。
しゃべることも、電話することも、手紙を書くことも、メールもできません。
「行動が全て」です。
コミュニケーション能力を過度に重要視する昨今の雇用状況には適応できません。
でも、
どんな巧みな言葉にも負けませんョ!
行動が誠実だからですスマイル



就労とは誰かに雇用される事だけなんでしょうか?
雇用は個人を対象にしています。
その人一人だけの能力を評価します。
そんなの、障害者に不利なん決まってるやない怒ってるぞ
体にハンディあるんだからっ!!

それなら、雇用にこだわらなければいいんじゃないの?
フリーで、みんなで働いて結果を出せばいいじゃない。

今は、みんな、社会の制度やしくみに縛られ過ぎてる気がする。
昔のようにもっと自由に働こう!
障害者だから無理なんじゃなくて、障害者だからこそできること!!
そんなことが必ず見つかる晴れ

「行動」してたらね!  

Posted by 0-た at 21:00Comments(6)活動報告

間島畳装飾

2011年03月29日

間島畳装飾さんにお邪魔しました。

奥の作業場を少しのぞかせてもらいました。
暖房もなく冷え冷えとしたところで
職人の方がせっせ、せっせと作業をしていました。
大きな機械類もありましたが
やはり手作業で丁寧に作られていました。



意外に若い職人さんたちでしたスマイル
写真を撮らせてほしい、と声をかけても
少しはにかんむようにうなずいて、
また、せっせと作業を続けていました。

東北地方太平洋沖地震の被災者の方々が
固い避難所の床の上で雑魚寝しています。
もう半月以上になりますガーン
早く畳の上でゆっくり休んでもらいたい、と思います。
職人さんが一生懸命丁寧に作った畳だからこそ、
安らぎを与えてくれるんだな~、しみじみ感じました。



たんぽぽの風企画で作る竹細工に必要な「畳のヘリ」。
事情を話すと、快く切れっぱしを分けてくれました。

感謝ですぅぅぅぅ~~~泣き
会社の玄関先にも解体した畳表を「ご自由にどうぞ」と提供していますハート

間島畳装飾さん、ありがとうございました!  

Posted by 0-た at 15:58Comments(4)活動報告

底力

2011年03月19日

先週の金曜日に地震・津波が発生して1週間たちました。
私は、悲惨な甚災にただただショックで
数日間は気分が塞いで無気力状態でした(T_T)。

ところが、
私がアホみたいにヘロヘロしている間、
大勢の人たちが、不眠不休で必死でがんばってた!!
瓦礫の山で手のつけようもないほどの被災地に
道や空港、港、簡易の橋まで復旧させていたオドロキ

被災者の人にとっては長い長い1週間だっただろうけど
たった1週間で、ほんとに、たった1週間で
車が通れるようになったり、支援物資が届くようになったり
安全な場所に病人を搬送したり・・・・。

テレビでは映らないけど、ホントに大勢の人たちが
一生懸命自分の持ち場でがんばったんだ泣き

そんな素晴らしい人たちに、ただただ感謝し敬服します。
みんながマザーテレサのようだ。

地震の前にアップしようと準備していた鍛冶屋さんの記事。
町の片隅で、昔ながらの手作りの農具や鋼を作っている土佐刃物さん。




真っ赤な炎に包まれて、
ひたすらに作業を繰り返している年老いた職人さんを見ました。

黙々と誰に評価を期待するでもなく、
ただ誠実に仕事に打ち込む姿に感動しました。

甚大な被害を受けた日本ですが、
日本は代々、こうした崇高な精神が受け継がれ育まれていますピカピカ

日本の底力の原点を見たような気がしたハンマー



竹ヒゴの幅や厚みを揃えるための道具。

この道具に合わせて鋼も加工してもらいましたニコニコ

台座も鋼も全て特注品!!

竹の道具は誰も買わないから、どこにも売ってないだ~~~泣き



真冬の寒さの中でも大きな扇風機が回ってました。
「夏は地獄じゃ。」とおじさんが笑って言ってました。







がんばれ!!ニッポン!  

Posted by 0-た at 22:28Comments(3)活動報告

カンボジアから写真が届きました!

2011年02月23日

去年の秋に、
志度中学校と塩江中学校とで
カンボジアの奨学生に贈る手作りうちわ教室を開きました。

自分で作ったうちわに
好きなイラストやメッセージを描いて
香川県のボランティア団体セカンドハンドの支援を受けて
学校へ通っているカンボジアの奨学生の人たちにプレゼントしました。

そのうちわが贈呈された時の写真が送られてきましたピカピカ




とてもいい笑顔ですね~~~。
返事も書いてくれていて、
現地のスタッフの方が写真に撮ってメールに添付してくれました。
(カンボジアからの郵便はとっても高いのですガーン

実物は来月、セカンドハンドの方が
カンボジアへ行って直接受け取って帰ってくる予定です。

メールで先に送ってくれた手紙は
各中学校へ転送しました。
Eメールって便利だなぁ~~~。
でも、やっぱり手書きの手紙が気持ちが伝わるネ。
便せんにかわいいイラストも描いてくれていましたニコニコ

手紙は英語で書かれています。
カンボジアはクメール語なので
日本と同じように勉強しています。
貧しくて学校へ行けてなかった子どもたちなのに、
長文の英文です!
スゴい頑張りですオドロキ
うちわのお礼、支援への感謝の気持ちを綴ってくれてます。

両中学の生徒たちも、
これを受け取ったら、英語の勉強に力が入るかも!
これからも交流が続くといいなぁ。
  

Posted by 0-た at 20:10Comments(2)活動報告

高松ふれあいの店で採用

2011年02月07日

  今日から高松市役所で始まった
「高松ふれあいの店」。
高松市内の障害者施設で作ったものを販売します。
たんぽぽの風企画に来てくれているダウン症の女の子
高橋ゆきちゃんとお母さんが
書道の書き損じ和紙に柿渋を塗って作った
「ゆきちゃんの和紙バスケット」が
開会式での
プレゼント贈呈用のバスケットに採用されましたニコニコ

この日のために去年の秋から一所懸命和紙に柿渋を塗っていました。


 
柿渋は塗ったその時は薄くても
太陽の光に当てておくと
だんだん色が濃いくなって
ツヤも出てきます。
芯に竹ひごも入っていてシッカリしてるんですよ。
















市長さんのあいさつやダンスパフォーマンスの後、
ステージに並んだ市長さんたちに
それぞれの障害者小規模作業所で作られている
クッキーやパン、手芸品などがプレゼントされます。



ゆきちゃんのバスケットに入ったプレゼントを持ってるよ~泣き



たんぽぽのスタッフの奥田翔平君の通っている
牟礼の「ほのぼのワークハウス」晴れ
軽作業のほかにクッキー作りや、農園での無農薬野菜作りもやってます。
ここも元分校で、
ノスタルジーな雰囲気のステキな施設なのですスマイル

今日から2月10日まで高松市役所ロビーでやってます。
ゆきちゃんの和紙バスケットのチラシも
ほのぼのワークハウスのコーナーに置いてあります。
良かったら見に行ってくださいね。  

Posted by 0-た at 16:54Comments(4)活動報告

道具と技

2011年02月05日

  めっちゃ小さいノコギリオドロキ
 きゃわいい~~~メロメロ

 細い竹を挽くときに使います。









 竹師匠たちの道具箱はすごい!
 面白道具がいっぱいつまってるピカピカ



     























自分で工夫している道具もいろいろあります。

竹のあらゆる部位を使って様々なモノを作り出す、

昆虫なんかリアル過ぎて触れないくらい精巧ですガーン


  トンボの羽やカブトムシの羽の部分も
  すべて竹から出来てます\(◎o◎)/!
  あの薄い薄い羽根の膜も竹のある部分を使って出来てるんです!!



  これがその材料の部分!
  
  真竹を割った内側に、オブラートのような
  うす~い うす~い膜がついてます。
  
  知ってた~~~!?

孟宗竹にはないんだって。
 
真竹をふたつに割って、ハケで木工用ボンドの水溶きを何度か重ね塗りします。
それをシッカリ乾かして、そろ~と皮を剥ぎます。
きれいに剥げると気持ちいいそうです晴れ

 
  とってもやさしい岡田師匠ハート

  細かい細かい作業もサクサクOK。

  たんぽぽの風企画の石原代表の元上司。
  そのころは結構きびしい上司だったそうですヨ。

 
石原さんの周りには人が集まります太陽







  

Posted by 0-た at 22:58Comments(2)活動報告

寒いのに竹取物語

2011年01月31日

昨日は、低温&風ビュービューの中、
さぬき市の鴨部で竹を採取しました。





ところが竹林の中は、案外風もなくすがすがしいスマイル
ざわざわと木々が風で鳴ってたけど、
足もとは堆積した枯葉がふかふかで、
竹を切った甘い香りで気持ちイイ~~~ピカピカ

山に守られてる感じがしたヨ。

あんまり役に立たなかった割には、
疲れと筋肉痛は人一倍や泣き

それにしても、竹師匠たちはスゴイっす\(◎o◎)/!
長い長い竹を切り倒すのだから、
一に計画、二に計画で、
倒す方向、引っ張る方向、搬出する方向、
めちゃめちゃ段取り良男(ヨシオ)でしたぁオドロキ

われらたんぽぽの風企画の若手有能スタッフ
奥田翔平くんも大活躍でしたよパーンチ
従兄のお兄ちゃんと頑張って竹を運んだり、切ったりしました(^O^)/。





普段、障害者作業所で農園作業してるから体力には自信があるのさガッツ

竹は寒いこの時期にしか伐採しません。
暖かくなると虫が入るからです。
今年は大雪に見舞われている地域もたくさんあります。
そんな雪山で、竹の伐採なんかできるんかなぁ・・・??
・・・、竹を必要としない現在ではあんまり問題にならないのかも・・・。
悲しいなぁタラーッ

この日作業した竹林も、元は段々畑だったところ。
耕作する人がいなくなって久しく、
今では、孟宗竹、真竹が侵食しつくしていました。

成長が旺盛な竹は、こんな風にどんどん遠慮なく生えてきます。
もともとは使うために植えた竹です。
竹には罪がないのです(=_=)。

竹が少しでも身近な存在になるよう
私たちは頑張るのですーーーー太陽

  

Posted by 0-た at 11:29Comments(4)活動報告

書き損じ和紙のバスケット

2011年01月18日

たんぽぽに来てくれているゆきちゃん親子。
ゆきちゃんはダウン症の女の子。
とーっても色が白くてお餅のようなほっぺがかわいい中学生。

恥ずかしがり屋のゆきちゃんは
いつも黙ってじーっと座ってます。
お母さんが大好き!

去年の春から体調が悪くなって
ずーっと元気がなかったゆきちゃん。
お母さんはとてもとても心配していました。

お母さんとたんぽぽに来るようになってから
ゆきちゃんはだんだん元気を取り戻してきました。
それは、ゆきちゃんのお母さんが大好きな手芸をやりだしたから。

ゆきちゃんのお母さんは
すご~く男前な女の人だけど
手先が器用で何でもすぐにできちゃう。
しかも凝り性。

書道の反古紙に柿渋を塗って
ひも状に折り、
サクサクサクサク編んでいきます。
柿渋は防カビ作用や抗菌作用に優れた昔から使われている天然素材。
芯に竹ひごも入っていて丈夫な仕上がり!



和紙の優しい手触りと
柿渋の自然な色合いがとってもステキなバスケットなのです。


お母さんが楽しそうに作っている姿を見て
ゆきちゃんも元気を取り戻し
柿渋を塗る作業や和紙をひも状に折る作業を手伝ってくれています。



最近は、皆の前で声を出すことも笑顔を見せてくれることもあります太陽

大好きなお母さんと一緒にバスケット作りができて本当に良かったね!
反古紙は、北高の書道部のご厚意です。
きれいに折り畳んで提供してくれます。
みんなの応援がとても嬉しいゆきちゃんですスマイル



たんぽぽの風企画では
「ゆきちゃんの和紙バスケット」の講習もしています。

柿渋和紙を使ったバスケット作り ・・・・ 800円(材料代込)



  

Posted by 0-た at 20:41Comments(2)活動報告

いろいろ出来ちゃう!

2011年01月17日

竹の先生のお陰できれいな竹ひごが出来るようになりましたニコニコ
竹ひごは手をかければかける程、細く薄く均一なヒゴになります。
技術と根気です!!(>_<)

とはいえ、ザックリとした竹ひごも使い道はいろいろあります!
ハッキリ言って捨てるとこないですね!



ハサミで簡単に切れ
のり、木工ボンド、両面テープでもくっつくし
紙との相性もいいハート


牛乳パックでミニチュアのお家とテーブルセットを作ってみました。
石原代表がこれに合わせて
粘土でうさぎを作ってくれるんだってうさぎ

この他に行燈やワケの分からんオブジェもできました(@_@;)。

次週、師匠の作るほんまもんのヒゴで
てんぷら盛り用のオシャレなお皿を作る予定です。

ワケの分からんオブジェ組は
ペットボトルを使ってオシャレ(?)プランターを作る予定(^_-)-☆。

子どもの工作から大人の趣味の竹編みまで
竹ヒゴの魅力は人を選びませんねぇハート

なんといっても
竹をナタでザクっと裂くときの感触はたまりませんわ(爆)。
「竹を割ったような性格」とはよく言ったもんだ、
と本当に思いますヨ~~~。キモチええ~~~アップ
  

Posted by 0-た at 14:58Comments(4)活動報告

町の平和度

2011年01月11日

下の子供にせがまれてゲームセンターへ行きました。



ニュースで、最近のゲーセンには高齢者が楽しんでいる、
って言ってたので、周りを見渡してみましたたぬき

なるほど~~~、いるいるオドロキ



ゆうに60歳は越えている人たちがコインゲームに興じてました。
けっこう真剣!!
友達と一緒に来ているのか、一人で来ているのか、
ちょっと分かりませんが、小さな孫と一緒ではなさそう。

コインを入れる手指も機敏だよ(^O^)。
隣の席の兄ちゃんに話しかけているところがサスガだな。

今後も増え続ける高齢者が、いろんなことに挑戦することは良い事だと思うな。
平日の昼間はスポーツジムも高齢者がほとんどらしいし。
「年寄りだから」と思わずに、どんどん出歩いて欲しいね。
そうすれば、どこへ行ってもバリアフリー、ってことになるだろうし。
健康、安心志向の町になると思うのです。


さて、「たんぽぽの風企画」のスタッフに
知的障害の奥田翔平君がいます。
普段は牟礼の「ほのぼのワークハウス」で元気に通っていますが、
手作り講座の時は、石原代表のお手伝いに馳せ参じてくれています。

年末、
人権教育の関係の方とお話をした時、
伯母の明石さんが
「今年、講座を開いた、翔平が卒業した中学校の前を自転車で通った時、
校庭にいた生徒が『奥田先~~~輩ぃ』と手を振ってくれました」と
とても嬉しそうに話をしました。


近頃は「こどもSOS」などで警戒心が強く、
おちおち子どもに話しかけられんーーー、との声も聞きます。
そんな世知辛い世の中で、
道を行く人を「不審者??」と過剰に反応するより、
「センパーイ!!」と声をかけてくれる町は
どんなに明るい町だろうか!?



「変に思われたらイカンけん無関心におる」より
みんなが繋がって、安全、安心を心がける町がいい。

どこへ行ってもいろんな人が普通にいる、
そんな町になるには、
高齢者が積極的にあっちこっちに出没することが大事だな。

もちろん、障害者だって同じだ!




  

Posted by 0-た at 11:32Comments(5)活動報告

広がる仲間

2010年12月23日

竹の先生木内さんが竹細工仲間を連れてきてくれました!

木内さんは長尾の竹の学校で10年近く修行をしてきました。
元は航海士ヨット
年に数日しか家に帰れなかったので、とても家族思いハート
装置を使わずに大海に浮かぶ船の位置を自分で計算して、
誤差1キロ以内ではじき出せるんでー!!
すっぎょ~~~~~ぃオドロキ

船乗りさんって、長い航海中、自分でなん何でもできなきゃいけないから
手先も器用。

退職して趣味で竹を始めて、今ではなんでも作れちゃう(^O^)/。

そんな木内師匠が、
旧末分校で障害者やその家族に竹ひご作りを教えていると
竹仲間の人に話したら
いっしょに応援してくれる、ってことになって
二人もたんぽぽに連れて来てくれました。

ホント!!すっごーーーーくっ、いい人たちでしたメロメロ

たんぽぽの風企画では、
「障害者やその家族が、伝統の竹の技術を守り伝承する役割を持つ」
ことを目的に、竹細工を学んでいます。
自宅で家族や地域の人といっしょに暮らせるよう、手に職を付けます。
竹の先生たちは、そのことに共感してくださって、
応援してくださることになりました。

感謝、感謝泣き

さっそく、手作りうちわ「風のたより」の骨になる竹ひごを作ってくれました。
手際いい~~~~~っ!!!
あっと言う間に太い竹が何本もの竹ひごになっていきましたオドロキ

ダウン症のゆきちゃんのお母さんも
竹ひごの幅決めの道具を使って、ドンドン作業していました。
ゆきちゃんもカンナかけやヤスリかけができるようにがんばりますヨ!!
石原代表もドンドン竹を切りそろえていきます。


竹ひごができればいろんな物が作れます。
六つ目編みや網代編みなんかもできるなぁ~ハート
色紙掛けやお料理のお皿などなど、いろいろ作っていきたいです!





たんぽぽの風企画は手作り講座の企画をするところです。
障害者が作った材料を使って楽しい手作り教室を開いています。
たくさんの人に応援してもらって、助けてもらって
少しづつですが、確実に前に進んでいます。

行政に頼らず、自分たちでできることを自分たちで考え
自分たちだけでなく、多くの人に希望を持ってもらえるようがんばっています。





今年も後少しになりました。
とても良い1年でした。
先例のない試みでしたが、始めて良かった、と心から思える年末です。  

Posted by 0-た at 21:12Comments(2)活動報告

青少年赤十字研究発表会

2010年12月02日

昨日、たんぽぽの風企画が手作り講座をした志度中学校で
「青少年赤十字研究推進校 研究発表会」がありました。
青少年赤十字の加盟校は香川県内だけでも300以上あるそうです。
県内の学校や幼稚園等の70%が加盟しているんだってオドロキ

青少年赤十字は、実践目標として
「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」を掲げているそうですが、
私たちたんぽぽの風企画の学校での手作り講座は
障害者自身が講師やアシスタントとして生徒たちと関わり、
募金と共に、手作りうちわをカンボジアに贈る、
障害者の理解と国際支援の両方を兼ねた企画です。
日赤の指定を受けた同中学校ではピッタリな内容だったようです。

それにしても生徒たちの学習成果の発表はすばらしかった!!
最後、生徒全員による「We Are The World」の大合唱はは圧巻でした晴れ

3年生は沖縄の修学旅行をきっかけに
先の大戦や世界の紛争・飢餓・貧困などに目を向け
考えさせられたことを観衆に向かって
感動的に表現していました。

子どもたちに教えられたな~~~、
と石原代表たちと感動し合いました。






会場の体育館に、私たちの講座の写真や資料も展示されていました。
うれしいなー!











担当教諭による全大会の研究発表でも
私たちの講座について触れてくれていました。
微力ながらお役に立てて幸せです!









年が明ければ、うちわのお礼のメッセージがカンボジアから届くと思います。
講座に参加してくれた生徒たちにとって
学習成果の発表といっしょに良い思い出になればいいな、と思います。
  

Posted by 0-た at 20:19Comments(0)活動報告

講座のお礼のお手紙

2010年11月10日

先週、石原代表がご機嫌な日がありました。
先月講座を開いた志度中学校の生徒さんから
お礼のお手紙が届いたからです太陽



講座では、手作りのうちわにカンボジアの人たちに贈るための
イラストやメッセージを描きました。
みんなとーっても楽しかったと書いていました。
そして、すごくいろいろなことを学んでくれました!
環境のこと、障害者のこと、途上国のことオドロキ

ほんの少しのことで、助かる人や喜ぶ人がいること、
人の役に立てること、
地域の人や世界の人とつながることは
とーってもステキなことです。

こちらこそありがとうございましたニコニコ
たんぽぽの風企画はこれからもがんばります!!

志度中はアシスタントの翔平くんの母校。
「先輩のしょうへいさんにかかわれてうれしかった」とのメッセージが・・・。


いっしょに暮らしている伯母の明石っさんは泣いて喜んでました。泣き



翔平くんのお母さんは小学校の頃病気で亡くなりました。
障害を持つ翔平君を伯母の明石さんが引き取り育てました。
将来を考えると毎日が不安の日々でした。
こうして地域の中学生があたたかい言葉を届けてくれて
本当にうれしかったと思います。

地道な活動ですが、本当にやって良かった。
  

Posted by 0-た at 16:23Comments(0)活動報告

ゆきえちゃん絶好調!!

2010年11月06日

竹師匠の木内さんがかわいい竹細工を教えてくれました。
カワイイおさるさんニコニコ
細かい、細かい~~~作業です。






久々にゆきえちゃん号の出番がありました!!

竹ひごを作る機械「ゆきえちゃん号」は、
高松の新谷竹材店さんがたんぽぽの風企画に寄贈してくれたもの。
古い古い機械。
いまでもシッカリ竹を削ります(^O^)/

機械好きの人が感激するような古き良き時代に作られた機械。
部品や仕様のすばらしさには驚かされます。オドロキ
これが日本が成長した力になったんだなー。

竹の師匠が来てくれて、やっとゆきえちゃん号も出番となりました。
取れたての瑞々しい青竹を、ゆきえちゃんに通すと
ビックリするくらいきれいに薄く竹が剥げました。

カンナで仕上げれば厚みの均等な長いヒゴが出来上がりました。
「あとは幅決めだけやな!」と師匠木内さん。
素朴な道具で竹の幅を揃えることができるそうです。
私も挑戦してみよーっとパーンチ

長いひごは籠を編むのに使います。
かご編みの先生は丸亀の堀田竹籠店のおばちゃんスマイル
ヒゴ作って持って行くから待っててねー。
堀田のおばちゃんは、ご主人の手作りヒゴで籠を編んでた人。
ご主人が亡くなって、籠編みをしなく(できなく)なりました。
「もう二度と編むこともないやろう・・・。」と寂しそうに言ってました。
必ず、ヒゴを作って行くから待っとってやーっっっ!!!

竹を今でも扱っている人でイヤな人を見たことないピカピカ
新谷竹材店さんも堀田のおばちゃんも木内師匠も
とんでもなくイイ人泣き
竹に出会えて、みなさんに出会えて、ゆきえちゃん号に出会えて
私たちは幸せなのです太陽

  

Posted by 0-た at 17:07Comments(0)活動報告

塩江中学校

2010年10月30日

先週土曜日に塩江中学校でうちわ教室がありました。

毎年恒例の「ふれあい文化祭・親子体験教室」です。
今回もカンボジア支援のうちわを作りました。

中学生とそのお母さん達13名でカンボジアについて勉強しました。
この日は都合で私もセカンドハンドの人も出席できませんでしたが、
PTAのお母さんの一人が、DVDや資料を使ってにわか講師になってくれました。
っつーか、みんなでカンボジアの自主勉強をしました。

実はその人、
リハビリセンターで石原代表を担当していたU指導員!
石原さんの生活支援、就労支援でとってもお世話になった人ニコニコ
病気や障害、うちわ作りまで、石原さんのことならなんでも知り尽くした人なのです!
さらに、カンボジアにも詳しくなりましたヨ太陽

みんなで楽しくうちわ作りと障害者のこと、途上国のこと
いろいろ学んでくれました。
後は、カンボジアからの返事を楽しみに待ちたいですね。

カンボジアと香川が今年、とーっても近くなったような気がしますハート



人と人とが遠く感じる現代社会・・・。

距離を縮める、って、思うほど大変じゃないかもよ、
ちょっとしたキッカケでぐーんと近くなるもんだ。
身近なところで体感してみてネ。

時間が足りなくて、完成できなかったお魚の絵、
石原代表がキレイに仕上げてくれてますよースマイル
カンボジアは海が無い国。
海に囲まれた日本、瀬戸内海に面した香川県。
世界は広いな~。  

Posted by 0-た at 11:14Comments(0)活動報告

竹ひご師匠に弟子入り志願!

2010年10月27日

たんぽぽの風企画は障害者が主宰する
「手作りうちわ教室」を開いています。

うちわの骨組み作業を障害者がしていますが、
材料の竹ひごは、観音寺の竹材店の職人さんから購入しています。
厚みや幅を均等に仕上げなければならないからです。

「いつかは自分たちで竹ひごを作りたい」とずーっと思ってました。

竹職人さんは皆さん高齢です。
若い世代に受け継がなければならない大切な技術なのに、
後を引き継ぐ人がいません。

今日、師匠ができました!!
「ワシより上手い人やなんぼでもおるが~~~。」
と謙虚な師匠、木内さんです。
道具から自分で作ります。(>_<) ありえへーんっ!

交通事故の後遺症で左手と足が少し悪いんだって。
「メガネ忘れたぁ」って勘だけで竹削ってるやん!?

こわ過ぎる(>_<)!

「竹は今頃から山に入って取るんや~、取ってきてやるで」
「節の間が60センぐらいあるんがええんじゃパー


うあ~~ぃ、なんか楽しそう!!
ダウン症のゆきちゃんのお母さんはめっちゃ興奮!!
「かっけぇ~~(かっこいい)!!」を連発していました。

ゆきちゃんも横でお母さんのうれしそうな声を聞いて
ほっぺをピンクにしてました晴れ

でも、お母さんはこーんな感じィ・・・・。
   ↓


うちわ作りが完全に自前でできるのはいつの日か・・・・???

木内師匠はとーってもいい人ハート
「竹って何さ?」「ナタってどんなん?」
こーんなレベルのちょー素人の私たちですが
気長によろしくお願いしますすすすすぅ!!

竹割に興味がある方、ごいっしょにいかがですか?
竹ひごが作れるといろいろなものを作れますヨニコニコ
師匠曰く「誰でもできるでぇ」
だそうです。・・・ほんまぁ~?(信じられんな・・・。)

どなたでもご連絡くださいね。
  

Posted by 0-た at 12:50Comments(0)活動報告

回収に参上!!

2010年10月22日

今月の初めに志度中学校で「カンボジアに贈る支援のうちわ教室」を開きました。
その時完成したうちわは校内に展示して、他の生徒や保護者の方に見てもらったそうです。

志度中学校は、たんぽぽの風企画で働いている翔平君の母校。
展示期間が終わったので、
カンボジアに送るために回収に行きました。



事務所の窓口で
「すいませーん」と声をかけて
持っていた原稿を元に
「こんにちは、僕はたんぽぽの風企画の奥田翔平といいます。
先日うちわ教室で作ったうちわを取りにきました・・・・・
よろしくお願いします。」と
きちんと事務の人に用件を話しました。

「カンボジアの人がよろこんでくれるといいですね!」
と声をかけてもらって、うちわを受け取りました。

今日もきっちり仕事をしたね、奥田翔平18歳!

これをセカンドハンドさんに渡して、
来月カンボジアに届けてもらわなくっちゃダッシュ

また、返事が届いたら、母校志度中にお届けに参上しまっス!!グー  

Posted by 0-た at 19:40Comments(0)活動報告

志度中の作品展示、見てきました!!

2010年10月15日

先日、志度中「カルチャー・アカデミー」で
「カンボジアに贈る支援のうちわ作り教室」を開きました。

その日完成した作品を校内に展示しているとのことで
見に行ってきました。ニコニコ



「カルチャー・アカデミー」では、いろいろな文化講座が開かれ
生徒たちは好きな講座を体験します。
それぞれに出来上がった作品を展示しています。

飛行機作り、おじゃみ、水墨画…などなど。

どこの講座も楽しそうです。
「いつもの授業と違って、みんな好きなことができてよろこんでいた!」
と、案内してくださった先生が苦笑い。



わが、うちわ教室の作品も
元気いっぱいのイラストやメッセージが描けています。
これをもらったカンボジアの子どもたちは
とてもうれしいでしょうね。
弾けてます!!

少し時間がかかりますが、
返事が届きますよ、待っててねメール



私たちが講座で使用した、カンボジアの資料も展示してくれていました。
うちわ教室に参加しなかった生徒たちにも
国際支援に興味を持ってもらえればうれしいです。

来週、たんぽぽの風企画の優秀なスタッフ
奥田翔平18歳(志度中特別支援学級卒業生)が回収に参ります!ガッツ
預かったうちわをセカンドハンドさんに届けます!
早ければ来月中にカンボジアに届けられるそうです。

志度とカンボジアが繋がる日も間近だハート  

Posted by 0-た at 11:31Comments(0)活動報告