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Posted by あしたさぬき.JP at

たんぽぽの風

2010年03月27日

なんだかんだとゴゾゴゾしている間に3月が終わりかけてます。
あわわわわ~~~!

実は4月からのスタートがだいぶ形になってきました。
新しい事業所名は
「たんぽぽの風」です!!
たくましく、かわいらしく、さりげなく、
綿毛が風に乗ってどこまでも飛んで行く様を
名前にしました。スマイル

拠点となる事務所は
さぬき市の末地区。
最近まで使われていた末分校の校舎の一室です。


そこで、団扇教室をやったり、
竹を中心に自然派素材の手仕事の技術を学びます。
いろいろなモノを作って
手作り教室のネタにしていこうと考えています。

ここまでたくさんの人に協力をいただきました!
手作り団扇「風のたより」の材料は
香川県産の竹と、
紙はコウゾやミツマタに竹繊維を混ぜて作った、木材(パルプ)を含まない和紙です。
皆さんのお陰で、こだわりの材料で作ることができたのです!

「障害者の支援」ということなら!と
快く協力を申し出てくれました泣き
みんな、いい人過ぎですぅ。
ありがとうございました。

これから私たちは、
障害者の自立を目指しつつ、
竹製品など、自然と共存してきた時代の
天然素材を
見直していきたいと思っています。

竹は知れば知るほど
そのすぐれモノ度が分かってきます。

もったいないなぁ~~~。
なんで、こんないいモノが埋もれてんのかねー。



  

Posted by 0-た at 18:44Comments(0)活動報告

年度末で一区切り

2010年03月09日

図書館で「江戸のおもしろ商売」って本を読みました。
生活に密着したアイデア商売がいろいろあって面白かったです。
今の100均や回転寿司のように
なんでも均一料金の雑貨や料理の店があったんやって。
リサイクル社会でなんでも使い切りだったし
いろいろ工夫して街の活気が感じられました。

さて、私たちは障害者の就労や自立を考える活動をしてますが、
障害者の方たちも働いて自立したいと希望しています。
現実は一般就労がなかなか叶わなかったり
施設や作業所での収入が低すぎて
なんだかな~、な状態です。

そんなワケで
具体的な案として、
手作り団扇「風のたより」を提案し
活動してきたんですが、
3月末で一区切りすることになります。

4月からは手作り団扇の体験教室を開くIさんが
独立開業することになり、
私たちはサポーターとして
Iさんたちを支えていくことになります。

健常者の私たちが引っ張って
障害者の自立を支援をするのではなく、
自立をしたいとがんばる障害者を陰で支えるのが
私たちの考える自立支援です。

Iさんの地元のさぬき市に拠点となる場所も決まりました。
いよいよIさんの活躍の準備が整ってきましたよー!
Iさんは今、どんな気持ちなんでしょうねスマイル
  

Posted by 0-た at 21:17Comments(0)活動報告

在宅ワーク講演会へ行ってきました。

2010年03月01日

昨日、かがわ総合リハビリセンターに
ITを活用した障害者の在宅就労についての
講演会があったので聞きに行ってきました。

会場はいっぱいの人でした。

ITに興味があるのか、
在宅就労に興味があるのか?

講師は本人も頸椎損傷で肩から下に障害のある
上村 数洋さん

沖電気の特例子会社社長の
木村 良二さん。

どちらも、パソコンを活用した在宅就労を実践している人たちです。

パソコンの技術で仕事ができる人だけでなく、
文章能力やデザイン力のある人も採用しているようです。

勤務時間が6時間以上で
パソコンの知識があり、
コミュニケーション能力や
判断能力が十分ある障害者となると、
かなり限られた人だけが対象だな~
と感じましたが、
就労のチャンスが増えるのならば
いいことだな、と思います。

ヘルパーを利用している時間は無給でなければならない、とか
昼間しないで夜にする、とか自由にできないなど
いろいろ制限があって、
24時間介助が必要な人や
体力的に休み休み仕事をしたい人には
無理みたいでした。

将来的に
テレワークって労働形態が普通になる時代が来るらしいです。
講師の木村さんは
「これから障害者の労働ニーズは増える!」と言っていました。

法律で縛って企業に圧力をかけるから
障害者の雇用が増える、っていうことらしいです。

なんか寂しい理由だなぁ…。

  

Posted by 0-た at 17:05Comments(0)活動報告

リハセンで作品展。

2010年02月22日

手作り団扇「風のたより」の作品が
かがわ総合リハビリセンターのロビーで展示されました。



年末から今まで、
たくさんの障害者の人に「風のたより」を描いてもらいました。
どれも力作です!!

カラフルあり、シンプルあり。
とにかく、みんな違ってみんないい!!のです。


ひとりひとりの暮らしぶりや気持ちがにじみ出てます。
ぜひ見に来てください。

展示が終われば全国に発送ですプレゼント
もらった人の笑顔が目に浮かびます。
全国に春風を送りたいです。



先週、4月から講座活動で講師を務めるIさんと
さぬき市役所へ行きました。
Iさんは病気する前はさぬき市役所の職員でした。
現在、片マヒと失語症のリハビリ中です。
だいぶ回復はしてきましたが、
残念ながら、去年の夏
職場復帰を断念しました。
「仕事を続けられない」とご自身で判断したそうです。
とてもとても辛い決断だったと思います。

それでも、なにか出来ることを見つけて
さぬき市に貢献したい、と
Iさんは、市役所に行って、
元同僚に挨拶にまわり、今後の活動について話をしました。

市役所の中を歩いていると
元同僚の人たちがたくさん声をかけてきました。
Iさんの現職時代の働きぶりがよくわかりました。

そして、これからのIさんの活躍を応援してくれました。

病気や障害に負けず、
積極的に社会に参加して、
大勢の障害者の励みになりたい、
健常者に対しても、
障害や病気に対する理解を深めてもらい、
たとえ病気やけがで障害を負っても
誰もが地域に受け入れられて
いきいきと暮らせる
そんな社会にしたい、
と訴えました。

Iさんは、一生懸命ことばを探し、声に出していました。
「試してみたい!」と。


  

Posted by 0-た at 11:20Comments(2)活動報告

丸亀行って観音寺。

2010年02月08日

先週、観音寺の平口竹材店さんにお邪魔しました。
途中、丸亀の堀田竹籠店さんにも寄りました。

さすがに観音寺は遠いな~。
今年から、ここの職人さんが手作り団扇「風のたより」の
竹骨を作ってくれます。

堀田さんは、本格的日本家屋の土壁を主に手掛けているそうです。
阪神大震災の時、耐震性の関係で仕事が減った、と
おっしゃってました。
でも、それは筋交いを入れるなどの補強をすれば問題ないことで
昔ながらの土壁には、「呼吸をする生きた家」の良さがあります!

これからの住環境に、もっとたくさん取り入れられる工夫が必要だなぁ、
と感じました。


手間暇かけただけの値打はあるね!
作業場の土壁見本を見てそう思いました。
今日から高松市今新町のギャラリー茜で
「小渕のり子×土壁職人たち展」が開催されます。
2月14日までです。
写真のイラストのモデルは平口さんの作業場です!
ホントにこの絵のまんまですオドロキ

途中、丸亀の堀田さんのところにも寄りました。
お店のお母さんはいつもニコニコ、
笑顔の素敵な人メロメロ

竹ひごの基本的な編み方を教えてくれました。
六ツ目編み。
簡単そうにちゃっちゃと編んでいくけど
途中からサッパリ分からんようになってしまった。

今度ゆっくり教わりに来るね。
きれいな網目でーす。
  

Posted by 0-た at 20:57Comments(2)活動報告

テレビの反響

2010年01月29日

KSBのニュース番組で
私たちの活動を取り上げてもらって一週間経ちました。

じわじわその反響が現れてきました。
ありがとうございます。

特に知的障害のある養護学校高等部3年生のS君は
友達やその家族の人たちが
応援してくれるようになりました。

S君も
後輩たちのためにも
新たな道をがんばって切り開いていこうと張り切ってます。

S君の同級生が
自宅で講座で使う教材用のうちわを作成をしてくれることになりました。

作業所や授産施設での収入はとても低く、
施設使用料や昼食代でなくなってしまいます。
少しでも収入を得て、
お母さんを安心させてあげようとする気持ちが
よく伝わります。
(彼は家族以外とは全くしゃべりません。)

「あのうちわが欲しい」という声も聞きました。
「S君、企業のこんな仕事なら出来るん違う?」と言ってくれた人もありました。
「失語症のIさんのことをもっと知りたい」という人もいました。




テレビのお陰で
いろいろな意見をいただきました。
テレビの力ってすごいな~。テレビ

なんかいい方向に向かってそう!!


  

Posted by 0-た at 20:39Comments(2)活動報告

竹屋さんに行ってきました。

2010年01月26日

昨日、テレビの取材のお礼に
井口町の新谷竹材店さんに行ってきました。

時間かけて取材した割には
ほとんど映ってなかったのです。
ゴメンナサイタラーッ

でも、
大切にしていた竹ひご機がテレビで紹介されたことが
なによりも嬉しい!!
とおっしゃってましたピカピカ

いい人だぁ!

この日は
県内の福祉施設の方もお連れしました。
団扇の骨にするだけでは
もったいなすぎる竹です!


福祉施設の方も興味津々でしたたぬき

何かいいことが起りそうな予感です。

こんな風に手作り団扇「風のたより」が
人と人との
繋がりを作ることができて
とてもうれしく思います。

昔も今も
やさしく人を支えてくれる竹なのです!!

  

Posted by 0-た at 20:23Comments(0)活動報告

祝 放映!!

2010年01月22日

いやぁ、映っちゃいましたねー汗

手作り団扇「風のたより」。
昨日、うちわ風プロジェクトとしてテレビで取り上げていただきました。

感無量です泣き

考えてみたら、まだ本格的に活動が始まってないんですよねー。
それなのにテレビで取り上げてもらえるなんてスゴイことない???

身が引き締まり過ぎて胃がキリキリですわ。雷

まずは、4月からの講座をきっちりやって、
障害者の収入につながることが確認できたら

講師になる人、
助手をする人、
自宅で教材を作成する人、
チラシや広報紙を作成する人、
などなど

人材を育成していきたいと思ってます。

基本的には個人事業なんだけど、
みんなで助け合って講座活動をやっていきたいな。

「どんな障害の人でも入りやすく、
自分の健康管理を一番に考えて、無理をせず
確実に収入になる」

そんな事業を目指しています。

まず、IさんとS君が最初の団扇風をおこしますよー!!ガッツ

体験型の観光、なんてーのもやってみたいんす。
うちわは香川の特産品だもんね。ニコニコ

それにしても、
テレビに映ってた私、
S君の伯母さんに口紅塗られて
生肉食ったみたいじゃんガーン
ツラすぎ・・・。









  

Posted by 0-た at 11:07Comments(0)活動報告

丸亀の堀田製籠店さん

2010年01月20日

今日は、
丸亀のお城の近くにある
堀田製籠店さんに行ってきました。


ここのお母さんがめちゃめちゃいい人メロメロ
竹細工をされていたご主人が数年前に亡くなられて
ひとりでお店を守ってます。

使い込んだ竹を削ぐナタを見せてくれました。
思い出話もステキでした。

昔は凧上げ用の竹ひごがよく売れた~、
って言ってました。

そういえば、私も子どもの頃
小学校でお正月が近付くと
体育館とかで凧作りした記憶があります。

今はそんな注文はほとんどないみたい。
寂しい限りです。

店の中は竹製品が所狭しと置いてありました。
見てるだけで楽しくなりますよー。
生活雑貨から芸術品、民芸玩具などなど、
竹ってすごい!!
って感じでした。


お店のお母さんは
私たちのために
一生懸命竹ひごを作ってくれる人を探してくれました。

「お父さんが生きていたら、すぐに作ってあげるのに~」
っと言ってくれました。泣き

観音寺に作ってくださる人がいたそうです。
竹細工を趣味で作られている人だそうです。
竹ひご作りは単調で面白くないので
なかなか引き受けてくれる人がいなかったので、
本当にうれしかったです!!

手作り団扇「風のたより」は本当に
いろんな人に助けられて作られています。
香川県産の竹材と四国内の和紙にこだわって作っていますパンチ
世の中がどんなに世知辛くても
手作り団扇「風のたより」は心安らかな風を送ります。
  

Posted by 0-た at 20:40Comments(0)活動報告

TV取材の続報

2010年01月18日

昨日は、
瀬戸内海放送さんの取材の続きで
高松市井口町の新谷竹材店さんと
春からの講座の練習&打ち合わせ会を撮影しました。

新谷竹材店さんには
本当にお世話になってます!!泣き

団扇の材料の竹ひごが、なかなか手に入らないー汗
突然訪ねて行って相談したにもかかわらず、
親身に話を聞いてくれただけでなく、

今は、竹ひごを作っていなけど、
「お役に立つのなら!」と

40年前に役目を終えた
竹ひごの機械を
提供してくださる、
と申し出てくれました!!ピカピカ

おじいさんの形見の大切な宝物だそうです。

障害者の方が使うのなら、おじいさんも喜ぶ、
と言ってくれました。泣き

とはいえ、
竹ひご作りは機械を使う、と言っても
それ以外に難しい作業がたくさんあります。

今から修行して、
一日でも早く材料の竹ひごが障害者の手で作れるようになって欲しいです!!
車いすのAさんっ、よろしく頼みますよっ!!


次に長尾の造田公民館で
春からの講座で講師と助手を務める障害者のIさんとS君が
実際に講座をするための練習をしました。
S君の同級生親子の方にも参加してもらって
団扇作り体験をしてみました。

やってみると、いろいろ注意点がわかります!!

TVのカメラが入ると緊張してしまいまいたが、
IさんもS君もがんばってました。

その中で、
S君が
丸亀の堀田竹細工店にお礼の団扇を作りました。
竹ひごを自分たちで作れるようになるまで
材料の竹ひごを作ってくれる職人さんを
一生懸命探してくれたお店です。

下書き練習では三色団子の絵を描いてましたが
なぜか本番では
練習のときと違う絵になってしまいました。

でも、
これは
人と人とが繋がっていく様子をS君なりに
描いたのではないのかな・・・、
と思うのです。

S君は知的障害ではありますが、
たくさんの人が
自分を支えて助けてくれていることを
感じているようです。

近いうちに必ず堀田さんに届けるからね!


高松の竹屋さんも
丸亀の竹屋さんも
本当にありがとうございます!

そして、
これからもよろしくお願いします!


  

Posted by 0-た at 12:33Comments(0)活動報告

セカンドハンドさん

2010年01月16日

今日は、
セカンドハンドさんのイギリス視察の報告会に行きました。
チャリティの先進国を回られて
いろいろと学ばれたようです。

やり方や規模が違っても
貧困国を支援しようと、同じ志を持つもの同志、
たくさんの励ましを受けた、と話してました。スマイル

私たちも、
障害者が作り、描いた
手作り団扇「風のたより」を
県外の福祉施設に送ってますが、
自立を目指し、リハビリや職業訓練に励むもの同志
励まし合える仲間としての繋がりを感じています。
スマイル

さて、
今日は、
セカンドハンドさんの
チャリティ文化教室で
手作り団扇「風のたより」体験教室を
やらせていただくようお願いに参りました。

セカンドハンドさんは
カンボジアで学校や医療施設、職業訓練施設などなど、
たくさんの施設を建設されています。

そこで学んだり、働いたりされている
子どもたちや学生、女性たちに
励ましの手作り団扇「風のたより」を送りませんか?

ということで、
お話をさせていただきました。

受講料をセカンドハンドさんに寄付してハート
受講される方に材料の団扇を買ってもらってハート
カンボジアの人たちに送る絵手紙作りを楽しんでもらってハート
うちわを贈られるカンボジアの人たちも
喜んでもらうハート

そんな企画です。

快くご承諾くださいました。

セカンドハンドさんは香川拠点の代表的なボランティア団体さんです。
支援を受けたカンボジアの方々に
香川の団扇文化に触れてもらい、
さらに
季節の行事など、日本の生活文化を知らせてあげたいな、
と思います筆

国際支援と香川の障害者支援。
セカンドハンドさんとも
何か新しい試みが出来るかもしれません。ガッツ


4月からの講座活動がますます楽しみです!!



  

Posted by 0-た at 20:12Comments(0)活動報告

瀬戸内海放送の取材を受けました

2010年01月15日

瀬戸内海放送さんが
手作り団扇「風のたより」を取材してくれました。

春から始まる講座活動で
講師として活躍予定のIさんと
その助手を務める養護学校高等部3年のS君を
テレビで紹介してくれるそうです!


身が引き締まりますな~!!

私もインタビューされました汗

何をしゃべったか、かみまくり~の、まいあがり~、でサッパリでしたタラーッ

訴えたいことはいっぱいあったんだけど、
こんな時、何を話したらいいのか・・・・。

でも、良かったな、と思えるのは、
福祉のことだけでなく、
団扇、という伝統文化を大切に思っていることも
お話しできた、ということかな。

団扇に限らず、
昔から今に残っている伝統工芸品や伝統芸能は
代々その地方に伝わる家宝だと思っています。

大切にしていると、
必ず、最後はその宝が守ってくれる、
と思うのです。


まだ撮影が残っているので
放送日など詳しくはまた後ほど書きます!
ドキドキでっす!  

Posted by 0-た at 20:31Comments(0)活動報告

大切な誰かのために描く団扇

2010年01月12日

手作り団扇「風のたより」は
名前の通り、切手を貼って発送する
絵手紙用として作っています。メール

なので、
ぜひ、誰かのためにイラストやメッセージを描いて
送って欲しいと思っています。筆

自分のために描いて、
手元に飾っておくのも、もちろんいいのですが、
やっぱり
誰かに送って
心を通わせてほしいのです。ハート

しかも、
それが知らない土地の
知らない人だったら・・・。


風船に付けた手紙を大空に飛ばすように、

ガラスのビンに手紙を入れて大海原に流すように・・・。

夢があっていいなぁ~・・・。ピカピカ

と、思うのです!!


もちろん、大切な人に送る(贈る)のもステキです!!

「お元気ですか?」
「ありがとう!」
「ごめんなさい。」
「また会いましょう!」


携帯電話やパソコンの時代だからこそ、

天然素材の手作りの団扇で
手書きのメッセージを送りたいのです。

送る人も
受け取る人も
幸せの風を感じてもらいたいなぁ・・・。


春から
手作り団扇「風のたより」体験教室を開きます。
上手くできても、
できなくても、
誰かのために作って、
誰かのためにメッセージを描いて
ほしいと思っています。  

Posted by 0-た at 12:18Comments(0)活動報告

失語症のリハビリ

2010年01月07日

昨日、
就労移行訓練の皆さんに新年の挨拶に行きました。

年末に描かれた団扇がたくさんありました。

生活支援の利用者さんが描いてくれたものも見ました。

すっごくステキで
アイデアがいっぱいで
お正月らしいデザインの
作品が出来上がってましたメロメロ

かつての利用者さんも描いてくれました。

とても上手で感動的な作品だったので
もらって帰りました。

「失語症のリハビリを今まで以上に頑張っています」

「有がとう」

会ったことのない人なので、
誰に宛てたメッセージなのかはわかりませんが、
まるで私に送ってくれたメッセージ?
と思えてハート
じーーん、と心に染みわたりました。

この感動を多くの人に与えたい
と、強く感じたのでありました!

  

Posted by 0-た at 12:03Comments(0)活動報告

メイン活動準備開始!

2010年01月06日

今年の春から
手作り団扇「風のたより」の教室を開くことにしています。
私たちのメイン活動です。

団扇作りの体験
  +
絵手紙作り
  +
他県の福祉施設等に発送

作る楽しさ
描く楽しさ
送る楽しさ
   を味わえる教室です。

講師を務めるのは、
障害者の方で、
病気の後遺症で片マヒと失語症の障害があります。

現在養護学校高等部3年生の知的障害を持つ少年が助手を務めます。

講座の進行等は私です。

作った団扇の発送先は、参加者に合わせて
授産施設や老人施設、家族の会など
同じような境遇の方々に送りたいと考えています。


講師として活躍することで、
香川県の障害を持つ人たちの励みになるよう
がんばります!

今日は第1回目の打ち合わせ会でした。
盛り上がりました!
やる気マンマンで~す。


  

Posted by 0-た at 22:48Comments(0)活動報告

今年のまとめ

2009年12月28日

今年は転機の年でした。
去年の今頃は、仕事をしていて御用納めでした~。
長年務めた仕事を辞める最後の年末年始だったのに、
意外に全くなんの感慨もなかったな。
どちらかと言えば「せーせーする!」感じ。

やりたい事があったからね。
大物スポーツ選手もたくさん引退したし、
なんとなく自然に(限界だったからかも?)仕事を辞めちゃった。

仕事の合間にいろいろ妄想していたことが
実際動きだすと
面白いくらい次々と具体的になって
どんどん進んだ!

障害者の方の団扇作り。

まったく突飛な話にもかかわらず、受け入れて
一生懸命指導してくれた指導員の方、
少しでもキレイに作りたい、と努力してくれたり、
こんな風にしたら?とアイデアを出してくれた障害者の方々。

メッセージ作りは
本当に楽しかった。
世界に一つの絵手紙団扇「風のたより」を発送もできたし、

いろんな人に協力してもらって、
予想外に早く事が進みました。ニコニコ

ひとつやれば、次にするべき事が分かって、
またひとつ人ととの繋がりができた、

そんな年でした。

とにかく、今やっていることがこの先どんな風になるのか分かりませんが、
喜んでくれる人、応援してくれる人がいることが
最高の励みです。

たとえ失敗に終わっても、
障害者の方々の無限の可能性は確認できた、
と、確信できるように来年も頑張ろうと思います。



  

Posted by 0-た at 22:41Comments(0)活動報告

竹材店に行ってきました。

2009年12月25日

竹を取り扱っているところって
ほんっとに無いですよね~。

高松でやっている所はここぐらい?

しかも街の中!

井口町の新谷竹材店さん。

とにかくお母さんと息子さんがいい人!!

今日は年末の掻きいれ時なのにもかかわらず
お邪魔してしまいました。
角松作りのまっ最中でした
汗

我が家は角松なんぞにぁ、縁が無いもんで
のんきにお店に立ち寄ったら大迷惑でした、ゴメンナサイ泣き

今は使われなくなって久しい
めずらしい竹ひごを作る機械を見せてくれました。

現役を引退したけど、助っ人に来ていた年配のおじさんが
サクサクっと丸くて太い竹を細く割いて
機械を動かしてくれました。

機械にも驚いたけど
おじさんの鮮やかな手さばきにもびっくり!!
カッコイイでーす

元漆職人だったAさんは
今は左半身にマヒがあり、車イスですが、
とても興味深そうに見入っていました

モノ作りってやっぱりいいですよね。ニコニコ


  

Posted by 0-た at 20:01Comments(0)活動報告

活動チラシの作成

2009年12月23日

手作り団扇「風のたより」にメッセージを描いて他県の福祉施設に送るときには、
送る施設に事前にメールで発送予告をしています。
突然、誰からかわからない団扇の形をした郵便物が届いたら
ビックリして、謎の怪文書と思われたらイヤだもんね。

インターネットにHPを載せている施設を適当に選んで送っていますが、
「問い合わせ先」に一言お知らせを入れさせてもらいます。
その時、添付資料として私たちの活動について説明したチラシを付けています。

このチラシも、障害者の就労移行訓練生が作ってます!
文章だけ書いたメモを渡しただけで
何種類ものデザインを考えてくれます。
すごくオシャレで見やすいデザインです。

施設内のイベントやお知らせのポスターやチラシも作っているのですが、
プロ並みの出来です!オドロキ

才能あふれる人たちがたくさんいることに
もっと世の中が気づいてくれたら、
と思わずにはいられませんね。  

Posted by 0-た at 16:25Comments(0)活動報告

メッセージ力

2009年12月21日

障害者の方が作ってくれた
手作り団扇「風のたより」に
いろいろな障害や心に問題を抱えている人たちに
イラストやメッセージを描いてもらう活動をしています。

この活動を思いつく前に、
障害者が健常者より優っているものは何か!
と考えました。

それは、
「メッセージ力」だ!!
どんなに美辞麗句を並べてもかなわない、
障害者の方の何気なく心に浮かぶ言葉は
心の中の奥の方の、そのまた奥に
つーんと響くのです。

日本の中の一番小さな県、香川県から
小さいけれど強力なメッセージを発信できる
団扇にしたい!

そう思いついた時に
なぜか私は知らぬ間に立ち上がっていました。

「風のたより」のネーミングも
そんな思いから名付けました。  

Posted by 0-た at 11:41Comments(0)活動報告

生きている限り働く

2009年12月20日

手作り団扇「風のたより」の材料になる
竹ひごですが、
作成している所を探すのが大変です!

子どもの頃学校で習った
竹取物語の中の
竹取りの翁は、
竹を取りつつよろずのものを作ったらしいけど、
今ではそんな人はいません。

せっかく「よろずのもの」が作れるのに
誰も作らないから
竹はやっかいもの呼ばわりになってしまいました。

今まで作ってくれていた人も
かなりの高齢の方で
入院して作業をお願いするのが難しくなってしまいました。

代わりの人を探して見つかったとしても
やはり高齢の方なのです。

それにしても、
竹職人にしても団扇職人にしても
高齢になっても現役で働いています!
死ぬまで働けるって素敵です!

一度病気して、一度事故をして
体に障害が残ったらおしまい、
みたいな世の中なら誰にとっても未来がないですよ。

今、「風のたより」はとてもいい感じで出来上がっています。
障害者だけでなく
全ての人の希望になればいいな、と思っています。  

Posted by 0-た at 12:13Comments(0)活動報告