八栗さんで初めて見ました。
2012年01月04日
今日から仕事始めですが、
明けましておめでとうございます。
毎年屋島寺に行くのですが、
今年は久々に八栗寺に初詣。
子どもの頃はいつも八栗さんに登ってました。
参道は今みたいにキレイに整備されてなくて、
とーっても歩きにくいし、危険な場所がいっぱいのワイルド道だったと思います。
それでも晴れ着を着た若い娘さんからお年寄りまで
ケーブルを使わずがんばって歩いて登っている人たちでいっぱいでした。
今は道もきれいで歩きやすいのですが、以前ほどのにぎわいはなく、ぼちぼちの人出でした。
もちろん、着物好きの私は着物を着て歩きましたヨ
汗だく、ヨロけて転んでもいいように晴れ着ではない着物だったので
ここではアップしませんぜ。
着物を着た人を一人だけ見ましたが、
あとは洋服、それも普段着っぽい人ばかりでしたね(=_=)。
服を変えるだけでも新まった気持ちが更に倍増すると思うんだけどな~~~
天気も良くて、一通り廻った後、下りは楽してケーブルで
ケーブル駅の近くに本坊があって、
みんな通り過ぎて行ってるけど、門が開いて中まで入れるようでした。
誰も入っていないので、恐る恐るコソ泥のように入ってみると、
アラっ、素敵

お庭も建物も、そして見上げる五剣山
なーんとビュテホゥゥー!!

見事な彫刻の門!

よく見ると仙人が・・・。
右手で左耳をほじってるの???
なんか意味があるのかなぁ、このポーズ?
お遍路さんのお土産事業に関わるようになるまで、
こんなにマジマジと建物や景色を見たことなかったのですが、
本当に身近にある歴史や文化、日本人の技術や美意識に改めて感動したのでありました
屋島ケーブルがなくなる時、
四国ケーブルに移管するよう働きかけもあったようですが、
経営的にムリだったそうで、屋島ケーブルの灯は消えてしまいました。
四国ケーブルさんは雲辺寺のロープウエイなどを運行しているところですが、
参拝客だけでは利用者が少なすぎるので、スキー場も経営しているとか・・・。
四国霊場開創1200年が近いというのに、参拝客が減少するばかりとは
残念な気持ちでいっぱいです。
経済成長優先で、心のよりどころより、お金の儲け方ばかり求めていたのではないのかな。
大きな震災に見舞われた日本にとって、
復興の道のりはどれほどか、被災された方たちにとって途方もない道のりだと思います。
町が元通りになる前に、心が萎えてしまわないように
昔の日本人の心を取り戻してみたらどうでしょう。
国や法律や制度に頼るばかりでなく、
お遍路さんがお接待を頼ったように、
人の優しさに遠慮なく頼り、
人にやさしくすることで、自分の徳を高め、
お互いに進んでいけるように、
昔の人の暮らし方を見直したらいいのにな、と思うのです。
八栗寺の本坊の見事な彫刻を見ながら、
この欄間職人は、「少しでも高く売り値を付けてやろう」などと思って彫ったのではなく、
身を清め、心を清め、無心で高みを目指し彫り進めたのだろう。
1200年続く札所にふさわしい、心落ち着く門でした。
明けましておめでとうございます。
毎年屋島寺に行くのですが、
今年は久々に八栗寺に初詣。
子どもの頃はいつも八栗さんに登ってました。
参道は今みたいにキレイに整備されてなくて、
とーっても歩きにくいし、危険な場所がいっぱいのワイルド道だったと思います。
それでも晴れ着を着た若い娘さんからお年寄りまで
ケーブルを使わずがんばって歩いて登っている人たちでいっぱいでした。
今は道もきれいで歩きやすいのですが、以前ほどのにぎわいはなく、ぼちぼちの人出でした。
もちろん、着物好きの私は着物を着て歩きましたヨ

汗だく、ヨロけて転んでもいいように晴れ着ではない着物だったので
ここではアップしませんぜ。
着物を着た人を一人だけ見ましたが、
あとは洋服、それも普段着っぽい人ばかりでしたね(=_=)。
服を変えるだけでも新まった気持ちが更に倍増すると思うんだけどな~~~

天気も良くて、一通り廻った後、下りは楽してケーブルで

ケーブル駅の近くに本坊があって、
みんな通り過ぎて行ってるけど、門が開いて中まで入れるようでした。
誰も入っていないので、恐る恐るコソ泥のように入ってみると、
アラっ、素敵


お庭も建物も、そして見上げる五剣山

なーんとビュテホゥゥー!!

見事な彫刻の門!

よく見ると仙人が・・・。
右手で左耳をほじってるの???
なんか意味があるのかなぁ、このポーズ?
お遍路さんのお土産事業に関わるようになるまで、
こんなにマジマジと建物や景色を見たことなかったのですが、
本当に身近にある歴史や文化、日本人の技術や美意識に改めて感動したのでありました

屋島ケーブルがなくなる時、
四国ケーブルに移管するよう働きかけもあったようですが、
経営的にムリだったそうで、屋島ケーブルの灯は消えてしまいました。
四国ケーブルさんは雲辺寺のロープウエイなどを運行しているところですが、
参拝客だけでは利用者が少なすぎるので、スキー場も経営しているとか・・・。
四国霊場開創1200年が近いというのに、参拝客が減少するばかりとは
残念な気持ちでいっぱいです。
経済成長優先で、心のよりどころより、お金の儲け方ばかり求めていたのではないのかな。
大きな震災に見舞われた日本にとって、
復興の道のりはどれほどか、被災された方たちにとって途方もない道のりだと思います。
町が元通りになる前に、心が萎えてしまわないように
昔の日本人の心を取り戻してみたらどうでしょう。
国や法律や制度に頼るばかりでなく、
お遍路さんがお接待を頼ったように、
人の優しさに遠慮なく頼り、
人にやさしくすることで、自分の徳を高め、
お互いに進んでいけるように、
昔の人の暮らし方を見直したらいいのにな、と思うのです。
八栗寺の本坊の見事な彫刻を見ながら、
この欄間職人は、「少しでも高く売り値を付けてやろう」などと思って彫ったのではなく、
身を清め、心を清め、無心で高みを目指し彫り進めたのだろう。
1200年続く札所にふさわしい、心落ち着く門でした。