国際支援付き手作り団扇教室

2010年08月12日

今週、さぬき市の中学校で手作り団扇「風のたより」教室を開いてきました。
今回は、途上国の支援をしている公益社団法人セカンドハンドさんと共催。
いつもの団扇教室に
セカンドハンドさんが就学支援しているカンボジアの中学生あてに
手作り団扇を贈る、国際支援を兼ねた講座です。

夏休み中なのに集まってくれた中学生は生徒会を中心とした子どもたち。
講師の石原代表の作り方の見本作業を見て、
サクサク作ってました。
国際支援付き手作り団扇教室

糊が乾燥するまでの間にカンボジアについてのお話を聞きました。
19歳の中学生について皆で考えました。
家族を支えるため学校へ行けず、
セカンドハンドの支援を受けて、やっと学校に通えるようになった、
日本の生活との違いを学びました。

その後、団扇を完成させて、
いよいよカンボジアの中学生に贈るメッセージの作成。
「日本の文化を伝えてあげて」と講師の先生の言葉。
みんな悩みに悩んで、
クラブ活動のテニスや野球、スイカや花火、
日本的なところでは相撲や空手なんかも。
わいわい楽しく考えイラストやメッセージを描いていました。

なんといっても
宛名をクメール語で書いたところ!
謎の石板文字みたいに複雑なクメール語を
初めて見たはずなのにスラスラ、スラスラ。
「カンボジアの友へ」と書きました。
子どもの脳はやわらかい!!
大人には絶対書けませんガーン

この時期英語以外の言語に触れることも大事ですよね。
世界がグッと近づいた!
涼しい季節になった頃、カンボジアから返事が届くはず・・・。

国際支援付き手作り団扇教室

教室内は完全ノーマライゼーション!
団扇作りは障害者の石原さんと助手の翔平くん担当です。
中学生たちは、全く障害のことを忘れて、自然に二人と接していました。
感動的な光景です!

障害者が意識されることなく、
ごくごく普通にその場に存在すること、
これが夢でした。
たんぽぽを作って良かったなー、
と思った瞬間でした。

もっと、もっと、たくさんの学校で開きたいな…。
もちろん、ちゃんと講師料もいただきました。
知的障害の翔平くんも、
とっても満足な一日でした。
挨拶も上手に出来てたヨニコニコ
これからも世界の人のためにがんばる翔平くん18歳です!



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この記事へのコメント
なんかとてもいい話ですね。
カンボジアって国には興味あります。遺跡とか、内戦の激しかった時のこととか(「キリング・フィールド」って映画が忘れられない)
いまだに地雷が埋まっている場所とかそのために障がいを負う人とかいるのでしょうね。
Posted by やぶくんやぶくん at 2010年08月13日 00:13
ありがとうございます!
とってもよかったんですよ~、講座!
障害者も人の役に立ちたいんですヨ。
それが叶ったし、
障害のある人ない人関係ない空間もできたし、
子どもたちは純粋にカンボジアを学んだし、
大人も子供も障害者も健常者も
みんな満足して帰りました。
やって良かったです!
クメール語流行らせたいな。
Posted by 0-た0-た at 2010年08月13日 08:34
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