人の中身が変わる時

2012年02月17日

去年の秋ごろから
身近な人に変化が起こり始めました。

気分がすごく沈んでいたり、
記憶があいまいだったり、
つじつまが合わないことを言ったりし始めました。

年が明けると逆に興奮しやすくなり、
イライラすることが多くなりました。



きちんと説明しようとしても
本人は真剣に自分を主張しようとがんばります。
突然の変化に周囲の人は、戸惑います。




先日、薬物依存の人たちをサポートしている方にお会いしました。
ご自身も以前薬物依存の当事者だったそうですが
興味深いのは、
「自分は薬中の時と中身は全く変わっていない、
ただ、やっていることが違うだけだ」
と、おっしゃっていました。



様々な依存症やひきこもりなどで苦しんでいる人たちがいます。
家族は、本人が目を覚まし、心を入れ替えてくれることを切望します。
でも、実はそんなことはきっと起こらないのでしょう。
日々の生活の中でいつの間にか、その場に行きついた、ということでしょうか。
その方は、「自分の意志ではないです、何も考えられないのが薬中ですから」と言ってました。



ふたつの事柄は、
「人の中身が変わる」とはどういうことだろ?
考えさせられる事柄でした。


、、、って、全く答えもわかりませんね。
それが現実だ、ということしか分かりませんでした(^^ゞ。

でも、むしろそれでいいのだ、という気持ちです。
人間は自然の一部だ、ということでしょう木


津波で1本だけ松の木が残りました。
人々はそれに希望を感じました。
その松の木が枯れました。
人々は松の木に感謝しました。
松に意思はありません。
あるのは「生命力」と「次に繋ぐ力」ですピカピカ


薬物依存者を救おうとしている方は、
自然体でした。

いいと思いました。



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