秋祭り

2010年09月23日

毎年この季節は緊張します。
地区の秋祭りの段取りが始まります。
部落ごとに太鼓台を持っていて、
乗り子は小学4、5年生。
去年からうちの子どもが該当です。

乗り子の母は大変!
参加者の賄い料理を必死で作ります。
子どもの数が年々減って、当然母の数も減ります。
太鼓台の担ぎ手の数は変わらないから、
一人当たりの作業量が増大する一方だガーン

うちの息子も、あまり積極的な乗り子願望はない・・・。
私も肩の故障で、大きな鍋が持てない状況・・・。
今年は申し込みを辞退させてもらった。

・・・・、乗り子の人数が足りないらしい。

乗り子不足はますます深刻化、緊急化している。
それは以前から分かっていたことだろうけど、
なんとか毎年人数を揃えて、問題を先送りにしてきたみたい。
たぶん、うちの家が乗り子を出したら、例年通り過ぎていくんだろう・・・。
だけど、数年後には下の子が該当してくる。
その頃は、どうあがいても足りなくなっているんです。
そうなると今の4年5年(しかも本宮は男のみ)だけでは絶対存続できないから
他の学年も引っ張られることになるんでしょうね。

この苦しい賄い作業も、2年間の辛抱と思ってやってるけど、
3~6年とかになるんなら勘弁して欲しいと思う。
仕事や体調などの理由で親が賄い作業を敬遠して乗り子を辞退する家もあるだろうし、
無理やりやらされてる感が漂って、子どもも楽しめない感じになりそう。

祭を存続させるために、きちんと策を練らないとダメなんじゃないのかな。
地域の行事として「祭りは絶対!」と思ってる人と
無くなっても仕方ないね~、と思ってる人との温度差はスゴイ。
落とし所を見つけないと、現代の祭り事情は「伝統」だけでは片付かない。
「続ける」ことが目的になってしまった祭りは寂しい・・・。

「いままで」と「これから」をよく考えて、
祭り本来の意味を思い出したいなー、と思い
賄い作業省力化対策をお願いしています。
既得権者の抵抗は目に見えてるけど、できることから始めないと。

この地区での来年の新1年生は、うちの子一人だけかもしれない・・・。

学校の統廃合は進んでいくけど、祭りも統廃合する時代が来るんかな???



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