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Posted by あしたさぬき.JP at

商工会議所での三味線演奏

2012年05月13日

昨日、商工会議所青年部さんの集まりの席で、
うちの愚息が三味線を弾きました。



商工会議所の皆さんは、日々地元香川を元気にしようと努力されています。


伝統芸能は、古臭く、地味に思われているかもしれませんが、
決して色あせたり、魅力がないものではありません。

「うどん県」で盛り上がる香川県ですが、
うどん音頭を踊るにしても、
生の演奏が入ると入らないでは全然違います!!

いくら「国際観光」と叫んでも、
日本の伝統文化を軽んじているようでは、真の観光資源として通用しません。
行く先々で、日本的な雰囲気を味わい、その地方ならではの伝統文化に触れることができてこその国際観光です。

その事を知っていただくために、演奏しました。

けれども、伝統を受け継ぐということは、そんなに簡単なことではありませんガーン
時間もお金もかかるし、粘り強い関係者の努力や志がなくてはなりません。
なにより、それを担う子どもたちが育たなければならないのです。

ところが、日本の教育現場では、伝統芸能を取り入れようにも人材も資金もありません。
挙句の果てに、「ヒップホップ」導入です。
教員の検定試験を行うそうですねダウン

日本の民謡でも、阿波踊りの男踊りや、シカシカ踊り、東北の手踊りなど、
ものすごい体力勝負の踊りはたくさんあります。(ほぼコサックダンスですw)
こんなんで日本人のアイデンティティーを育てられるワケないと思うのですが、
現実的に、教育現場で伝統音楽や伝統芸能を学ぶことは難しいのでしょうタラーッ

原因は教育だけではないと思います!!
改革しなければならないところはたくさんありますダッシュ
「日本人が日本文化を継承する」には努力無しにはできないことを、多くの人はあまり意識していません。
誰かがやってくれるだろう、自分には関係ない、と思っている人がほとんどです。


商工会議所の方々に
「日本に海外からお客様をお迎えできるよう、魅力ある町にするには、こんな努力も必要だ」
と思っていただけたら幸いです。

ステージママは、傍らでヒヤヒヤしながらもそう感じたのでありまする祭りうちわ  

Posted by 0-た at 13:08Comments(0)日記