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Posted by あしたさぬき.JP at

澄んだ記憶と出会い

2011年09月28日

お遍路さんのお土産「杖のあと」は
障害のある人や高齢者のひとたちを中心に作っています。

絵手紙作りもいろいろな人たちが参加しています。



この絵は障害のある女性が描いてくれました。
まだ小さな子どもだったころ、
お兄さんが行く徳島病院について行ったときの記憶です。

初めて見た大きな建物によほどビックリしたのでしょう、
いつも同じ病院の絵を描くのだそうですオドロキ
何年経っても、そのとき感じた徳島病院の景色が頭の中に鮮明に残っているのですねスマイル



そして、絵の中には必ず
「おだいじに」の文字が。
きっと そのとき病院の看護師さんが言った言葉を覚えているのでしょうピカピカ
ステキな言葉の記憶をずーっと持ち続けているんですね。

小さな小さな窓がいっぱい並んでいます。
幼い記憶の中で、
「どの窓がお兄ちゃんの部屋なのかなぁ」、と思ったことが
絵の中に表れてるようです。

この女性のお母さんがうれしそうにお話してくれました。

とてもいい絵だと思いました泣き


今日は竹作業の日。
ひとりの若者が竹作業に挑戦しましたアップ


彼は軽度の知的障害があるのですが、
とても優秀で、機転が利いて、礼儀正しく、意欲あふれる好青年ですピカピカ
さっそく、ミニチュア金剛杖の作業に取り組んでくれました。
初めてとは思えない見事なのこぎりさばきでしたオドロキ



竹仕事に久々の若者です!!
なんだか竹師匠たちが浮かれていますニコニコ
「竹の作業は新鮮で面白いハート
と言ってくれたので、
師匠たちは、とてもうれしそうです(^O^)/。

竹細工の作業は、本当に楽しくて、気持ちが落ち着きます。
なかなか触れる機会がないですが、
少しづつ出会いが増えていってます。
お遍路さんのお土産「杖のあと」が、
人と人とをつないでくれています。  

Posted by 0-た at 16:30Comments(2)活動報告