障害に合わせた作業補助具

2011年09月15日

たんぽぽの風企画が製作しているお遍路さんのお土産「杖のあと」。

かがわ総合リハビリテーションセンターの就労訓練でも製作してもらってます。

先日、作業風景を見せてもらいました。

同センター内の成人就労支援の作業訓練には様々な障害がある人が通われています。
事故や病気による身体障害、高次脳機能障害、発達障害、精神障害などなど・・・。
それぞれ特徴や障害の程度が違います。



「杖のあと」のパッケージ用の台紙を作ってもらいます。
絵手紙を挟み入れるよう、カッターで数か所の切り込みを入れる作業です。
型抜きの機械ですれば簡単にできる作業ですが、
ひとつひとつ手で切り込みを入れます。

障害に合わせた作業補助具

H指導員が一生懸命考えて作ってくれた「作業補助具ピカピカ」。
「誰が作っても出来上がりが同じになるように工夫します。」とおっしゃっていました。

この日は、左半身マヒの男性が作業していました。
切り込みに合わせて金具を固定しています。
台座を回しながら、片手でも作業できるように工夫されていますオドロキ

男性は
「カッターで切り込みを入れるのは、力が要りますが、好きな作業です!」と言ってくれました泣き

一枚、一枚、台紙を補助具に差し入れ、金具で留めながらの作業です。
時間もかかり、大変です汗
一枚につき4か所の切り込みを入れなければなりませんタラーッ

お遍路さんがお寺を一つ一つ巡るように、
一つ一つ作業していくのです。
お遍路さんの気持ちになって作業をします木

訓練生の人たちと

「これは御利益あるでー!!」と笑い合いました。

障害者の職業訓練は、指導員さんと訓練生の二人三脚なのです。
若い訓練生が、H指導員に
「Hさんが一番御利益受けなイカンハート」と言ってました。
Hさん、照れながらうれしそうニコニコ


「杖のあと」の絵手紙作業も進んでいますアップ

就労訓練の卒業生
Kさんの作品

障害に合わせた作業補助具

Sさんの作品

障害に合わせた作業補助具

どちらもとてもステキな仕上がりですピカピカ

早くお店に並べたいなぁ・・・、眺めるだけでも楽しいです太陽


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