日常とお寺
2012年02月24日
たんぽぽの風企画の「みんなで作るお遍路さんのお土産」、
「杖のあと」は、
さぬき市内外の障害者施設や、高齢者やひきこもり関係の会に、
絵手紙の作成や、飾り付け、折り紙などの作業をお願いしています。
先日、その中のひとつにお伺いして、
出来上がった「折り紙お遍路さんの菅笠」を受け取りました。
すると、折り紙作業に参加してくれた、障害者の方やそのご家族が、
「これって何んという名前の笠なん?」とか
「あの杖って金剛杖っていうんや」とか
「南無大師遍照金剛ってどーゆー意味?」とか
聞いてきます。
もちろん四国遍路の地元民ですから、
お遍路さんは日常的に目にしています。
でも、昔のように、弘法大師や遍路についてお年寄りから教わることもないし、
直接関わることもほとんどないので、
「お大師っさんって、きっとスゴイ立派なお坊さん!!」
「お大師っさんを慕って、今もお遍路する人がたくさんいるんだ!」
とは、思ってはいるんでしょうが、
そこそこの年齢の人でも、案外よく知らないのです。
以前、志度寺に行った時、
御住職が「地域の人とお寺の関わりが無くなって寂しい・・・。」と言っていましたが、
なんだか実感しましたね~~~
そこで、昨日、
志度寺に行ったので、そのことを御住職にお話しして、
「もし、お願いできるのなら、みんなに弘法大師さんのことやお遍路の事をお話ししてくれませんか?」
と、ちょこっと聞いてみました
そしたら住職さんが、二つ返事で
「いいですよ
」
と答えてくれました
。
「心を込めて作るお土産作りの意味や、大切さをお話しさせてもらいます。」
そして「感謝して生きること」をお話ししたい、とおっしゃいました
日々困難の中を生きるいろいろな人たちを見ていると、
自分の無力も感じますが、
そもそも人間の無力さを実感します
もっともっと大きなる力の存在に頼って生きることが必要なんではないのかな・・・。
ってゆーか、それが当たり前だった時代がちょっと前まで日本中にあったんだよねぇ。
さっそく、志度寺さんの話を施設の方に伝えに行きましたよ
所長さんが、
「私の子供のころは、よくお寺で遊んだし、奉仕作業もしてたよぉぉ
、お寺は日常のものだったね」
と言ってました。
そこは多田副代表も通所していた知的障害の人たちの施設です。
「ウチの利用者さんは、本当に清らかな純粋な心で作業しています!是非それを見に来て欲しいし御講話も聞きたい!!」
とおっしゃいました。
お土産作りの企画が、こうして疎遠になっていた
お寺と地域を結ぶキッカケになれて本当に嬉しかったです
志度寺さんは、霊場会青年部の方で、
「いつでも呼んでください!!少人数でもお砂踏みでも、よろこんでお話しさしてもらいに行きますよ
」
と言う笑顔にしびれました
お大師っさんによって開創された四国霊場がもう少しで1200年です。
こうしてまた次の100年も繋げていきたいな~~~、と思いました。

「杖のあと」は、
さぬき市内外の障害者施設や、高齢者やひきこもり関係の会に、
絵手紙の作成や、飾り付け、折り紙などの作業をお願いしています。
先日、その中のひとつにお伺いして、
出来上がった「折り紙お遍路さんの菅笠」を受け取りました。
すると、折り紙作業に参加してくれた、障害者の方やそのご家族が、
「これって何んという名前の笠なん?」とか
「あの杖って金剛杖っていうんや」とか
「南無大師遍照金剛ってどーゆー意味?」とか
聞いてきます。
もちろん四国遍路の地元民ですから、
お遍路さんは日常的に目にしています。
でも、昔のように、弘法大師や遍路についてお年寄りから教わることもないし、
直接関わることもほとんどないので、
「お大師っさんって、きっとスゴイ立派なお坊さん!!」
「お大師っさんを慕って、今もお遍路する人がたくさんいるんだ!」
とは、思ってはいるんでしょうが、
そこそこの年齢の人でも、案外よく知らないのです。
以前、志度寺に行った時、
御住職が「地域の人とお寺の関わりが無くなって寂しい・・・。」と言っていましたが、
なんだか実感しましたね~~~

そこで、昨日、
志度寺に行ったので、そのことを御住職にお話しして、
「もし、お願いできるのなら、みんなに弘法大師さんのことやお遍路の事をお話ししてくれませんか?」
と、ちょこっと聞いてみました

そしたら住職さんが、二つ返事で
「いいですよ


と答えてくれました

「心を込めて作るお土産作りの意味や、大切さをお話しさせてもらいます。」
そして「感謝して生きること」をお話ししたい、とおっしゃいました

日々困難の中を生きるいろいろな人たちを見ていると、
自分の無力も感じますが、
そもそも人間の無力さを実感します

もっともっと大きなる力の存在に頼って生きることが必要なんではないのかな・・・。
ってゆーか、それが当たり前だった時代がちょっと前まで日本中にあったんだよねぇ。
さっそく、志度寺さんの話を施設の方に伝えに行きましたよ

所長さんが、
「私の子供のころは、よくお寺で遊んだし、奉仕作業もしてたよぉぉ

と言ってました。
そこは多田副代表も通所していた知的障害の人たちの施設です。
「ウチの利用者さんは、本当に清らかな純粋な心で作業しています!是非それを見に来て欲しいし御講話も聞きたい!!」
とおっしゃいました。
お土産作りの企画が、こうして疎遠になっていた
お寺と地域を結ぶキッカケになれて本当に嬉しかったです

志度寺さんは、霊場会青年部の方で、
「いつでも呼んでください!!少人数でもお砂踏みでも、よろこんでお話しさしてもらいに行きますよ

と言う笑顔にしびれました

お大師っさんによって開創された四国霊場がもう少しで1200年です。
こうしてまた次の100年も繋げていきたいな~~~、と思いました。

Posted by 0-た at 11:29│Comments(2)
│活動報告
この記事へのコメント
すごい~(^O^)/
行動を起こせば、何かが始まっていきますね
お寺、、、私もお寺にある保育所に通ってたんで、境内で遊んでた記憶があります。
でも、お遍路とかお大師さん、確かに詳しいことは知らない(--〆)
Tsubakiもお年寄りと触れ合う機会がおおいので、しっかり伝授してもらわなきゃね(^^ゞ
行動を起こせば、何かが始まっていきますね
お寺、、、私もお寺にある保育所に通ってたんで、境内で遊んでた記憶があります。
でも、お遍路とかお大師さん、確かに詳しいことは知らない(--〆)
Tsubakiもお年寄りと触れ合う機会がおおいので、しっかり伝授してもらわなきゃね(^^ゞ
Posted by tsubaki
at 2012年02月24日 23:02

tsubaki様
そーなんですよぉ!話が展開していくんですよね~、不思議と(*^。^*)。
これも大いなる力が働いているからでしょう!
霊場会さんはケイタリングお砂踏みを行ってるそうですよ。
体力的にお遍路に出ることが難しい老人福祉施設に慰問していて、
お年寄りには大変喜ばれてるそうです。
よかったらオーナーメッセージに入れてください(^_-)-☆。
お話し通しますヨ!
そーなんですよぉ!話が展開していくんですよね~、不思議と(*^。^*)。
これも大いなる力が働いているからでしょう!
霊場会さんはケイタリングお砂踏みを行ってるそうですよ。
体力的にお遍路に出ることが難しい老人福祉施設に慰問していて、
お年寄りには大変喜ばれてるそうです。
よかったらオーナーメッセージに入れてください(^_-)-☆。
お話し通しますヨ!
Posted by 0-た
at 2012年02月25日 12:18
